前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)を居候させているジューン・エリントン(ダイアン・キャロル)の孫は、肝臓の病気で移植を待っていました。
ある日、臓器移植リストから孫が外されたことを聞いたニールは、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)の協力を借りて、問題を解決しようとします。
ジューンに接近してきた臓器移植団体のメリッサは高額の寄付を求めますが、メリッサを調べると、パウエル医師という人物が黒幕であることが分かります。
パウエル医師自身も肝臓病を患っていることを聞いたニールは、肝臓病が侵攻しているようにパウエル医師に思い込ませ、パウエル医師を追い込んでいきます。
ニールはパウエル医師に金を渡せば臓器移植をすると誘い、パウエル医師は臓器移植で金を集め、それを横領していることを自白し、ピーターに逮捕されます。
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ホワイトカラー シーズン1第11話のあらすじ
ニールは街中で昔の仲間アレックス・ハンター(グロリア・ヴォトシス)を見付け、アレックスにオルゴールを見付けるのを手伝って欲しいと依頼します。
以前、アレックスとニールは一緒にオルゴールを追っていた仲でしたが、アレックスはオルゴールのことはもう諦めたと言い、ニールの依頼を断ります。
その頃、ピーターはグレイという株トレーダーの自宅を張り込んでいましたが、グレイがコールガール風の若い女を自宅に連れ込んだ後、自宅の中から銃声が聞こえます。
ピーター達は急いでグレイの自宅の中へ突入しますが、グレイは殺害されていてコールガールのピアースは床で腰を抜かしていました。
殺人事件の捜査は専門外のニールでしたが、グレイが美術品のコレクターであることから、捜査に加わります。
ピアースの運転免許書が偽物であることに気が付いたニールでしたが、ピアースは既に建物から逃げた後でした。
ピアースが残したバッグの中に一枚のメモが残されていて、そこには暗号めいた言葉が5つ残されていました。
自宅でその暗号を解こうとしていたニールでしたが、そこへアレックスが訪ねて来てなぜニールがオルゴールを探しているのか、ニールを問い質します。
ニールははぐらかしますが、ニールの他にもオルゴールを探している人物が居るとアレックスは語ります。
話が佳境になった時、ピーターが部屋に訪ねて来ます。
ピーターがFBI捜査官だと聞いたアレックスは、オルゴール探しに協力しないと言い残して、部屋を後にします。
ピーターが去った後、ニールは暗号の謎を解きます。
メモに記載された暗号は5人の男の名前で、殺害されたグレイは4番目に記載されていました。
メモに記載されていた上から3人目までの男は既にピアースと接触していましたが、詳細については口を閉ざします。
5人目の男ダニエルを訪ねると、彼も美術品のコレクターで、ダニエルの協力でピアースが追っていたのは、中国皇帝が15世紀に外国人達に授けた翡翠で出来た像ということが判明します。
この像は全部で5体あり、その5体が揃えば2億ドルもの価値があります。
ピアースの狙いが分かった直後、日本大使がFBIに訪れ、5体の像の本来の所有者は日本国であり、5体揃えて返して欲しいとヒューズ局長に直訴します。
これを受けてニールは取引したいとピアースを呼び出します。
しかしその場にアレックスが現れ、なぜFBIが自分を調べているのかとニールを責めます。
ピーターはアレックスが怪しいと感じ、部下にアレックスを調べさせていたのでした。
これを見たピアースはその場を逃げ出しますが、その後ニールの部屋に侵入し、帰宅したニールに銃を突き付けて像5体を出すように脅迫します。
ニールは仲間が像を持っているとピアースに伝え、ピーターの自宅に向かいますが、その前にモールス信号でピーターに連絡していたことから、ピアースはFBIに逮捕されます。
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ホワイトカラー シーズン1第11話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールの昔の仲間アレックスが登場する場面です。
2人のやり取りを見ていると、息はぴったりで以前は深い仲のように思えます。
アレックスはニールが追うオルゴールの部品を持っており、過去もう少しでオルゴールを強奪出来たようでした。
なかなかの手練れであるアレックスでも諦めたオルゴールは、どのような秘密を持っているのか益々興味が湧いてくる内容です。
そしてアレックスはオルゴールを追っているのはニールだけでないと言いますが、これはファウラーのことを言っているのか、それとも第三の人物のことか非常に気になります。
もし第3の人物が探しているならば、その人物がケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)を脅している黒幕かもしれません。
アレックスの登場で益々複雑なストーリーになり、今後の展開が楽しみになる今回のエピソードでした。
読み終わったら