前回までのあらすじ
・食事に手をつけず、死ぬと言う「ジェイミー・ラニスター」に「ブライエニー」は生きて復讐を果たせと話した。
・「デナーリス・ターガリエン」は<穢れなき軍団>に親方たちを殺し奴隷を解放せよと命令し『ドラゴン』にも親方の「クラズニス」殺せと命じた。「デナーリス」は彼らを手に入れた。
・「カール・タナー」と「ラスト」が反乱を起こし、ナイツ・ウォッチたちは仲間割れをして争い始めた。総帥「ジオー・モーモント」は「ラスト」に後ろから刺し殺された。
・「ベリック・ドンダリオン」は、「ハウンド」(サンダー・クレゲイン)の罪について真実を知るものがいないと話し、決闘裁判を宣言した。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3第5話<炎の口づけ>のあらすじ
決闘裁判の結果
決闘裁判の相手は「ベリック」だった。彼は剣に火をまとわせ「ハウンド」と決闘を始めた。死闘の末、「ベリック」は負けた。
「アリア・スターク」は剣を持って「ハウンド」を殺そう走っていくと、「ジェイデン」(ロバートの落とし子)に止められた。すると、死んだと思った「ベリック」が起き上がった。
「ハウンド」は<兄弟団(ブラザーフッド)>に黄金を要求した。
彼らは戦が終わってからだと言い、殺さないだけましだと言った。
「アリア」は有罪なのになぜ殺さないと「ベリック」に聞くと、神に従うと言い「ハウンド」を解放した。
誓いを破ったスノウ
「ジョン・スノウ」は、野人の戦頭「トアマンド」に黒の城には何人いるかと聞かれた。
「スノウ」は1000人だと答えると、<獣潜り(ウォーグ)>の「オレル」は嘘だと言った。
怒った「スノウ」は「オレル」に喧嘩を売る。
「トアマンド」は「オレル」を突飛ばし「スノウ」にお前は好きだか嘘をついたら、喉から内臓を引きずり出すと言った。
女の野人「イグリット」は「スノウ」の剣を奪い風呂場へ向かった。
彼女は“鴉”ではないことを証明しろと服を脱ぎ「スノウ」にキスをする。
「スノウ」は誓いを破った。
右手の治療をするのはクァイバーン
「ジェイミー」と「ブライエニー」を連れ<ボルトン家>家臣「ロック」は、ハレンの巨城に来た。
「ロック」はスターク家の旗主「ルース・ボルトン」に彼らを引き渡す。
「ジェイミー」は王都の様子を「ルース」に尋ねた。
「ルース」は「スタニス・バラシオン」が、王都を包囲しお前の姉(サーセイ・バラシオン)が…と口をつぐむ。
驚く「ジェイミー」に姉はピンピンしていて「タイウィン・ラニスター」が勝利したと教えると「ジェイミー」は倒れ込み「ルース」は「クァイバーン」の所に連れて行かせた。
元メイスターだった「クァイバーン」は死なないが腐敗が広がっているので、付け根から切ると話した。
「ジェイミー」は学鎖が無いからメイスターではない、切ったら殺すと言う。
「クァイバーン」は自分の行った実験が大胆過ぎて、学鎖を剥奪されたと話す。
そして治療のため芥子の汁を勧めたが「ジェイミー」は大声で叫ぶから要らないと言った。
婚礼の出費は折半で
マージェリーの祖母「オレナ・タイレル」は「ティリオン」に呼び出された。「ティリオン」は彼女に財政の話しを始め、王の婚礼について質問した。
「オレナ」は王家の結婚に贅を尽くすのは当然だと言うと「ティリオン」は大蔵大臣としては悩ましいと言い、王家には大出費だと話した。
すると「オレナ」は、婚礼出費は王家が持つのが伝統だが、半分は<タイレル家>で払うから祝宴は計画通りにと言って部屋を出た。
リカード・カースタークの処刑
「リカード・カースターク」とその部下たちは、<ラニスター>の人質の子供2人を殺した。
「ロブ・スターク」は反逆だと言って怒ったが「リカード」は敵を逃がすのも反逆だと言った。
「ロブ」は「リカード」を地下牢へ、他は吊るせと指示。
叔父の「エドミュア・タリー」は一族を殺したからラニスターは借りを返すと言い、この件は戦が終わるまで黙っていようと話す。
「ロブ」は部下の殺人を許せば正義の戦いではなくなる、死で償わなければいけないと言った。
妻の「タリサ」は<カースターク軍>を失うと言って、戦には彼が必要だと話した。
「キャトリン」と「エドミュア」は彼を人質にしようと言ったが「ロブ」は「リカード」を処刑した。
蘇りは光の王の力
ミアの「ソロス」にこれからどうするか「アリア」が尋ねると、リヴァーラン城に行き、兄の「ロブ」から謝礼をもらうと話した。
「アリア」は人質を売り渡すのかと言うと、「ソロス」は「ベリック」は「ネッド・スターク」を敬い謝礼は辞退しろというが、お金は大事だと話した。
「アリア」は「ベリック」に死んだのにどうなっているか尋ねた。すると「ベリック」は「ソロス」に何回蘇らせたと聞いた。
「ソロス」は今回で6回やったと言い、言葉を唱えただけで、光の王の力だと話した。
「ベリック」は切り取られた場所が、蘇る度に欠けていくと言った。頭がなくても蘇るかと「アリア」が聞くと「ソロス」は無理だろうなと言った。
スタニスの娘
「スタニス・バラシオン」が妻の「セリース」の所へやって来て、誓いを破ったと告白し、相手は女祭司「メリサンドル」だと言った。
「セリース」は知っていると言い、彼女は息子を産んでくれたと話した。
すると「セリース」が「スナニス」の様子を読みとり、あの子にも会いに来たのかと言った。
「スタニス」は娘の「シリーン」の所へ。「シリーン」は「タヴォス」は友達だから会いたいと言うと、彼は反逆者で地下牢にいると「スタニス」は話した。
「シリーン」は地下牢にいる「タヴォス」に会いに来た。退屈だろと本を持ってきた「シリーン」に「タヴォス」は字が読めないと言う。また来て字を教えると「シリーン」は言った。
王殺しの真相
「ブラウニエー」が入浴をしていると「ジェイミー」がやって来て、のぼせたら助けろと言った。
「ブラウニエー」が断ると、冗談で「レンリー・バラシオン」が死ぬわけがわかったと言う。すると怒った「ブラウニエー」が「ジェイミー」の目の前に立ち上がった。
「ジェイミー」は言い過ぎたと謝り休戦しようと言った。「ブラウニエー」は相手を信頼しないと無理だと言うと、信頼していると「ジェイミー」は言った。
「ジェイミー」は風呂に浸かった「ブラウニエー」の表情見て、皆がそんな顔で俺を蔑んでいると言う。
自分は“王殺し”“誓約破り”で名誉を汚したと言われるが、ロバートの反乱後、狂王は父(タイウィン)の首を取れと言い、王都が奪われると何千何万の人の命を奪おうとしたと話す。
誓約のために傍観することは出来なかったと言い、狂王の背を剣で突き刺したと言った。
そこへ「ネッド」がやって来て俺を見た瞬間に有罪だと決めつけたと言った。「ジェイミー」は苦しそうに風呂の中で倒れこんだ。
指揮官はグレイ・ワーム
「デナーリス」は待女「ミッサンデイ」から<穢れなき軍団>の士官たちが集まったと言われ、彼らに指揮官は決めてあるか尋ねた。
指揮官になったのは「グレイ・ワーム」(灰色の蛆虫)。
「デナーリス」はその名前に驚いた。
そして彼に好きな名前を選べと言い、他の者にも伝えるよう指示した。
しかし「グレイ・ワーム」は、この名前は「デナーリス」に解放してもらった時の名前だからと変えないと言った。
次はキャスタリーの盤城を奪う
「ロブ」は「リカード」を処刑したあと<カースターク勢力>が去って軍が半分に減ったと苛立っていたが、この先の戦略も考えていた。
そして<ラニスター家>の本拠地、キャスタリーの盤城を奪うことを思いつき、ラニスター側についていない有力者「ウォルダー・フレイ」と同盟を結ぶと、妻の「タリサ」に話した。
タイウィンが命じた政略結婚
「ティリオン」は「サーセイ」と「タイウィン」に財政の話しを始めた。しかし「タイウィン」は、大事な話しがあると言った。
<タイレル家>は「サンサ」を「ロラス」の嫁にすると言い、王家の仲間入りをさせるのに、北部のカギを奪おうとしたと言う。
そして「タイウィン」は<タイレル家>に「サンサ」をやるつもりはないと言い「ティリオン」に「サンサ」と婚姻するよう命じた。
「ティリオン」はもう結婚していると言ったが「タイウィン」は断れないと言った。
そして「サーセイ」にも、お前も断れないと言い、「ロラス」の妻になれと話し、そうすれば忌まわしい噂も収まるだろうと言った。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3第5話を見た感想
第5話。今回もなかなか面白かったですね。
<ラニスター家>の「ジェイミー」は真相を「ブライエニー」に言いました。彼は意外と屈折した日々を送っていたようですね。
「ティリオン」は「サンサ」。「サーセイ」は「ロラス」。「タイウィン」による政略結婚。やはり父の言葉は絶対そうですね。
<スターク家>の「アリア」は何だか色んなことがありました。蘇りを近くで見れば「ネッド」を蘇らせたくなる気持ちは分かりますよね。
「ロブ」は久しぶりに登場したと思ったら、皆の意見も聞かず処刑してしまいました。同盟も結ぶと言っていましたが、うまく行くでしょうか?
「スノウ」は誓いを破ってしまいましたね。信用させるという作戦ではないことは分かっています(笑)
<ターガリエン家>の「デナーリス」は優しいですね。名前を聞いてショックを受けていました。彼女はこの先、残酷な選択もすることになるのでしょうね。
さて次回は第6話です。大人たちが悪知恵を働かせ頑張っています。さてどうなる!?