LOST シーズン3第22話 前回までのあらすじ
アザーズの襲撃を前にして、ジャックはダニエルが持っている爆発装置を使って逆襲する計画を皆に説明します。
ジュリエットが妊婦の居るテントに目印を付けることがベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)の作戦でしたが、それを逆手にとってそのテントに爆薬を仕掛けることをジャックは考えていました。
一方で、ナオミが持って来た衛星電話が使えませんでしたが、これはベンが設置したルッキング・グラスという基地が発している妨害電波のせいだとジュリエットが暴露します。
海底にあるルッキング・グラスを爆破することを志願したチャーリーは、自分が死ぬ運命であることを知っていました。
デズモンドが見た未来では、チャーリーが死ぬ代わりにクレアと赤ちゃんがヘリコプターによって島から救出されるものでした。
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LOST シーズン3第22話のあらすじ
(ジャックのフラッシュバック)無精ひげを生やしたジャックは、飛行機で泥酔するほど酒を飲んでいました。
飛行機が着陸した後、自分の車を走らすジャックは橋の上で車を停めて川へ飛び込もうとしますが、その時背後の道路で他の車が事故を起こします。
(現在)アザーズの襲撃に備えてダイナマイトを狙撃するサイード、ジンスー、バナードを残して、他の人々は電波塔を目指します。
チャーリーがルッキング・グラスから出る電波を停止させた時、ナオミが持って来た衛星電話は救助を呼ぶため、電波を受信しやすい電波塔へ向かったのでした。
その頃、ルッキング・グラスに到着したチャーリーは、ルッキング・グラスの警備を任された2人の女軍人に捕まり拷問を受けていました。
ルッキング・グラスの存在をジュリエットから聞いたことを暴露すると、女軍人は無線でベンにジュリエットが裏切ったことを伝えます。
慌てたベンはバクーニンにルッキング・グラスへ行き、チャーリーを始末するように指示します。
今までベンがルッキング・グラスについて嘘の情報をアザーズに伝えていたことが発覚して、バクーニンはベンを責めます。
ベンは矛先を変えるため、秘密が漏洩しないように女軍人2人も始末しろとバクーニンへ命令します。
その頃、襲撃隊は既に海辺のキャンプに到着しており、ジュリエットが付けた目印のあるテントを襲撃します。
襲撃隊10名の内7名までは倒したサイードでしたが、残りの3人に捕まってしまいます。
襲撃隊が壊滅状態であることを無線で聞いたベンは怒りを露わにして、他の人間たちが何処に行ったのかを聞けと指示します。
誰も口を割らないことから、ベンは見せしめのためジンスーを撃てと激怒しますが、バナードがジンスーを助けるため皆が電波塔に向かったことを告白します。
(ジャックのフラッシュバック)事故にあった被害者を救助したジャックは英雄と称えられますが、軽傷を負って手当てを受けていると身重の元妻サラが現れます。
サラはジャックが酒に止められず、橋から自殺をしようとしていたことに気が付きます。
ジャックは助けた被害者の治療を申し出ますが、様子がおかしいことを確信した外科部長から断られます。
(現在)ジャックたちが電波塔に向かったことを聞いたベンは、1人で電波塔へ行くと言います。
それを聞いたアザーズの面々は反対しますが、ベンは決心が変わらないと言うと、アレックスが同行することを申し出ます。
ベンはアレックスを連れて電波塔を目指します。
その頃、チャーリーに殴られてボートの上で気絶していたデズモンドは意識を取り戻すと、ルッキング・グラス目掛けて海に飛び込みます。
ルッキング・グラスに到着したデズモンドを見たチャーリーは、隠れろとデズモンドに告げると、デズモンドはロッカーの中に隠れます。
チャーリーが誰かと話をしていることに気が付いた女軍人がチャーリーを再度拷問していると、バクーニンもルッキング・グラスに到着します。
電波塔に向かっているジャックたちは、サイードたちからの連絡もなく3人の状況を心配していました。
居た堪れなくなったソーヤーは、海辺のキャンプに戻ると言い出しますが、武器もないのに行くのは危険だとジャックは反対します。
それを聞いていたジュリエットは隠している銃があると言い、ソーヤーと一緒に海辺のキャンプへ向かいます。
2人が海辺のキャンプ目指して歩いていると、ハーリーが追いかけてきます。
ハーリーは自分も行くと言いますが、足手まといだとソーヤーに言われて引き返します。
その頃、ベンに腹を撃たれてダーマ・イニシアティブの人々の遺体がある場所に横たわっていたロックは、身動きが取れず自殺しようとします。
その時、ウォルトが現れ、死んでは駄目だとロックに語り掛けます。
LOST シーズン3第22話を見た感想
今回のエピソードはシーズン最終回の前半ということもあり、目が離せない展開の連続でした。
死ぬ運命のチャーリーはなぜか未だ生きていて、デズモンドが助けに来ますが、どのように任務を決行するのか気になりいます。
更にベンはルッキング・グラスのことをアザーズに皆に嘘を付いていたことが発覚し、バクーニンが激怒していることから、ルッキング・グラスに到着したバクーニンがどのような行動を取るのか見物です。
ベンに殺されたと思っていたロックは生きていましたが、自殺を図ろうとしたのは意外でした。
何事も最後まで諦めないロックらしからぬ行動でしたが、それを止めたのは全く予想していなかったウォルトです。
皆を裏切ってベンに協力した父マイケルに連れられて島を出たウォルトは、少年から青年へと成長していました。
不思議な力を持つウォルトの登場で、この後の展開にもう一波乱あるのではないかと思わせる最後のシーンでした。
読み終わったら