FRIENDS

FRIENDSシーズン1第1話<マンハッタンの6人>のあらすじと感想

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FRIENDSのみどころ

FRIENDSは、1994年から2004年までの10年間も放送され、現在でも復活を望む声が多い海外ドラマです。

観客の前で撮影されており、笑い声なども入っているシットコムと呼ばれる、シチュエーションコメディーとなっています。

恋愛や仕事など色んなことに翻弄され、大人になりきれていない6人には共感することが多いのも人気の秘密です。

それぞれのキャラクターには良いところも悪いところもあり、人間味があるところが最大の魅力です。
 

30分番組で各回のストーリーにはほとんど繋がりがないこともあり、どこから見ても楽しめることも長く愛されている要因です。
基本的には気楽に見られますが、感動のシーンや切なくなるシーンもあります。

オープニングは噴水の前にソファーと照明だけですが、6人のキャラクターがしっかりと出ており、6人さえいればどんな場所でもステージになり、十分楽しめる空間になっていることが表現されています。

作品の中でもコーヒーショップ、自宅がメインで撮影されている作品ですのでオープニングのセットがそれだけなのも納得できます。

6人の成長を見続けていると自分もFRIENDSの一員になった様な気持ちになる所も愛されている作品ならではだと思います。
 

あらすじの前に6人の関係性だけ簡略して記述します。

お嬢様のレイチェルはモニカの学生時代の同級生
負けず嫌いなモニカはロスの妹
古生物学者のロスはチャンドラーと大学時代の友人
お調子者のチャンドラーはジョーイとルームメイト
売れない役者のジョーイはモニカの部屋の向かいに住んでいる
変わり者のフィービーはモニカの元ルームメイト
です。

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FRIENDSシーズン1第1話のあらすじ

セントラルパークというコーヒーショップでモニカ、ジョーイ、チャンドラー、フィービーが4人でモニカがデートする相手のことで議論しています。

モニカは普通の人だと言いますが、3人は変人だと決めつけているようです。

モニカはみんなを落ちつけようと「デートじゃなく食事に行くだけ」と言いますがチャンドラーに「人はそれをデートと呼ぶ」と言われてしまいます。
 

雨の中、ロスが傘を持ってコーヒーショップにやってくるとジョーイ曰く「自殺したくなる声」で挨拶します。
妹であるモニカが5人に「奥さんが今日家を出る」と伝えロスの為にコーヒーを取りに行きます。

ロスが自分は平気で別れた妻のキャロルの幸せを願っていると言います。
しかし妹であるモニカに「嘘よ」と言われるとすぐに認め「あいつめ僕を捨てやがって」と悪態をつきます。

別れた理由は妻がレズで既に相手がいることでした。

ジョーイが「ほんとにレズだって気付かなかったのか」と言いますが、ロスが言うには最近レズに目覚めたのであって結婚する前は気付きようがなかったと。

ただ、何人にもしつこく同じ質問をされていたようでロスはうんざりしながら答えていました。

ジョーイは今日奥さんが出て行かれたロスに対して、気持ちを救うにはストリップが一番だと言い、ロスとモニカを困らせ「独身になったんだぞ、ホルモンを燃やせ」と言います。

すると、ロスが「なにも望んで独身になったんじゃない、だったらむしろ早く結婚したいよ」と言うと花嫁姿の女性がコーヒーショップに駆け込んできました。

5人は驚きつつもチャンドラーが早く結婚したいというロスに「そんなあなたにこんなの出ました」と女性を指しました。
 

なんとその女性はモニカの林間高校の同級生のレイチェルで2人は久しぶりに再会します。

店員にコーヒーを尋ねられるとモニカが興奮状態のレイチェルの為に、カフェイン抜きでと頼みます。

モニカが5人にレイチェルを紹介するのですが、チャンドラーとロスは学生時代にモニカの家などで何度か会ったことがあるようです。

レイチェルがロスに久しぶりと握手しようとするとロスの持っていた傘が開いてしまい、再開早々に恰好のつかない姿を見せます。
 

レイチェルがソファーに座るとモニカが「どういう事か話して。それとも追手を待ってその人たちに話を聞こうか?」と言います。

レイチェルが結婚式の始まる30分前にお祝いの品でリモージュの豪華なお皿を眺めていたときのことを話し始めます。

レイチェルは結婚相手のバリーを愛していたのではなく、豪華な生活に憧れていただけだと気付いたら、バリーがポテトヘッド人形に見えたと言います。

そこに先程頼んだコーヒーを店員が持ってきて、レイチェルが話しながらダイエットシュガーをロスに手渡すとロスは少し驚きながらも召使いのようにコーヒーに入れてあげます。

レイチェルは突然飛び出したので、行くあてがなかったがニューヨークに住む知り合いはモニカだけだったからしばらく会ってなかったが会いに来たと可愛く言います。

するとモニカが「じゃあ何故私は結婚式に呼ばれないの?」と言うとすぐに「あぁ、やっぱりそうきちゃうわけ」と言います。
 

コーヒーショップから移動し、モニカの部屋の電話を貸します。

そして、レイチェルは父親にバリーを愛していないから結婚はできないと言うと、父親に愛は関係ないと言われてしまいます。

そこから口論となり、お嬢様として生きてきたレイチェルが初めて親が決めたことではなく、自分の人生を自分で決めると言い、モニカの所に同居すると言います。

それを聞いた4人がモニカを見つめると、モニカは困った様子で「モニカ…って人の所に住むみたいね」と流そうとします。

レイチェルが親の援助は受けないと言いますがすぐに「待って、受けても良い」と意志を変えましたが、すでに父親は電話を切っていました。
 

モニカがレイチェルに人生を変え自立する良いきっかけだと話します。

すると、ジョーイがレイチェルをナンパしにきますが、モニカが止めると「結婚式の日はナンパ禁止なの?」と言ってふてくされます。

そこに、モニカのデート相手であるポールがモニカを迎えにきます。

モニカが入れてあげてと言うとジョーイが「ナンパは禁止だけどデートは禁止じゃないわけ?」と言いますがスルーします。
 

ロスがレイチェルの今夜の予定を尋ねるとレイチェルが「アルバ島にハネムーンの予定だったけど潰れた」と明るく言います。

チャンドラーとジョーイがロスの部屋で引っ越しの手伝いにくるので、1人で居たくなかったらと誘いますが、レイチェルが今日は疲れたからと断ります。

男3人はロスの部屋で引っ越しの手伝いをしながらロスのことについて話します。

ロスは世の中で愛せる女性はたった1人かもしれないと思うと怖いと言います。

するとジョーイが鼻で笑い「何あほなこと言ってるんだ」と言い、アイスクリームに色んな種類があるのと同じで女性もたくさんいると話します。

そして、「独身に戻ったんだからスプーンを掴め」と例えますがロスは自分が立ち直って女の人を誘うとしても、そんな女性はいないと落ち込みます。
 

モニカはポールと食事をして、ポールの前の奥さんとの話を聞きます。
奥さんと離婚してから立ち直った方法が奥さんの時計を壊したことだと話します。

これは5回目のデートで話す内容だと話し始め、奥さんに浮気されて離婚した2年前からセックスが出来なくなったと聞き、モニカは驚いてお茶を吹き出してしまいました。
そして時計を壊して正解だと言いました。

翌朝、レイチェルはすっかり元気になり、モニカの部屋でくつろぐチャンドラーとジョーイに生まれて初めてコーヒーを淹れました。

2人が飲むと驚くほど不味かったようで、植木鉢にコーヒーを流してしまいます。
 

モニカが起きてきて、部屋から出てくると後からポールも出てきます。

3人は悟った様子でポールにも挨拶し、ポールを見送るモニカにジョーイが「あれでデートじゃないんだって」と言います。

チャンドラーが仕事に行こうとするとレイチェルが「もしかして、みんな働いているの?」と驚いていると、モニカが「普通はそうやって物を買うの」と言います。

ジョーイは役者だと言い、地方公演が多くて見てもらえるのはないと言いますが、モニカがピノキオの追加公演があると言うとチャンドラーがピノキオの真似をして茶化しながら部屋を出ていきます。

モニカも仕事に行こうとすると、レイチェルが「仕事を探すから祈ってて」と言います。
 

モニカは職場でフラニーとポールの話をするとポールはフラニーにも同じことを言い、セックスしていたとわかります。

それをコーヒーショップで男3人とフィービーに言うと、よくある手だと言われてしまいます。
自分が何故ダメな男にばかり引っ掛かるのかと嘆くと、ジョーイに見え見えだったと笑われてしまいます。

レイチェルがご機嫌な様子で来たので、仕事が見つかったのか尋ねると「なんの特技もないのだからそんなわけないじゃない」とレイチェルが言います。

面接に落ちたのにご機嫌なわけを尋ねるとブランド物のブーツが50%オフで買えたと話します。

モニカが支払いを尋ねるとクレジットカードだと言い、カードの支払いは父親だということでカードをカットして自立するように話します。

モニカの部屋に行き死ぬまで親に頼るわけにはいかないと言うと「だから結婚しようとしたんじゃない」とレイチェルが驚きの発言をします。

フィービーがいきなり自立させるのは可哀相だと言い、自分も同じように最初は戸惑ったと14歳でニューヨークへ来た話をします。

なんと、母親は自殺し義理の父親が刑務所に戻ってしまい、彼ができ同棲したがその彼も自殺し、そのあとアロマテラピーで立ち直ったと言い、だからあなたの立場には同情すると続けます。

それを聞いてレイチェルは呆然としてしまいます。

その後みんながクレジットカードのカットを促し、レイチェルはカードをカットして親からの自立をします。

モニカが「現実の世界へようこそ、うんざりするけど良い所よ」と言い、レイチェルを褒めます。
 

モニカ、ロス、レイチェルはモニカの部屋でくつろいでいました。

するとレイチェルが床にあったポールの時計を見つけ、モニカに伝えると元の場所に戻しておいてと言われ床に戻します。

モニカはそろそろ寝ると言い、自室に行く途中で思い切りポールの時計を踏みつけます。
 

ロスとレイチェルは気まずそうにクッキーを分け合いながら、高校のときの話をします。

ロスは昔、レイチェルのことが好きだったと告白すると、レイチェルはそれを知っていたがモニカの変なアニキとしか思っていなかったと言います。

ロスが「自分は傷つきやすい性格だけど」と前置きして、いつか気が向いたらデートに誘っていいかと尋ねます。
レイチェルが「えぇ、たぶん良いわ」と言い自室に戻ります。

モニカが出てきて、何があったか尋ねるとロスは「スプーンを掴んだ」と言い残し、自分の部屋に帰ります。

別の日、コーヒーショップに行くとレイチェルがコーヒーショップでウエイトレスをしています。

レイチェルが「コーヒーのおかわりはいる?」と聞くとチャンドラーが「そのコーヒーを淹れた?それとも注いでいるだけ?」と聞き「注いでるだけよ」と不思議そうに答えると全員が即座におかわりをもらうと言います。

FRIENDSシーズン1第1話の感想

30分ドラマでありながら、しっかりと伏線を回収していくので見ていて満足が出来ました。
第1話の伏線はデートの定義やポールの時計の話、スプーンの話など色々ありました。

今回は第1話ということで説明を多く含みあらすじを書きましたが、コメディ要素が多く、ハマりやすい、観やすいという理由から英会話を覚える教材としても役立っているドラマであります。

私は吹き替え版を観ていますが、掛け合いのリズムや言い方などがあるので、ぜひあらすじだけでなく作品も観てほしいです。

実は作品の最初ということもあり、まだ掛け合いがスムーズにできていない所もあるので、そちらも探してみるのも面白いかもしれません。

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