前回までのあらすじ
エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)を誘拐したケラーから電話を受けたピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、ケラーの狙いはニール・キャフリー (マット・ボマー)が持っている財宝であることを知ります。
ニールはエリザベスを救うために財宝を渡すことを約束しますが、財宝はモジー(ウィリー・ガーソン)が持ち去った後でした。
エリザベスが誘拐されたことを聞いたモジーも捜査に協力して、ケラーを捕まえる作戦に協力します。
クリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)が誘拐の実行犯グラントを逮捕して、エリザベスを救出したことを知ったピーターはケラーを逮捕します。
ニールは財宝を盗んだことを自白しようとしますが、ケラーはロシアマフィアの追手から逃げるために、ロシアに財宝を返そうと自分が盗んだと自供し事件は解決します。
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ホワイトカラー シーズン3第12話のあらすじ
ケラーがエリザベスを誘拐した事件ついて、ピーターはFBI幹部へ報告をしなければなりませんが、ニールが盗んだ財宝について報告するか否かで悩んでいました。
ニールはピーターの信頼を取り戻そうとピーターに気を使いますが、ピーターは次に担当する事件に集中するように諭します。
2人がFBI事務所へ戻るとエヴァンという高校生が待ち構えており、高校の奨学金がウッズという管理人に横領されていると告発します。
名門マンハッタン学院は授業料が高いことで有名で、エヴァンは奨学金の運用が悪化したことを理由に奨学金を打ち切られると通達され、奨学金の運用を調べたところウッズの犯行を見付けたようです。
証拠がないことからピーターは香港の銀行家に扮し、息子をマンハッタン学院へ入学させる名目でウッズに近づこうとします。
ウッズに会いに行くとスレーター校長が出迎え、ピーターはスレーターも横領に一枚噛んでいると疑います。
一方、ピーターの秘書役で学校へ同行したニールは、臨時講師と間違えられ詩の授業を担当させられますが、そのクラスにはウッズの娘クロエが居ました。
クロエはニールに好意を持ち、自宅で家庭教師をして欲しいと依頼しますが、ニールは機転を利かせてエヴァンを招待するならばと、その依頼を受けます。
それを聞いたピーターはウッズの横領の証拠を探すための絶好の機会であると考え、ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)を愛人役にして、ウッズの家でディナーを一緒に食べる事にします。
ウッズの自宅は厳しいセキュリティーがひかれていることから、ニールがウッズの書斎に忍び込むとアラームが鳴る仕組みになっています。
そこで同じタイミングでピーターがアラームの仕掛けがある他のドアを開けて、ウッズの追及を避ける作戦に出ます。
この作戦は見事に成功し、ニールはウッズのパソコンの中身をメモリーに保存することに成功します。
ウッズが麻薬カルテルのマネーロンダリングもしていることを掴んだピーターは、ウッズに金を渡しそこで逮捕しようと行動に出ます。
しかしエヴァンがウッズのことを調べていたことが明るみになり、ピーターの身元が割れてしまいます。
捕まったピーターはウッズに殺害されそうになりますが、高校に忍び込んでいたニールとモジーによって救出されます。
ウッズが逮捕されたのち、ケラーが起こした事件の報告会がありましたが、エリザベスの助言もありピーターはニールが財宝を盗んだことは報告しませんでした。
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ホワイトカラー シーズン3第12話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールがピーターの信頼を取り戻す場面です。
最初はヤンキース戦のチケットを渡すなどして、ピーターのご機嫌を取ろうとしていたニールでしたが、真摯な態度で捜査を行うことがピーターの心に一番響くことを感じます。
今回はクロエに好意を持つエヴァンの応援をしながら捜査をするニールの姿も、ピーターにとって好印象だったようです。
最後の場面でニールと一緒に捜査を続けられると思ったので、財宝のことは報告しなかったピーターが語りますが、そのシーンは見応えがあります。
これでピーターからの信頼は回復したニールでしたが、この次は減刑を審議する諮問会が開かれる予定です。
この時に間違いなくピーターがニールの働きぶりを証言する機会があると思いますが、その際ピーターがどのようなことを言うのかが非常に気になります。
減刑が認められた場合、ニールは自由の身になりFBIの捜査協力をする義務がなくなりますが、そのことはピーターも十分把握しているはずです。
折角、良い関係が再構築され捜査も順調に行っているニールとピーターのコンビですが、今後どのような運命が待ち構えているのか、今後のストーリー展開が楽しみです。
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