前回までのあらすじ
・ナイツウォッチの総帥「ジョン・スノウ」は、野人の戦頭「トアマンド」とハードホーム（堅牢な家）へ旅立った。
・「サンサ・スターク」は、「シオン・グレイジョイ」の裏切りで「ラムジー・ボルトン」に仲間を殺された。
・奴隷商人により貴族に売られた「ティリオン・ラニスター」と「ジョラー・モーモント」は闘技場へやって来た。
「モーモント」が予選の試合に出て勝利し「デナリース・ターガリエン」の前で兜を取った。
・太后「サーセイ・バラシオン」は「オレナ・タイレル」と「ピーター・ベイリッシュ」の策略で、総司祭「ハイ・スパロー」に捕らえられた。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5 第8話のあらすじ
ティリオン、デナーリスに物申す
「デナーリス」は「ティリオン」に＜ラニスター＞だという証拠を示せと言うと、自分は生まれた日に母の命を奪い、父の心臓を矢で射抜いた＜ラニスター＞殺しだと答えた。
家族を殺したと言うだけで臣下に置けと？という「デナーリス」に「ティリオン」は仕えるに値するお方か見極めないと言う。
そして、何も持たなかった娘が『ドラゴン』３頭とすべてを手にし、彼女こそが世界を変える希望だと、この世で最も信用している者に聞き、会う価値があると判断したと「ティリオン」は話した。
「デナーリス」は話を聞くと価値があるのかと逆に質問したが、世界は１人では変えられないと「ティリオン」は答えた。
巨大な軍隊と『ドラゴン』がいると話す「デナーリス」に殺戮と政治は異なると「ティリオン」は言い、その名に恥じない立派な王ならば、自分は優れた相談役になると言った。
「ティリオン」の話しを聞いた「デナーリス」は了承し、「モーモント」の処遇を尋ねる。
すると「ティリオン」は「モーモント」の裏切りは事実だか、忠誠をある者を殺せば忠誠心は得られないと答えた。
「デナーリス」は「モーモント」を、また追放するよう指示した。
罪の告白を迫られるサーセイ
「サーセイ」は牢にやって来た「セプタ・ユネラ」（修道女）に罪を告白すれと問い詰められ、飲食もさせてもらえなかった。
しかし「サーセイ」は意地でも罪を告白するつもりはなさそうだった。
港に居る賭博師を観察するアリア
「アリア・スターク」は「ジャクェン」に「ラナ」という人間に成りすまし、ラグマンの港に行って様子を見て来いと言われた。
港に行った「アリア」が賭博師の男と船長が賭けをしていたが、船長が死ななければ賭けには勝てないと報告した。
すると「ジャクェン」は「アリア」に船長が賭けをする理由を尋ねると、船長が死ねば賭博師が船長の家族に大金を払うからと答えた。
「ジャクェン」は賭けに負けた賭博師が支払いを拒んだら、船長の家族は彼に何もできないと言い、その家族が助けを求める相手は誰だと聞いた。
「アリア」が “数多の顔の神々“ だと答えると「ジャクェン」は「ラナ」になりすまし、賭博師を観察し彼を調べるよう指示した。
その後「アリア」は「ジャクェン」に賭博師へ贈り物を渡せと言われ、毒の入った小瓶を渡される。
クァイバーン、城の状況を話す
密告の長になった「クァイバーン」は「サーセイ」に会いに来て、姦淫行、近親相姦、「ロバート王」の殺害の罪で裁判が開かれると話した。
嘘だと「サーセイ」は言うと「ハイ・スパロー」に王家のやり方での証明は不可能だと「クァイバーン」は話した。
そして、グランドメイスターの「パイセル」によって、叔父「ケヴァン・ラニスター」が呼び戻され、『王の手』になって小評議会を仕切っていると話した。
また、新王「トメン・バラシオン」は「サーセイ」と王妃「マージェリー」が捕らえられてから、自室にこもり食事も満足にとってないと教えた。
ボルトン親子、スタニスとの戦いに向けて会議を開く
部屋に来た「シオン」に「サンサ」は、なぜ自分を裏切ったか尋ねると「ラムジー」は何でも見通していると言い、今まで「ラムジー」にされた事を話した。
そして「シオン」は、弟２人が生きている事を「サンサ」に伝えた。
その頃「ルース・ボルトン」たちは「スタニス・バラシオン」との戦に備えて会議を開いていた。
「ボルトン」は攻めずとも、そのうち＜スタニス軍＞は全滅するとい言うが「ラムジー」は北部人たちに示すためにも待たずに攻めるべきで、軍は不要で20人の精鋭で十分だと言った。
デナーリス、ティリオンを相談役に決める
「デナーリス」と「ティリオン」は恐ろしい父親を持つ恐ろしい子供だと話しをしていた。
政治のために結婚したことに感服すると「ティリオン」は話し、友の「ヴァリス」は正しかったようだと「デナーリス」に話す。
そして、彼に「デナーリス」に会うよう説得されたと言うと「デナーリス」は密告者の長「ヴァリス」のせいで20年も命を狙われたと話した。
「ティリオン」は「ヴァリス」を擁護し「デナーリス」が生き延びたのは、彼の計らいかもと話し、兄を除けば「ヴァリス」は唯一、信頼できる人間だと言った。
「デナーリス」は「ティリオン」を相談役に決め欲しい物があると言うと、この町で善政を敷くのが最前ではと「ティリオン」は話す。
「モーモント」は貴族の所へ戻り、自由よりも女王のために戦いたいと話していた。
オリーの疑問に答えるサム
「サム・ターリー」が「ジリ」（クラスターの娘）に、傷の手当てをしてもらっていると「オリー」（両親を野人に殺された少年）が聞きたいことがあると部屋に来た。
なぜ、総帥（スノウ）は自分の両親を殺した野人たちを助けるのかと「サム」に尋ねた。
「サム」は＜死の軍団＞の『ホワイトウォーカー』たちは生きている者すべてを襲い、時が来れば野人たちの力も必要になると言い、「スノウ」は危険を承知で最後の望みに賭けたと話した。
そして、自分は信じていると「サム」が言うと「オリー」は黙って部屋を出た。
ホワイトウォーカー、ハードホームを襲う
「スノウ」と「トアマンド」たちはハードホーム（堅牢の家）に着いた。
「トアマンド」は「ロード オブ ボーンズ」（骸骨公）に長老たちを集めるよう頼んだが、彼は拒否した。
すると「トアマンド」は「ロード オブ ボーンズ」を殺し、他の野人たちに長老を集めるよう指示した。
集まった長老たちに「スノウ」はナイツウォッチの総帥だと挨拶し、『ホワイトウォーカー』を協力して倒そうと話した。
そして『ホワイトウォーカー』を倒した＜ドラゴングラス（黒曜石）＞の剣を出し、協力するなら、これを譲り渡すと言った。
「トアマンド」は南の王「スタニス」に「マンス・レイダー」が殺させた様子を話し、「スノウ」が命令に背き「マンス」を楽に死なせてあげた事を伝えた。
そして鴉と和解しようと説得するが「トアマンド」を信じる者と信じない者（ゼン族）とに別れてしまった。
信じる長老たちと野人たちを連れ船に乗り込もうとする「スノウ」たちに突然、亡者（ワイト）たちが襲って来た。
「スノウ」はナイツウォッチたちの兄弟を率いて亡者たちと戦っていると『ホワイトウォーカー』たちが山の上から見ていた。
気づいた「スノウ」は＜ドラゴングラス＞の剣を取りに小屋へ戻ると『ホワイトウォーカー』に遭遇してしまう。
しかし一緒に小屋に入った＜ゼン族＞の「ロボタ」が『ホワイトウォーカー』に立ち向かい殺されてしまった。
『ホワイトウォーカー』は逃げ出した「スノウ」を追ったが、「スノウ」が使った元総帥「ジオー・モーモント」から譲り受けた “ヴァリリア鋼” の剣で殺される。
ハードホームを守っていた壁は壊され亡者たちが溢れ出すと、その状況に「エド」は「スノウ」に逃げようと言い「トアマンド」たちや野人たちも走り出した。
船に乗り何とか逃げ切った「スノウ」たちを『ホワイトウォーカー』の王（夜の王）は見ていた。
そして夜の王は死者を甦らせ亡者に変えだした。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン５ 第8話を見た感想
・第8話。ホワイトウォーカーとの闘いは見ものでしたね。
＜ラニスター家＞の「ティリオン」は、とうとう「デナーリス」に認めさせ相談役になりました。
「ティリオン」は人を口説くのも上手で、どこに行ってもやっていけどうですね。
「サーセイ」は自分も牢に入れられて、何となく惨めな感じです。
告白を強要する修道女にいじめられて、何だか可哀想です。
「クァイバーン」は「サーセイ」に色々報告していましたが、彼女の言いなり？いや、そうでも無さそうかな…
＜ボルトン家＞の「ラムジー」は精鋭２０人で「スタニス」を倒せると「ルース」に言っていました。
彼の自信はどこから来るものなのか不思議ですが、本当に戦に勝ったら凄いですよね。
＜黒の城＞に残った、少年「オリー」は「サム」の説明を聞いても不満そうでした。
少年だから、思いつめて何をしでかすか…ちょっと心配です。
＜スターク家＞の「アリア」は「ジャクェン」の言う通り観察しに港に行って、賭博師の男に目を付けました。
結局は毒殺すれとビンを渡されていましたが、やはり彼女は頭が良いので人を見る目も確かなのかもしれませんね。
「スノウ」は、『ホワイトウォーカー』と戦って勝ちましたね。
なぜ＜ドラゴングラス＞の剣を使っていないのに『ホワイトウォーカー』が粉々になったのでしょうか？不思議です。
亡者たちと『ホワイトウォーカー』が揃えば無敵な感じで、逃げる「スノウ」たちを見ている所は、何だか恐ろしい感じがしました。
さて次回は第9話です。シーズンもそろそろ大詰めで、どうなって行くのか楽しみです。