ホワイトカラー シーズン6第6話 前回までのあらすじ
ウッドフォードの信頼を得たニール・キャフリー (マット・ボマー)は、自分が以前アルゴリズムを操作して金を盗んだことを話します。
ピンクパンサーの狙いは連邦銀行が全米各地に輸送する現金であることを知ったニールは、モジー(ウィリー・ガーソン)に依頼して連邦銀行が何処の都市に現金を送るかを操作するシステムを開発します。
ニールは現金をJFK空港に運ばせてそれを奪い、現在は使われていない郵便局のエアシューターを使って安全な場所へ移動させる計画をウッドフォードに説明します。
ニールの計画は了承されて準備を進めますが、ケラーが現れてスパイを見付けたとウッドフォードに伝えます。
ケラーは仲間の1人をスパイに仕立てると、ウッドフォードがその男を射殺しますが、計画を進めるために人手が足りないことからニールはピーター・バーク(ティム・ディケイ)をピンクパンサーに入れようとします。
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ホワイトカラー シーズン6第6話のあらすじ
ウッドフォードから銃口を突きつけられたピーターは、過去に成功した犯罪の詳細を語ります。
ウッドフォードがその犯罪について質問をすると、ピーターはスラスラと答えたことからウッドフォードはピーターのピンクパンサー入りを認めます。
自宅に戻ったニールに対し、自分を仲間に入れなかったとモジーは怒りますが、連邦銀行から盗む金の一部をピンハネして、ニール、モジー、ケラーで3等分する計画を聞くとモジーは納得します。
犯行当日、パイロットに扮したニールが空港の収納庫へ忍び込み、ピーター達は葬儀屋に化けて合流します。
連邦銀行の現金が詰まった金庫を破り、ニール達はエアシューターに投げ込み、現金は何キロも先にあるアジトへ地下のパイプを通り運ばれます。
地下に潜っていたモジーがパイプに穴をあけて、現金の一部をネコババします。
飛行場では警報が鳴って警察が駆けつけますが、ニール達は葬儀屋の車で既に逃げた後でした。
アジトに戻ったニール達をクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)達が取り囲み、ピンクパンサーは全員逮捕されます。
護送車に連れていかれたニールとケラーは隙を見て逃げ出してモジーと合流しますが、ケラーが裏切りネコババした現金を1人占めしようとします。
ニールは拳銃を持って対抗しますが、ケラーともみ合いになって胸を撃たれてしまいます。
血を流して倒れるニールを見捨ててケラーは逃亡しますが、ピーターに眉間を撃たれて死亡します。
ピーターがニールのもとへ駆けつけると、ニールは“ピーターは親友だ”と言い、救急車で運ばれて行きます。
病院へ到着したピーターとモジーでしたが、ニールは既に死亡しており2人は遺体と面会します。
モジーは遺体を前にこの遺体はニールではないと言いますが、ピーターはニールの死を受け入れて遺品を持ち帰ります。
1年後、未だにニールの幻を見るピーターが自宅に戻ると、モジーがピーターの息子に物語を語っていました。
ピーターは自分の息子にニールと名付けていました。
モジーが帰った後、家の前に誰かが置いた酒を飲んでいたピーターは、そのコルクに701と書かれていることに気が付きます。
701はニールが生前使っていた倉庫であることを思い出したピーターは、翌日倉庫の中を調査します。
そこにはニールを運んだ救急隊員と死亡を確認した医師の写真が貼っており、更には仮死状態に陥る薬物の説明書が置かれていました。
これを見たピーターはニールが何処かで生きていることを確信します。
ケラーに胸を撃たれたのではなく、自分で薬物を飲んで仮死状態に陥り、医師や救急隊員を買収して自分が死んだことを装ったとピーターは考え、嬉しそうな笑みを浮かべて倉庫を後にします。
その頃、ニールはフランスのエッフェル塔の近くを気持ちよさそうに歩いていました。
ホワイトカラー シーズン6第6話を見た感想
遂にホワイトカラーが終了してしましましたが、その終わり方は見ていて爽快感があるものでした。
自由の身を勝ち取るために一世一代の勝負に出たニールは、見事自由の身を勝ち取ります。
そしてほとぼりが冷めた時期を見計らって、ピーターに謎解きのヒントを与えて自分が生きていることを伝えるところが、ニールらしいと言えます。
ニールが生きていることを知ったピーターが見せる笑顔は、長いドラマの中でも最高の物だったと思います。
宿敵ケラーを倒すことにも成功したニールでしたが、それ以上に凄いと感じさせるのが、政府の陰謀などを真剣に唱えていた変人モジーを、真っ当な人間に更生させた点です。
モジーはニールの死を乗り越える過程で、非常にまともになったと感じるシーンが最後で見れます。
非常に良く出来たストーリーで、視聴者を常に楽しませてくれたホワイトカラーは秀逸のドラマで必見です。
ニールが生きていることが分かり、続編が出来ることを期待したいと思います。
読み終わったら