前回までのあらすじ
マイクは自分の弁護を自身で行います。
法廷に冤罪から救ったクリフォードの母親を呼び、陪審員の心を掴みます。
さらに最終弁論ではこれからは困った人々を助けることに一生を捧げたいと言い、陪審員から共感を得ます。ギブスも最終弁論で熱弁を奮い、判決の行方は分からなくなります。
陪審員の結審まで時間が掛かりますが、その間にギブスはマイクに取引を持ち掛けます。罪を認めれば懲役2年で、仲間達は起訴しないとギブスは提案します。
その頃、ルイスはギブスにハーヴィーを売って起訴を免れようとしますが、証拠がなければ取引できないとギブスに言われてしまいます。
ルイスはハーヴィーに自首するように迫ります。ハーヴィーは激怒しますが、その後、皆を守るために自分が自首することを考えます。
マイクは行きがかり上、他人の裁判の弁護を引き受けますが、その依頼人が仲間を売って検事と取引するのを見て、ギブスに取引を申し出ます。
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スーツ シーズン5第16話のあらすじ
ハーヴィーが検事局に駆け付けると、マイクは既にギブスと取引を終えた後でした。
マイクは2年間の懲役を受け入れる代わりに、ハーヴィー達を守ったのでした。
ハーヴィーは激怒して裁判官に取引の無効を主張しますが、マイクはそれを遮り取引を押し通します。
裁判官はマイクに対し、72時間以内に刑務所へ出頭するように命じます。
マイクの取引を聞いたレイチェルは取り乱しマイクを責めますが、マイクの判断は変わりません。
事務所に戻ったハーヴィーはドナに陪審長の住所を調べさせます。
陪審長の職場を訪れたハーヴィーは、裁決は無罪だったことを知ります。
陪審長はマイクが偽弁護士であることは明白だが、世の中のために働いていることを評価して刑務所に送らない判断をしたと説明します。
それを聞いたハーヴィーは今からでもマイクを無罪にしようと躍起になります。
ギブスに大きな手柄を上げて、マイクを刑務所に入れない方法を考えます。
ドナのアドバイスもあり、リバティー鉄道の不正を告発しようと考えます。
リバティー鉄道の顧問弁護士エヴァンに自分の顧客を5社渡すので協力して欲しいと頼みます。
エヴァンはピアソン・スペクター・リット法律事務所所属の弁護士を引き抜くことを条件にします。
ハーヴィーはそのことの許可を得るためにジェシカに相談しますが、ジェシカは首を横に振ります。
そこへルイスが現れ、どのような犠牲を払ってもマイクを守ろうと主張します。
ギブスに取引を求めたハーヴィーですが、ギブスは全く相手にしません。
理由を聞くとハーヴィーが憎いからとギブスは言います。
自宅に戻ったハーヴィーをマイクが待ち構えます。
刑務所に入る前にレイチェルと結婚式を挙げるので、付添人になるように頼みに来ていたのでした。
ハーヴィーはわざと喧嘩腰になり、裁決を待てば無罪だったことをマイクに告げます。
そしてギブスに電話して自分を売れとマイクに迫ります。
マイクがそれを拒否すると、ハーヴィーはマイクを挑発して自分を殴らせようとします。
マイクはハーヴィーを殴りますが、ハーヴィーを売ることは出来ないと泣き崩れてしまいます。
翌朝、教会でレイチェルとマイクの結婚式が行われます。
結婚に反対していたレイチェルの両親もジェシカの説得のお陰で式に出席していました。
レイチェルの両親の悲しそうな表情を見て、マイクはレイチェルに結婚は出所した後にしたいと申し出ます。
レイチェルは泣きながらそれを受け止めます。
教会の外へ出るとハーヴィーが車の前で待ち構えていました。
ハーヴィーはマイクを刑務所まで送ります。
マイクが刑務所に入る前に、2人は過去を振り返りながら話をします。
そして過去に戻れても、もう一度同じように一緒に働くであろうと2人は言います。
そしてマイクは刑務所の門をくぐります。
スーツ シーズン5第16話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、はやりハーヴィーとマイクの絆の強さが分かるシーンです。
マイクが取引をした後もハーヴィーはマイクを刑務所に入れないために奔走します。
そしてピアソン・スペクター・リット法律事務所が危機に陥るような取引もしようとします。
一方マイクはハーヴィーに自分を売れと言われても、絶対にそれを受け入れません。
2人がお互いを思う気持ちが凄く伝わってくる場面が連続します。
一方でマイクの裁判で事務所からは多くの人間が逃げ出します。
ジャックまでリチャード・ゼインの事務所へ移籍します。
そのような危機の中でもジェシカやルイスは犠牲を払ってでもマイクを助けようとします。
ようやく3人の心が一致団結したようです。
折角、一致団結した3人ですが、事務所からは社員が皆消えてしまうシーンで、今回のエピソードは終わります。
次回のシーズンで3人がどのようにして事務所を立て直すか、そしてマイクは刑務所から無事出てくれるのか非常に気になるところです。
シーズン6が待ち遠しいストーリー展開になりました。
読み終わったら