スーツ(SUITS)

スーツ(SUITS) シーズン5第1話<拒絶>のあらすじと感想

更新日:

前回までのあらすじ

ウッドオールがフォースマンから不正に金を受け取っていた疑惑を調査していたケイヒルは、証拠を得ることが出来ず苦戦していました。

ケイヒルから調査を依頼されたハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)は、マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)にウッドオールの大切な人を探し出せと命じます。そこにフォースマンからの金が流れているとハーヴィーは確信していました。

(12年前)
地方検事補であったハーヴィーは、弟マーカスからレストラン開店の資金援助を依頼されます。金の無いハーヴィーは、大金で転職を誘われていたフォースマンの話に乗ります。

しかしフォースマンはハーヴィーから情報を得て、不正に株で大儲けをします。

これに激怒したハーヴィーは転職話を白紙に戻しますが、フォースマンはすでにマーカスに金を渡していました。

これでハーヴィーは共犯とされてしまいます。

(現在)
マイクがウッドオールの前妻を探し、アルツハイマーの治療にフォースマンの金が使われていることを突き止めます。

ハーヴィーはフォースマンを売るようにウッドオールに取引を持ち掛けます。
ハーヴィーの部屋を訪れたフォースマンは、油断して自分の犯罪を語ります。

しかしその会話は録音されていて、ケイヒルがフォースマンを逮捕します。

スポンサーリンク

スーツ(SUITS) シーズン5第1話のあらすじ

ハーヴィーの秘書を辞めることを決意したドナ・ポールセン(サラ・ラファティ)は、ハーヴィーに新しい秘書を見付ける期間として、2週間は秘書業務を続けると申し出ます。

ハーヴィーは2週間も要らないので、すぐにルイス・リット(リック・ホフマン)の秘書になればよいと突き放します。

これを見ていたマイクはハーヴィーを窘めますが、ドナとルイスは直ぐに喧嘩をして戻ってくると高をくくります。

ドナがルイスの秘書になりたいと言うと、ルイスは疑いのまなざしを向けます。

マイクを専属アソシエイツにしようとした時も裏切られているトラウマからドナを信用しません。

しかしドナが本気であることを知ったルイスは、ハーヴィーに確認に行きます。

ハーヴィーは素っ気ない態度で、ドナを手放すことを約束します。
 

顧客スラッタリーとの打ち合わせに遅れたハーヴィーを、ジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)が呼びに来ます。

トイレで具合が悪そうなハーヴィーは会議室に向かいます。

スラッタリーの会社は倒産寸前ですが、新規契約を6週間後に得れるので、それまで債権者に支払いを待ってもらえれば会社は持ちこたえるとスラッタリーは説明します。
 

ハーヴィーは最大債権者に他の債権を買い取るように迫ります。
そして最大債権者を脅して、8週間の支払い猶予を認めさせます。

これでスラッタリーの会社は守られたように思えましたが、レイチェル・ゼイン(メーガン・マークル)が債権者リストを間違えてプリントアウトしたことから、ハーヴィーの計画は失敗に終わります。

レイチェルに激怒するハーヴィーでしたが、ドナの代わりに秘書業務をしたレイチェルを責めるのはフェアではないとマイクに反論されます。

ハーヴィーは自分の非を認め、スラッタリーの会社を倒産させて新しい事業を始めるように伝えます。
 

一方、ドナの働きに感謝するルイスでしたが、ドナの引き出しに秘書面接の書類を見付けて疑心暗鬼になります。

ドナがハーヴィーの秘書に戻るつもりだと勘違いして、ドナに辛くあたります。

疑心暗鬼のルイスの誤解を解くために、ドナはハーヴィーと長年行ってきた勝利の儀式をルイスとも行います。

そして“チームリット”と書かれたケーキを用意し、2人の信頼関係は強いものになります。
 

ドナを失ったハーヴィーは、急な吐き気をもよおすことが度々ありました。

精神科医アガード(クリスティーナ・コール)のセラピーを受けると、ドナを失ったショックでパニック症に陥ったと診断されます。

ハーヴィーはそれを頑なに認めませんでしたが、アガードからドナが居なくなったことを認知すれば、パニック症は和らぐと伝えられます。

スーツ(SUITS) シーズン5第1話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ドナを失ったハーヴィーの体調の変化です。

ルイスとドナが上手く行くわけがないと余裕な態度のハーヴィーでしたが、ドナが本気であることを感じます。

この頃から、パニック症の症状が出始めます。

ドナがすぐに帰ってくると考えて、新しい秘書を雇わず仕事にミスが出ます。

この時、秘書替わりのレイチェルのミスを責めますが、マイクに窘められて我に返ります。

やはりハーヴィーの気持ちを一番わかっているのはマイクで、マイクの言葉にはハーヴィーも耳を傾けるようです。

それにしてもハーヴィーが精神科医のセラピーを受けに行くとは意外でした。

セラピーを受けても精神科医アガードの言うことを聞かない点は、ハーヴィーらしいと言えます。

精神科医のアガードはハーヴィーに、ずけずけとものを言ってよい味を出しています。

そしてハーヴィーの心の中を的確に理解して、アドバイスを送ります。

自分の心を見透かされていることで、ハーヴィーはより一層反発します。

今後のストーリーでは、アガードの役割が大きくなるように思えます。アガードとハーヴィーのやり取りが楽しみになります。
 

-スーツ(SUITS)

Copyright© 海外ドラマで一息つこう! , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.