前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)は自分の父親の秘密を知るサムから呼び出され、待ち合わせ場所へ向かうと、父親が警察関係者に嵌められた過去を聞きます。
翌朝FBIに出勤したニールは、ピーター・バーク（ティム・ディケイ）が担当した不動産事件で、裁判の証人弁論に立つ練習をしている姿を見ます。
裁判が始まりますが、担当検事ブライソンは被告デランシーの愛人と関係を持った写真をネタに脅されており、裁判は不利な方向へ向かいます。
この件に政財界の大物の恥部を処理するフィクサー・シェパードが関わっていることを掴んだピーターは、モジー（ウィリー・ガーソン）の協力を得て裁判で物的証拠となるベンゼンをシェパードから押収することに成功します。
これで裁判は検事側が優位に進みますが、その後、ニールはサムに密かに会い、ピーター抜きで自分の父親を嵌めた警察関係者を調べることを告げます。
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ホワイトカラー シーズン4第8話のあらすじ
ニールは美術品窃盗団に侵入捜査をして実行犯を捕まえますが、ピーターは黒幕がアレックス・ハンター（グロリア・ヴォトシス）ではないかと疑います。
アレックスはギリシャで窃盗事件を起こして逮捕され、一年以上服役していましたが、数週間前に釈放されていました。
事件現場にニール宛の鶴の折り紙があり、ニールもアレックスが関与していると確信していました。
ピーターはニールにアレックスへ接触するように命令しますが、ニールは余り乗り気ではありませんでした。
自宅に戻ったニールのもとに1本のビデオテープが届き、それはヘレンが自分に万が一のことが起こった場合、ニールに届けるように手配していたメッツセージビデオでした。
ニールはサムと一緒にビデオを見ると言い、モジーは自分が仲間外れになったことをピーターに密告します。
アレックスを監視していたFBIは、アレックスがある男から封筒を渡されている場面を見付けます。
その封筒の中に次の依頼があると考えたピーターは、ニールにアレックスの部屋へ行き、その封筒の中身を調べるように指示します。
ピーターはホテルの前に停めた捜査車から状況を見守ると、ニールとアレックスがホテルに戻る前にモジーが部屋に侵入する姿を発見します。
モジーはアレックスの部屋をサムのアジトだと勘違いして忍び込んだようでしたが、捜査の邪魔をされないためにピーターもアレックスの部屋へ向かいます。
部屋でモジーの誤解を解いて封筒を探した2人は、封筒の中にヘレーマン美術館に展示されているギリシャ美術品の写真が入っていることを発見します。
丁度その時、アレックスとニールが部屋に入ってきましたが、ニールが機転を利かせてモジーとピーターは部屋の外へ脱出します。
FBIに戻ったピーターはアレックスに接触していた男が、ギリシャ観光局の高官スピテリであることを知り、スピテリがアレックスに自国の美術品を盗むことを依頼したと確信します。
その後、ニールがアレックスと話をすると、スピテリはアレックスに刑務所からの釈放する見返りに美術品を盗むことを強要していた事実を知ります。
ニールは美術品を盗みスピテリに渡すところを逮捕して、アレックスを無罪放免にしようと考え、ピーターもそれに同意します。
その世界では有名な正体不明の大物アーティストに変装したニールは美術館に忍び込み、アレックスと一緒に美術品を盗みますが、通報で駆け付けたニューヨーク市警に逮捕されます。
その後、釈放されたニールはアレックスが美術品と共に姿を消していることを知り、嵌められたと知ります。
犯行に使ったトラックをFBIは見付けますが、そこには取り残されたスピテリのみがいて、アレックスは美術品と共に既に高飛びした後でした。
事件が解決した後、ニールはヘレンから送られてきたビデオをピーター達とみることを決心して、ビデオのスイッチをオンにします。
ホワイトカラー シーズン4第8話を見た感想
今回のエピソードの見どころはアレックスが再登場する場面です。
時には味方で時には敵対するニールとアレックスの関係は複雑ですが、今回も2人の感情がその都度上下するシーンが幾度となく見れます。
心の底では信頼して愛し合う2人ですが、同じ詐欺師としてのプライドや過去の裏切りなどから行動がブレます。
この2人のやり取りを見ているだけで面白いエピソードでしたが、最後にニールを裏切ったアレックスが“これでお相子”だと言う場面がありますが、それを聞いたニールの表情が清々しかったことが2人の関係を物語っていると思います。
アレックスがまたニールの元を去っていきますが、また近い将来に姿を現すことを期待したいと思います。
そしてヘレンからのビデオテープを見るニールでしたが、遂に自分の父親の秘密が分かる瞬間が来たようです。
そのビデオテープの内容は次回のエピソードで明らかになると思いますが、非常に楽しみなストーリー展開になっています。
読み終わったら