前回までのあらすじ
ハーヴィーがルイスを殴った件について、ハーヴィーは処分を免れます。
しかしその直後、ジャックがダニエル・ハードマン(デヴィッド・コスタビル)を復帰させることを提案します。
それを聞いたジェシカは激怒して、その提案を却下しますが、その直後にハードマンが訪ねて来ます。
ハードマンはピアソン・スペクター・リット法律事務所が顧問契約をしている企業を買収して、顧問契約を切ると告げます。
ハードマンが狙っている企業がマッカーノン社であることが判明し、ハーヴィーとマイクはマッカーノン社の株を買い占めて非上場にする計画を立てます。
大量の資金を得ることに成功したハーヴィー達ですが、ハードマンには資金を潤沢に持っている黒幕がついていました。
黒幕フォースマンは、ハーヴィーが事務所を辞任すれば手を引くと提案します。
スポンサーリンク
スーツ シーズン5第10話のあらすじ
悪友トレヴァーがマイクの偽経歴をある人物に話したことを聞いて、マイクはその人物に会いに行くことに決めます。
マイクは自分の少年時代を回想します。
(マイクの回想)
少年マイクは両親を交通事故で亡くし、葬式に参列していました。一人で悲しむマイクにウォーカー牧師が近寄ります。
孤児になることを不安に思うマイクに、ウォーカー牧師はマイクにはおばあさんがいるから大丈夫だと励まします。
数年後、ティーンエージャーに成長したマイクに祖母が苦言を述べます。
ウォーカー牧師からマイクが授業をさぼったとの連絡が入ったからです。
反抗期のマイクは祖母にも悪態をつきますが、ウォーカー牧師が教師を務める社会科で落第点をつけると聞かされ、ウォーカー牧師を訪ねます。
ウォーカー牧師は父兄参観があったので授業をさぼった気持ちは分かるが、最近のマイクの態度は悪すぎるとマイクを諫めます。
それでもマイクはテストが満点なので落第点は不当だと主張します。
ウォーカー牧師は落第点を受け入れるか、それとも停学になるのかを選べとマイクに迫ります。
一方、ハーヴィーはアガードのカウンセリングを受けていました。
母親に対するトラウマについて語るハーヴィーも自分の過去を回想していました。
(ハーヴィーの回想)
大学生のハーヴィーは夏休みに自宅へ戻り、母親の不倫現場を目撃します。
父親へ事実を伝えに行こうとしますが、父親と話をしていると母親の不倫を話せなくなりました。
翌日、家族が集まって会話をしていましたが、母親が何事も無いようにふるまう姿を見てハーヴィーは皆に悪態をついて家を飛び出します。
その足でボクシングジムへ行き、トレーニングを積んでいると、父親がリングに上がってきました。
先程のハーヴィーの態度を反省させようとする父親に対し、ハーヴィーは耐えきれなくなり母親の不倫を暴露してしまします。
翌日、母親は家を出て行きます。
(現在)
過去のトラウマを聞いたアガードは、ハーヴィーは過去に自分の家族を壊してしまったトラウマを抱えていると説明します。
そして今回はフォースマンの怨みを買って、家族同然の事務所を崩壊の危機に直面させたことに責任を感じていると分析します。
ハーヴィーはフォースマンの申し出を受けて、事務所を辞任すべきかとアガードに聞きます。
アガードは事務所を守るために辞表を出してもジェシカは理解すると言います。
その頃、事務所ではジェシカの解任を求める提案をソロフが行い、パートナー達の投票が始まります。
ジェシカは自分が解任される覚悟をしていましたが、そこにハーヴィーが現れます。
ハードマンに資金提供をしていた黒幕が手を引いたことを伝えたハーヴィーは、これでピアソン・スペクター・リット法律事務所は大丈夫だと説明します。
この言葉を聞いてソロフ意外のパートナー全員が、ジェシカの解任に反対票を入れます。
一方、トレヴァーがマイクの偽経歴をウォーカー牧師に告白したことを聞いたマイクは、ウォーカー牧師を訪ねます。
偽経歴を懺悔して助言を求めたいというマイクに対し、マイクは自分のしていることに反省もしていないし、偽経歴のことが漏れないかを気にしているだけだと一刀両断します。
図星のマイクは泣きながら今の状況が怖いと、本音をウォーカー牧師に伝えます。
ウォーカー牧師は教会の図書館にマイクを連れて行きます。
マイクの母親と祖母が寄付をした本棚とマイクの思い出の詰まった絵本を見付けた時、マイクは弁護士を辞める決意をします。
事務所に戻り、辞表を提出したマイクに対し、ハーヴィーは良く決心したとハグをします。
荷物を纏めて事務所を出ようとしたマイクを2人の男が呼び止めます。
2人は連保捜査局の職員で、マイクは偽弁護士の罪で逮捕されます。
スーツ シーズン5第10話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、遂にマイクの偽経歴がバレて逮捕されてしまう場面です。
今までも何度も大きなピンチがありましたが、警察が登場するのは初めてです。
マイクが過去のトラウマから決別し、偽弁護士稼業から足を洗おうと決心した直後に捜査員がマイクを逮捕します。
ピンチを何度も乗り切ってきたマイクとハーヴィーですが、今回は連邦捜査局が相手でそう簡単には逃れそうにありません。
マイクの偽経歴を誰が密告したのか、それも非常に気になります。
マイクの逮捕で芋づる式にハーヴィー、ジェシカ、ルイスなども捕まってしまうのか、今後のストーリー展開から目が離せません。
一方で、ハーヴィーも過去のトラウマから解放されます。
アガードの登場が大きく貢献していると思いますが、ハーヴィーの過去が詳細に分かるエピソードでした。
ハーヴィーもフォースマンとの過去を清算出来たようで一安心しましたが、ピアソン・スペクター・リット法律事務所を辞めることになりそうです。
マイクは逮捕され、ハーヴィーは事務所を辞めた現状、このあとのストーリーがどのような方向に行くのか全く予想が付きません。
ハーヴィーとマイクの行動が非常にきになります。
読み終わったら