前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)の侵入捜査の結果、ロシア人マフィアが絡む偽パスポートを押収したピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、黒幕を捕まえるために自ら潜入捜査に乗り出します。
事の成り行きからピーターは著名なスケートコーチとなり、偽パスポートの黒幕セルゲイの恋人カーチャの指導を行います。
ニールがセルゲイの事務所に忍び込み、偽パスポートの販売先リストを入手すると、カーチャにセルゲイのプロポーズを受けさせ、セルゲイに婚約パーティーを開催させます。
婚約パーティーに集まった人間達は全員偽パスポートを持っていたことから、FBIは一網打尽に全員を逮捕しました。
事件は解決しますが、ヘイガンから依頼されていたモスコーニ写本の13章はこの世に存在しないことをニールは知ります。
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ホワイトカラー シーズン5第7話のあらすじ
ニールはレベッカを自宅に招待して、モスコーニ写本を2人で調べます。
モスコーニ写本の数ページをつなぎ合わせるとステンドグラスの絵が浮かび上がり、第13章とステンドグラスに関係があるとニールは考えます。
更にレベッカと話をしていて、このステンドグラスはニューヨークのどこかに存在するものであると推測します。
その頃、ピーターは妻エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)と記念日をイタリアンレストランで祝っていました。
2人のテーブルへ注文していないお酒が運ばれてきますが、その送り主はピーターの元恋人でFBI捜査官のジルでした。
久々の再開を喜ぶジルでしたが、エリザベスは明らかに不機嫌になります。
翌朝、FBIに出勤したピーターはジルの訪問を受け、軍事用マイクロチップを開発者のメイソンが持ち逃げした事件を追っていることを説明されます。
ジルはイランのバイヤーとしてメイソンに接触する約束を取り付けているので、ピーターに一緒に捜査をして欲しいと協力を要請します。
その頃、ニールはクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)と一緒に、シーゲルを殺害した犯人を追っていました。
シーガルのFBIバッチを使って車を盗んでいる人間がいると聞いたニール達は、危険な地域に高級車を止めて犯人を誘き出し、見事に犯人を逮捕します。
しかしその犯人は路上でFBIバッチを拾っただけで、シーガル殺害には関係ないと主張します。
一方、取引前にメイソンについて捜査を行っていたジルとピーターでしたが、メイソンを追っているのは自分達だけではなく、2人の元工作員達もメイソンの持っているマイクロチップを狙っていることに気が付きます。
ジルとピーターはメイソンとの取引場所であるホテルの一室に向かいますが、ピーターが浮気をしていると勘違いしたエリザベスも同じホテルに入ります。
ホテルのバーで不審な人物を発見したエリザベスは声を掛けますが、その男は後でエリザベスに電話をすると言い、エリザベスの携帯にマイクロチップを隠します。
その不審者はメイソンでしたが、メイソンは何者かに連れていかれてしまいます。
それを見たニールはエリザベスからメイソンとのやり取りを聞いて、携帯に隠されたマイクロチップを発見します。
その頃、メイソンとの待ち合わせ場所の一室の前に居たピーターとジルは、メイソンを捕まえた元工作員達に囚われてしまいます。
エリザベスはピーターの危機を察知してその部屋へ向かいますが、ニールが機転を利かせて犯人達はFBIに逮捕されます。
事件が解決し、ニールはレベッカをある場所へ連れて行きます。
そこにはモスコーニ写本に隠されていたステンドグラスと同じデザインをした古いビルでした。
ニールとレベッカはそのビルの中に第13章の秘密が隠されていることを確信します。
ホワイトカラー シーズン5第7話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ピーターの元恋人ジルが登場する場面です。
恐妻家のピーターがジルの登場でオロオロする姿は微笑ましいですが、何時もはどっしりと構えているエリザベスがピーターの浮気を疑って右往左往する姿は意外でした。
今でもジルがピーターに好意を寄せているのは直ぐに分かりますが、ピーターは自制します。
一方、全く進展しないシーゲル殺害事件の動きがあった点も、今回のエピソードでは重要なポイントだと思います。
シーゲル殺害事件の犯人を捕まえることに執念を燃やすピーターは、シーゲルのFBIバッチを使って盗みを働いた犯人を激しく追い詰めます。
シーガルが殺害されたのは自分の責任だと感じているピーターの気持ちが、良く伝わってくる場面は見応えがあります。
この後、シーガル殺害の犯人をピーターがどのように逮捕するのか、楽しみな展開になりました。
読み終わったら