フラーハウスの見どころ
フラーハウスは、1980年代にNHK教育で放送が開始され、惜しまれながら1995年に最終回を迎えた「フルハウス」が約20年経ってできた続編です。
「フルハウス」では超・キレイ好き、ハグ好きのキャスターのダニー(パパ)、ダニーの義弟でエルヴィス・プレスリー大好きのジェシーおじさん、コメディアンで愉快なジョーイの男性3人が、ダニーの小さな娘たちDJ・ステファニー・ミシェル3姉妹と過ごす日々を描いたホームドラマです。
ママがいない家族ですが、時が進むとジェシーおじさんは結婚し、ベッキーおばさんとその子どもの双子のニッキー&アレックスも加わります。
最終的には総勢9名の大家族(+ゴールデンリトリバーのコメット)で、子どもたちの可愛さも去ることながら、お互いを思いやりながら笑いあり、時には涙ありで過ごす毎日は多くのファンの心をつかみました。
この時の子どもたちといえば、しっかりものの長女DJとその大親友キミー(足が臭くて傍若無人だけれど憎めない)、おしゃまでおしゃべりでダンスの大好きなステファニー、くりくりした瞳がとってもキュートで、なす事すべて可愛らしいミシェル。
時は流れ「フラーハウス」ではDJが3人の男の子のママになりました!
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フラーハウス シーズン1第1話のあらすじ
結婚して3人の男の子のママになったDJ。彼女の夫は消防士でしたが、殉職してしまいました。
その後は懐かしいサンフランシスコの家で、パパのダニーの育児サポートを受けながら過ごしていました。
ですが、ダニーはベッキーと一緒にLAで全米放送の朝のトークショーの司会の仕事が決まり、サンフランシスコを離れるので、長年住み慣れた家を売ることに。
獣医として忙しい日々を過ごすDJは子どもたちと住む家を見つけ、今まではパパに育児を頼っていたけれど
「これからは自分ひとりで何とか出来る。同じようなシングルマザーはたくさんいるから!」
と、この家とダニー達のお別れパーティーを催すことにしました。
当日はロンドンにいたステファニーがサプライズで来訪。
大親友のキミーとその夫のフェルナンデス、娘のラモーナ、DJの昔の彼氏のスティーブもやって来ました。
お別れパーティーは、パーティーのプロデュース業をおこなうキミーの立案。
音楽担当は、なぜかDJタナーと名乗ってイギリスで活躍中のステファニーです。
皆で昔流行った大好きなニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックを踊り、ジェシーおじさんのかつての大ヒット曲「フォーエバー」を皆で歌い、改めてみんな大好き、と誰もがあらためて思い直すのでした。
ダニーやジェシーおじさん達は去る翌日は、出勤間際に末っ子の息子のトミーの調子が悪くてぐずったり、コメット・ジュニア・ジュニアのお産を持ち込まれたりで大忙し。
不安のピークに達したDJは、1Fでは気丈に振る舞っていたものの、皆に聞こえないように2Fのトミーの部屋で弱音を吐きますが、それはベビーモニターから皆に伝わってしまいました。
それを聞いた大人たちはLA行きをやめると言いましたが、ステファニーが、小さい頃はお姉ちゃんに色々助けてもらったから、今度は自分が助ける番だから、とこの家に残ることを決意。
そして大親友のキミーも、自分は友だちがなぜかいなかったがDJだけはいつも自分の味方でいてくれたから、と娘のラモーナとこの家に住むと。
20年経った今、今度はDJとその子どもジャクソン・マックス・トミー、ステファニー、キミーとその娘ラモーナの総勢7名で、大家族の日々を過ごすことになりました!
真面目な感じのジャクソン、言葉がたっておませだけれどあっさりお兄ちゃんに騙されてしまうマックス、まだ赤ちゃんのトミー(成長が楽しみですね!)。
そしてキミーの血を引き継ぐラモーナ。20年前は子ども側だったDJやステファニー、キミーが今度は子育てに奮闘します。
さてどんな楽しい日々が待っているのでしょう!?
フラーハウス シーズン1第1話を見た感想
「フルハウス」放送当時はDVDやNetflixなどなくビデオテープの時代。
私は英語の勉強もですが、とにかくフルハウスが楽しくて大好きで、ビデオに撮ってテープがよれるまでフルハウスを見続けていました。
ですから続編の「フラーハウス」が始まると聞いてとても嬉しかったです。
20年前と変わらない舞台セットや、ダニー・ジェシー・ジョーイの変わらない姿を見た時は懐かしくて涙が出てきました。
そういう長年のファンの方も多かっただろうと思います。
個人的には、ジェシーおじさんの変わらないカッコ良さとベッキーおばさんの美しさには驚きです。
俳優・女優ですので当然自分の身体のメンテナンスはしていたでしょうが、2人のあまりの美しさや、他の俳優の方たちの空気感の変わらなさに、放送終了後もこの大家族で楽しく過ごしていたのだろうと思わせられてしまいそうでした。
「フルハウス」のファンが多かったのは、ミシェルが可愛いとかジェシーおじさんがカッコイイとかそういった個々の出で立ちもあると思いますが、あの「家」の包容力にあったと思います。
例えば、キミーは昔から足が臭くて家に居座って皆が迷惑しており、それは今も変わっていないようですが、だからってキミーを排除しようとは誰も思っていません。
DJの息子マックスが「僕、悪い言葉なら知ってる! クソッタレ、ハナクソ、ドナルド・トランプ!」と言っても皆苦笑するけれど、現在にありがちな「そんなこと言っちゃ駄目でしょ!」と咎められることもなく、笑って楽しく過ごします。
普段ならギスギス子どもを怒っちゃいそうなところが、この家の中だと、それはダメだよと空気で言われつつ、皆で楽しく過ごせる。
そんなところに魅力を感じる方が多かったのではないでしょうか。
フラーハウスではミシェルがスケジュールの都合からか出演しませんが、それは咎められてはないものの、チクリと皮肉を交えつつ、モニター越しに「早くおいでよ!」と誘われていましたね。
笑いと皮肉とユーモアが絶妙なバランスで詰め込まれたフルハウスの続編「フラーハウス」。
二話目から、この家でどんな愉快なことがおこるのか、楽しみですね!
読み終わったら