ホワイトカラー シーズン5第9話 前回までのあらすじ
カナダからニューヨークへ寄贈される恐竜Tレックスが何者かに盗まれ、捜査線上に投資家で恐竜コレクターのフォーサイスが浮上します。
フォーサイスが依頼したホルトという泥棒がTレックスの卵を盗もうとして、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)に逮捕されます。
物的証拠を得るためにニール・キャフリー (マット・ボマー)がホルトの相棒に扮して偽の卵をフォーサイスに売りつけ、卵に埋め込まれたGPSを頼りにフォーサイスがTレックスを保管している倉庫を見付け、フォーサイスは逮捕されます。
事件が解決した後、ニールは親密になっていたレベッカに自分の過去を打ちあけますが、最終的にレベッカはニールを受け入れます。
翌朝、上機嫌なニールの前にヘイガンが現れ、モスコーニ写本の秘密を握るステンドグラスを盗むように脅します。
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ホワイトカラー シーズン5第9話のあらすじ
レベッカと一夜を共にしたニールは、ヘイガンから脅されてモスコーニ写本の秘密を追っていることをレベッカに話します。
ニールはモスコーニ写本の秘密を握るステンドグラスを強奪する作戦に、レベッカに協力してもらうことを考えます。
ニールがFBIに出勤すると、以前盗まれた金貨が質屋で監禁されたことをピーターから聞きます。
ニールがその金貨を盗んでヘイガンに渡し、ヘイガンはドーソン検事にその金貨を賄賂として渡した経緯があるため、ドーソン検事が逮捕されるとニールの犯行が明らかになってしまいます。
ニールはドーソン検事を急襲して金貨を誰に売ったかを聞くと、ヘイガンに指定されたデッカーという仲介人に金貨を売ったことを自白します。
同じ頃、ピーターは裏社会に精通しているモジー(ウィリー・ガーソン)を軽く脅迫して、腕の良い仲介人はデッカーであることを知ります。
事件の背景を知らないモジーが、デッカーの名前をピーターに伝えたことを知ったニールは、デッカーがアジトにしている花屋へ向かいます。
花屋の入口でピーターに遭遇したニールはピーターを足止めして、その間にモジーがデッカーを逃走させます。
ピーターはニールの言動を見て、ニールが何かを企んでいることを疑います。
ニール達はステンドグラスがある修理中の建物へ行き、レベッカが修理業者達の気をひいている隙にニール達はステンドグラスを盗みます。
建物を出た直後、ピーターがその建物の近くをウロウロしている姿を見付けたニールは、ピーターに近づきます。
その隙にステンドグラスを持ったモジー達は逃走しますが、ピーターはデッカーを捕まえたと嘘を付き、金貨強盗についてニールに自白するように迫ります。
ニールはピーターを無実の罪から救うために金貨を盗み、ドーソン検事を買収したことを告げますが、ピーターは犯行を犯したニールを激怒します。
しかしドーソン検事が逮捕されればピーターの裁判もやり直しになり、刑務所へ逆戻りになることからピーターは悩んだ末、ドーソン検事に辞職を促し逮捕することを止めます。
そして金貨を盗んだニールの逮捕も見送る決心をします。
自宅に戻ったニールは、レベッカとモジーと共にステンドグラスをバラバラにします。
ステンドグラスを注意深く調べると、青いガラスをモスコーニ写本にかざすと文字が浮き上がることを発見します。
この浮き上がる文字こそが、モスコーニ写本の第13章でした。
ホワイトカラー シーズン5第9話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールが自分を助けるために犯罪を犯したことを知ったピーターが葛藤する場面です。
ピーターは何度も裏切られているニールが金貨を盗んだことを知って激怒しますが、それは自分を救うためだと言うことを知り心が揺れます。
FBI捜査官として犯罪を許せない気持ちと、ニールを逮捕すると自分の殺人罪裁判が再審されることを恐れる気持ちの狭間で葛藤するシーンは見応え十分です。
一時はニールを捕まえてその結果、自分が刑務所へ逆戻りすることも覚悟したピーターでしたが、エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)に説得されて考えを変えます。
一方、ニールはピーターのために危険な橋を渡ったのに、ピーターから激怒されたことに納得がいかないようです。
ピーターに犯罪を告白する時は、ヘイガンに脅されていることは言わなかったのは流石だと思います。
もしヘイガンの話をしていた場合、ピーターはニールを逮捕していたのではないかと思います。
ピーターの気持ちにシコリが残っているのは明らかで、この心理状態でピーターがどのようにニールに接するのか楽しみになります。
読み終わったら