前回までのあらすじ
ハーヴィーは宿敵トラヴィスとの訴訟に取り掛かります。
ハーヴィーのパニック症を心配するマイクでしたが、ハーヴィーはやる気満々でした。
元従業員アリッサを訴えたハーヴィーの依頼人ティムは、アリッサが自分の会社で開発した製品を販売していると主張します。
アリッサの代理人トラヴィスは和解を申し出ますが、ハーヴィーは拒否します。
アリッサの過去の軽犯罪を刑事告訴までしたハーヴィーに対し、マイクは違和感を感じます。
自分は改心したというトラヴィスは、アリッサの人生を壊すのは避けたいと言い、再度和解をマイクに持ち掛けます。
ハーヴィーがここまでアリッサを追い込むのはトラヴィスに対する私怨であると考えたマイクは、トラヴィスにアリッサの代理人を降りるように言います。
トラヴィスが代理人から降りたことを聞いたハーヴィーは、アリッサ側の和解案に合意します。
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スーツ(SUITS) シーズン5第6話のあらすじ
ハーヴィーがルイスとマイクに引き継いだマッカーノン・モーターのドミニックCEOが、ピアソン・スペクター・リット法律事務所を訪れます。
会社の将来のために電気エンジン製造会社・レンジテック社を買収したいとドミニックは言います。
さらにレンジテック社の社長とは旧知の仲で、買収は合意していると説明します。
レンジテック社から買収までに2週間の猶予しか貰えなかったドミニックは、マイクとルイスに早急に買収を成立させるように指示をします。
これを聞いたルイスは、レンジテック社に疑問を持ちます。
レンジテック社の社長は友人で騙すわけがないと言うドミニックでしたが、ルイスはレンジテック社を調査します。
ルイスはレンジテック社が環境問題で間もなく集団訴訟を起こされることを知ります。
そしてマイクはレンジテック社の代わりに、タナカ社から電気エンジンの供給を受けることを考えます。
タナカ社はピアソン・スペクター・リット法律事務所の顧客で、内々に話が出来るからです。
問題はタナカ社の担当が、ルイスと敵対するジャックである点です。
ソロフとの交渉はマイクに任されますが、ソロフは今回の儲けのすべてを求めます。
マッカーノン社の利益を考えたルイスはその提案を飲み、タナカ社もマッカーノン社への電気エンジンの供給に合意します。
その頃、ハーヴィーを過去の訴訟相手サムが訪れます。サムは証券会社に勤務しており、違法取引で証券取引所から告発されていました。
会社の指示に従っただけだとトムは主張し、ハーヴィーに弁護を頼みます。
弁護を引き受けたハーヴィーは証券会社社長ギルロイを悪意追訴に誘導したとして、3000万ドルの賠償金を求めますが、ギルロイはサムの無実を証明することを拒否します。
証言録取が始まり、サムが心理カウンセラーに取引で罪悪感を感じていると話をしたことを知ります。
サムのカウンセラーはハーヴィーと同じアガードでした。
アガードに嘘の証言を依頼するハーヴィーでしたが、アガードは証言録取でサムが罪悪感で苦しんでいたことを証言します。
それを聞いたハーヴィーが、アガードは会社に雇われたカウンセラーなので、証言を強要されていると反論します。
そしてアガードから以前聞いたカウンセリングのミスを持ち出し、アガードの証言が信用できないと結論付けます。
これでアガードは契約を解除され、ハーヴィーに激怒します。
そこへサムが逮捕されたとの情報をレイチェルが伝えに来ます。
会社は他のトレーダーにも、同じ不正行為をさせていたはずで、カウンセリングを受けた他のトレーダーの記録が残っていれば、サムの無罪が証明出来るとレイチェルは主張します。
激怒するアガードにハーヴィーは、サムのためなので診療ファイルを見せて欲しいと頼み込みます。
拒否するアガードでしたが、最後はサムのことを考えてファイルを見せます。
このファイルをネタにハーヴィーはギルロイと交渉し、会社の非を認めさせてサムの刑務所行を阻止します。
一方、ドミニックがマイクの部屋を訪れます。
レンジテック社との交渉を勝手に打ち切ったことに激怒したドミニックは、マイクとルイスをクビにすると宣言します。
さらにソロフの入れ知恵で、タナカ社は契約を白紙にすると言います。
マイクとルイスは、レンジテック社が訴訟を起こされることをドミニックに伝え、クビは撤回されます。
マイク達が事務所に戻ると、ソロフがマッカーノン社のライバル・フレッチャー社と顧問契約を結んだことをジェシカから聞かされます。
ライバル関係の2社を顧客に持つことは禁止されていることから、ジェシカはマッカーノン社との契約を白紙にするようにルイスに伝えます。
ルイスはフレッツチャー社の契約を白紙にするように求めますが、フレッチャー社の方が3倍儲かる契約先だとジェシカは告げます。
その足でジェシカはソロフの部屋へ向かい、フレッチャー社との契約を止めるように命令します。
フレッチャー社の件はダニエル・ハードマン(デヴィッド・コスタバル)からの入れ知恵であることをジェシカは知っていたのでした。
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スーツ(SUITS) シーズン5第6話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、最後の場面です。
マイク達がマッカーノン社から顧問契約を切られた瞬間を狙って、ソロフがフレッツチャー社と顧問契約を結びます。
これは予想もしていなかったことでお見事と感心していたのでしたが、この策略をしたのがハードマンであったとは驚きです。
何回もジェシカとハーヴィーに葬られたはずのハードマンが再登場することはないと思っていましたが、ゾンビのように蘇るようです。
ハードマンのハーヴィーとジェシカに対する恨みは相当なものだと思いますが、まさかこの展開で登場するとは予想外でした。
さらに驚きなのは、ソロフがハードマンと通じていたことです。
シーズン5から登場したソロフですが、ハーヴィーへの敵対心は凄まじいものです。
またジェシカに対しても挑戦的な態度を終始取っていましたが、これで少し理由が分かりました。
ハードマンの再登場が今から楽しみです。
読み終わったら