LOST シーズン3第5話＜懺悔＞のあらすじと感想

LOST シーズン3第5話　前回までのあらすじ

ソーヤーは檻の中に流れる電流を利用して、ベンを感電させようとしますが、逆にベンに警棒で殴られてしまいます。

気絶したソーヤーは手術台のベッドで目を覚ましますが、心臓にペースメーカーを埋め込まれて、興奮するとペースメーカーが誤作動して死んでしまうことを告げられます。

一方、ジャックはジュリエットに依頼されて、瀕死のコリーンを助けるために手術室に向かいますが、コリーンの命を救うことは出来ませんでした。

その後、ベンはソーヤーを島の山へ連れて行き、ソーヤーたちが住んでいたキャンプは隣の島にあり、檻を逃げ出してもキャンプにはたどり着けないことをソーヤーに説明します。

さらに心臓に埋め込んだペースメーカーの話は嘘で、詐欺師ソーヤーの敬意を得るために嘘を言ったとベンは告白します。

キャンプに担ぎ込まれたミスター・エコーは昏睡状態が続き、テントに寝かされていました。

昏睡状態のミスター・エコーは幻覚で弟イエミの姿を見ますが、イエミは“懺悔すべき時が来た”と言い、テントに火を放ちます。

テントの横を通ったサイードたちが火に気付いて、ミスター・エコーをテントの外へ運び出します。

サイードたちが火を消化し終わると、近くに寝かされていたミスター・エコーの姿はそこにはありませんでした。

その頃、アザーズに囚われていたジャックは部屋で体を鍛えていましたが、そこへ白衣を纏ったベンが現れます。

ベンはジャックに白衣に着替えることを促すと、海岸で行われるコリーンの葬儀に参加することを依頼します。

海岸への道すがら、ジャックはベンに“首の調子はどうだ”と聞きますが、ベンは何のことか分からないと惚けます。

葬儀が始まるとベンはジュリエットに近づき、なぜレントゲン写真のことをジャックに言ったのかを問いただしますが、ジュリエットはジャックがカマを掛けたと推測しました。

一方でミスター・エコーを探していたハーリーたちでしたが、手掛かりを見付けることが出来ずにキャンプに帰ってきました。

ミスター・エコーが居なくなったことを知ったロックは、ミスター・エコーが墜落したプロペラ機に向かったと思うと言い、ハーリーたちと森の中へ入っていきます。

ロックの予想通りミスター・エコーを見付けたロックたちは、プロペラ機へ向かいますがイエミの遺体はそこにはなく、ミスター・エコーは落胆します。

プロペラ機の傍に佇むミスター・エコーを残し、もう一つのハッチに中に入ったロックたちは、モニターに映し出されていた眼帯をした男の姿を見付けます。

その頃、ジャックの部屋を訪ねたベンは、ジャックの信頼を得た後に骨髄の手術を依頼するつもりであったと、当初の計画をジャックに伝えます。

しかし、自分の腫瘍のことをジャックに気付かれたので、本心から手術をして欲しいとお願いするとベンはジャックに依頼します。

ベンが立ち去った後、ジュリエットがビデオを片手に部屋を訪れて、ビデオを見ようとジャックに語り掛けます。

そんな気分ではないというジャックを無視してビデオをセットしたジュリエットは、ノートを取り出してジャックに見せます。

そこにはビデオを見ているフリをして欲しいと書いてあり、ジュリエットはベンの偉大さを語りだします。

ジュリエットがノートを捲ると、ベンの手術を行って、その際にベンを殺害して欲しいと書かれていました。

その頃、大きな音を聞いたロックはハッチから出ると、島のセキュリティーシステムに囚われて木に叩きつけられたミスター・エコーを発見します。

ミスター・エコーは息を引き取る前に“次はお前たちの番だ”と言い残します。

今回のエピソードの見どころは、遂にミスター・エコーが息を引き取るシーンです。

今まで何度も危機を乗り切って生き残っていたミスター・エコーでしたが、今回は弟イエミと交信して納得してあの世に行ったように思えます。

ただし息を引き取る前に“次はお前たちの番だ”と言い残した理由がよく分かりません。

この島に残された人々は様々な悪事をしていた過去がありますが、懺悔のために命を差し出せということなのでしょうか？

ミスター・エコーの言葉を聞いたロックの表情は何とも言えないものでしたが、これはロックに思う節があるからなのかもしれません。

一方で、ベンに手術を依頼されたジャックでしたが、ジュリエットからベンを殺害して欲しいと依頼されたのは、意表を突く展開でした。

アザーズの人々も一枚岩でないことが判明しますが、この事実を知ったジャックがどのような決断をするのか楽しみです。

読み終わったら