前回までのあらすじ
サムがニール・キャフリー(マット・ボマー)の実の父親ジェームズであることが判明し、ジェームズは自分の過去を語ります。
ニールの幼少期、刑事だったジェームズは捜査で押収した現金に手を付けたところを上司に見つかり、マフィア・フリンの手助けをするならば見逃すと言われます。
フリンの要求がエスカレートして耐えきれなくなったジェームズはフリンと手を切ると言うと、何者かに嵌められて上司殺害の殺人罪で逮捕されますが、フリンの犯罪行為を法廷で証言して政府の保護下に置かれていました。
フリンの息子ジュニアが密造酒造りを行っていることを知ったピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、密造酒製造者としてニールをジュニアの酒工場に送り込みフリンを逮捕します。
現場で押収した拳銃はヘレン殺害に使われたもので、フリンは殺人罪でも起訴されます。
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ホワイトカラー シーズン4第12話のあらすじ
逮捕されたジュニアが移送中に殺害されたことを知ったピーターは、誰がフリンを移送させたかを調べます。
移送を命令したのはワシントンD.C選出の上院議員プラットであることが判明し、さらにプラットの前職はワシントンD.C.の警官で、ジェームズと同時期に同じ地域に勤務していることが分かります。
ニールとピーターはプラットが口封じのためにジュニアを殺害した黒幕だと確信します。
ピーターはプラットをFBIに呼び出しフリン家との関係を聞きますが、プラットは警官時代にフリンを逮捕したとそつのない回答をします。
ピーターはヒューズ局長からプラットの通話を盗聴する許可を貰い、プラットが通う床屋にダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)が侵入し、プラットのカバンに盗聴器とカメラを装着します。
盗聴器とカメラから、プラットが建設業者エドワードから不正な金を得ていることをFBIは掴みます。
さらにピーターが調べると、エドワードは安全基準以下の鉄骨を使用してその差額をプラットと山分けしていることを発見します。
調査を終えFBIに戻る道でピーターの車はブレーキが壊れ、ピーターは大きな事故に見舞われて病院へ運ばれます。
一命を取り留めたピーターでしたが、エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)はニールに対し、危険な捜査にピーターを巻き込まないで欲しいと伝えます。
エドワードが違法行為をしている証拠を得るために、建築家に扮したニールがエドワードに近づきます。
エドワードに安全基準以下の鉄骨を使い儲ける案を提案したニールでしたが、その場へプラットが向かっていることをダイアナが見つけます。
時間稼ぎをするダイアナでしたが、それを振り切りプラットはエドワードにもとへ向かいます。
ニールはエドワードとビジネスの約束を取り付けて、間一髪でその場を後にします。
間もなくエドワードからニールにビジネスの正式発注があり、その場でエドワードはFBIに逮捕されます
エドワードの逮捕を受けてマスコミからコメントを求められるプラットに対し、ニールは直接宣戦布告をします。
しかしプラットは既にFBIの上層部に手を廻しており、ヒューズ局長を解任して知的捜査班も組織変更を去れることになります。
事件が一段落して、ヘレンが隠していた汚職警官の証拠が隠されている場所のヒントになるペンダントがニールの元に到着します。
そのペンダントの中に2つに割れる鍵があり、それを調べたモジー(ウィリー・ガーソン)は、鍵が地図の一部になっていることに気が付きます。
ホワイトカラー シーズン4第12話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ジェームズを嵌めた黒幕と思われるプラット上院議員の登場です。
プラットを演じるタイタス・ヴェリヴァーが如何にも悪人という渋い演技をしていて、ヴァリヴァーの演技は見応え十分です。
様々な人気ドラマシリーズでゲスト出演しているヴァリヴァーは、登場する機会は少ないですがその役柄や演技から非常に記憶に残る役者です。
古くはブルックリン74分署やナンバーズなど刑事役が多かった印象がありますが、スーツでは頑固なエンジニア出身の会社社長やローアンドオーダーでは弁護士役なども演じる名脇役です。
今回は警官上がりの上院議員という嵌り役で、見ているだけで憎らしくなる役を上手く演じていると思います。
悪人プラットをどのようにピーターとニールが追い詰めて行くかが見どころですが、プラットがその権力を使い2人を苦しめるシーンも見逃せない部分だと思います。
一方でピーターが大けがをして、エリザベスからこの件に巻き込まないで欲しいと言われたニールが、今後どのようにピーターと仕事をしていくのかも非常に気になります。
読み終わったら