パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第21話 前回までのあらすじ
今回マシーンがはじき出したのは、現金輸送を請け負う警備会社に勤務するトミー・クレイでしたが、犯罪歴のないクレイが犯罪に巻き込まれるとフィンチは考えます。
リースが警備会社に就職してクレイと仕事をしていると、強盗団が現金輸送車を襲いますが、予期していたリースが強盗団を撃退します。
ほっとしたリースでしたが、次の瞬間、背後からクレイに撃たれてしまい、クレイは他の警備員も射殺してその場を後にします。
リースは防弾チョッキを着ていたので軽症ですみ、クレイを調査するとアッシュリーという女の仲間が居ることを知ります。
リースはアッシュリーからクレイの居場所を聞き出し、クレイを捕まえますが、背後からアッシュリーに襲われて拘束されてしまいます。
アッシュリーは宝石の在り処を聞き出すと、宝石を独り占めするためにクレイを射殺しますが、同じ宝石を狙っていたHRに殺されてしまいます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第21話のあらすじ
リースがアジトでコーヒーを飲んでいると、今日はマシーンが番号を打ち出さなかったとフィンチが告げます。
意外そうな表情を浮かべるリースに対し、フィンチは小さな箱を取り出し、誕生日祝いだと言って、リースにそれを渡します。
誕生日なので今日はゆっくりと休むようにと、リースを労わります。
その頃、リースを追うドネリーFBI捜査官はカーター刑事を訪れると、過去の事件でリースのDNAが現場に残っていたことを発見したことを伝えます。
事件現場のニューロッシャルに行こうと誘われたカーター刑事ですが、その場は返事をしませんでした。
その直後、フィンチに呼び出されたカーター刑事は、DNAの件をフィンチに伝えると、フィンチは事件現場にカーター刑事も行くべきだと言います。
そして捜査をどのようにするかは、カーター刑事次第だと言いますが、フィンチがカーターを呼び出した本題には触れませんでした。
フィンチはマシーンが打ち出したカレン・ガーナ―という女性を調査してもらおうとして、カーター刑事を呼び出したのでした。
カレンを調べるためにカレンが働いているバーへ出向いたフィンチは、隣人を装ってバーの店員へカレンのことを聞きます。
その会話を聞いていたジェニングスという保安官がフィンチを呼び止め、カレンは偽名でサラというのが本名だと説明します。
ジェニングスからの質問に詰まるフィンチでしたが、背後からリースが現れて、自分はスティルス刑事でフィンチは自分の情報屋だと言い、フィンチをその場から連れ去ります。
事情を問い質すリースに対し、サラは夫ジェニングスから家庭内暴力を受けて逃げ回っていることをフィンチが説明します。
なぜ自分には内緒にしていたのかを聞くリースに対し、リースの以前の恋人ジェシカも夫ピーターから家庭内暴力を受けていたので、今回の事件は自分だけで処理しようと考えていたとフィンチは説明します。
リースは自分も捜査に加わるとフィンチへ告げます。
その頃、リースのDNAが残されたニューロッシャルの事件現場へ向かったカーター刑事は、カレンという妻が自動車事故で亡くなった後、生き残った夫ピーターも2か月後には行方不明になったことを知ります。
（リースの過去）CIAを辞めたリースは、昔の恋人カレンが事故死したことを知り、カレンの自宅へ忍び込みます。
カレンの写真やビデオを見て感傷に浸るリースでしたが、夫ピーターが戻って来て、カレンがピーターに暴力を受けていたことを知ります。
襲い掛かるピーターをリースは表へ連れ出します。
（現在）ジェニングスが妻サラを探し出すために、指名手配したことを知ったリースは、連邦保安局へ出向いてジェニングスを痛めつけます。
しかし既に指名手配を受けていたサラは、列車に乗ろうとして駅に居たところを逮捕され、ジェニングスに引き渡されます。
これを聞いたリースは、ジェニングスがサラを監禁しているモーテルへ出向き、ジェニングスを撃退してサラを逃がします。
その頃ニューロッシャルの事件の全貌が掴めたカーター刑事は、なぜリースがニューロッシャルの事件を引き起こしたのかを知ります。
警察署へ戻ったカーターの元へ、メキシコの刑務所から電話が入り、カーターが追っている犯人を捕まえたと刑務所所長は説明をします。
その犯人はヘロイン10KGをメキシコで所持していたので、当分の間は刑務所暮らしになると所長はカーター刑事へ事情を告げます。
それを聞いたカーター刑事は、リースがジェニングスを犯人に仕立て上げて、メキシコの刑務所へ収監させたと気が付きます。
カーター刑事がその刑務所にアメリカ人は他にもいるかと尋ねると、所長は数人いると答えます。
カーター刑事は、ピーターもこの刑務所にリースによって連れて行かれたと感づきます。
パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第21話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、リースの過去が分かる場面です。
なぜリースが廃人同様になったのかは、イマイチはっきりしませんでしたが、CIAを辞めてアメリカに帰ってくると、元恋人カレンが亡くなっていたことが大きく影響したようです。
しかも自分よりカレンを幸せにできる男がいると考えて身を引いたにも関わらず、その男ピーターにカレンを殺されたリースは、このショックで世捨て人になったようです。
リースが本気でピーターのことを憎んだと思いますが、その仕返しがピーターをメキシコの刑務所へ収監させるというのは、見ていて身震いがする内容でした。
簡単に殺さず、生き地獄を味あわせるリースの策には、恐怖しか感じませんでした。