前回までのあらすじ
夫が死んだことにより5000万ドルもの保険金が手に入るソフィーでしたが、保険金殺人の噂がありニール・キャフリー (マット・ボマー)達が捜査をします。
夫の葬儀に参加したソフィーは何者かに誘拐されそうになりますが、ニールがそれを救ったことから2人は親密な関係になります。
夫のビジネスパートナー・メイラーの妻から浮気調査の依頼を受けた探偵を調べると、探偵が持っていた写真からソフィーを誘拐しようとしたのがメイラーであることが判明します。
メイラーを誘き出そうとするニールでしたが、メイラーはソフィーのドライバーを買収してソフィーを再度誘拐しようとしますが、ニールの機転でメイラーは逮捕されます。
事件が解決し、審査委員会の審理の結果、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)は知的犯罪捜査班に復帰しますが、ニールの父親の過去を知るヘレンは何者かに狙撃されてしまいます。
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ホワイトカラー シーズン4第5話のあらすじ
ヘレンの葬儀に参列したニールは怪しい人影を発見し、それがサムだと確信しますが、サムは何処かへ逃げてしまいます。
ピーターはニールに暫く休むように伝えますが、ニールは捜査をしていると気がまぎれると言い、美術館で起こる可能性のある窃盗事件の警備にあたります。
美術館で警報遺解除装置が発見され、何者かが現在アート品を盗むとFBIは考え、ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)を美術館の職員として侵入させ警戒を強めます。
ニールが客のフリをしてダイアナに近づくと、1人の女性がニール達に近づいて来ます。
ニールがその女性に話しかけますが、アビゲイルと名乗るその女性はダイアナに話しかけ、ダイアナをナンパしようします。
2人が連絡先を交換して別れた後、アビゲイルはニールに近づき、現代アートを盗むつもりかと尋ねます。
驚くニールは言葉を濁しますが、その時に美術館の警報装置が鳴り、アビゲイルはその隙に姿を消します。
アビゲイルが怪しいことをピーターに伝えると、ピーターはダイアナにアビゲイルを誘うように指示をします。
アビゲイルとディナーに向かったダイアナは、自分のパートナーと上手く行っていないことをアビゲイルに伝えます。
翌朝、ヘレンを殺害した犯人の情報を持っているはずの連邦保安局のビルの前に佇んでいると、アビゲイルが現れます。
ヘレンの事件情報を自分が盗む代わりに、現代アートをニールに盗んで欲しいと持ち掛けます。
保安局から情報入手をピーターに頼んでいたニールでしたが、ピーターは情報を入手するのに苦心していました。
アビゲイルの提案に心が揺れるニールでしたが、ピーターの信頼を壊すことはしたくないので、その提案を断ります。
数日後、アビゲイルはニールの自宅を訪ね、ヘレンの情報を既に盗んだと告げます。
それでも現代アートを盗むことを拒否するニールに対し、アビゲイルは連邦保安局に盗みに入る際、ニールの髪の毛を現場に残してきたと言います。
そのことを通報されたくなければ現代アートを盗めと脅されたニールは、モジー(ウィリー・ガーソン)の協力を得て現代アートを盗むことに成功します。
現代アートが盗まれた防犯カメラを調べたピーターは、その映像からニールが犯人であることを確信します。
ニールのGPSを追い、アビゲイルとニールがお互いの盗品を交換する場所に向かったピーター達は、ニールを逮捕しようとします。
しかしニールはアビゲイルに脅されて現代アートを盗み、ヘレンの事件情報は要らないと言い、現代アートをアビゲイルに渡します。
そのやり取りを盗聴器で聞いていたピーターは、アビゲイルのみを逮捕します。
ニールは無罪放免になり、アビゲイルが持っていたヘレンの捜査情報はピーターが没収します。
ピーターはその捜査情報をニールに渡しますが、ニールは初めからこうなると考えて、敢えて捜査情報をアビゲイルから貰わなかったことにピーターは気が付きます。
ホワイトカラー シーズン4第5話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールの狡猾な作戦が繰り広げられる場面です。
自分の父親を知る手掛かりとなるヘレンが殺害され、その捜査情報が喉から手が出るほど欲しいニールは、連邦保安局へ自分で盗みに入ることも考えます。
しかしピーターとの信頼関係を壊したくないニールは、アビゲイルを上手く使うことを考えます。
一時はアビゲイルに脅されてピンチに陥ったように見えたニールでしたが、そのピンチをチャンスに変えることを考え付く点は見事です。
ピーターにアビゲイルを捕まえさせれば、ヘレンの事件情報はピーターが入手すると考えたニールは、敢えて自分の手を汚さない計画を立てます。
一番大切と感じていたピーターとの信頼関係を壊すことなく、自分の欲しい情報を入手します。
このシーンを見ていると、ニールのことが少し怖く感じ、いざとなればピーターを裏切るのではないかと思わせた今回のエピソードでした。
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