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スーツ(SUITS)シーズン2第13話<ゼイン対ゼイン>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

ピアソン・ハードマン法律事務所の内紛が世間に知れ渡り、契約を打ち切るクライアントが増えてきました。ハーヴィーの顧客トレントも株式公開を前に、他の顧問弁護士に乗り換えようとします。

マイクは元同僚のジミーから、若手アソシエイツ達もヘッドハンティングされて、ピアソン・ハードマン法律事務所から逃げ出そうとしていることを知ります。

この状況を調べたところ、以前ハードマンの紹介で起用した外部弁護士・アリソンが黒幕であることが発覚します。

ルイスがアリソンに協力していると疑ったハーヴィーは、ルイスに最後通告します。

ピアソン・ハードマン法律事務所を辞めることを決意したルイスは辞表を提出します。それを知ったマイクは、トレントを顧客として繋ぎとめるためにルイスに協力を依頼します。

ルイスのお陰でトレントとの契約は継続されます。ハーヴィーはルイスに近付き、ルイスの辞表を破きます。

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スーツ(SUITS) シーズン2第13話のあらすじ

ジェシカがハーヴィーの部屋を訪れます。訴訟相手の弁護士デレクが亡くなったことを知らせに来たのでした。

ハーヴィーは興味なさそうに軽口を叩きますが、ジェシカは真剣です。

フォルサム食品の女性差別訴訟でデレクとは和解で合意していましたが、デレクが亡くなったのでフォルサム食品は新しい弁護士を任命したのでした。

ジェシカはニューヨークで1,2を争う辣腕弁護士ロバート・ゼインが弁護を引き受けたと伝えます。

その日のお昼、レイチェルは父親と一緒にランチを食べていました。

父親はレイチェルに、ピアソン・ハードマン法律事務所が相手の訴訟を担当することになったと告げます。そしてレイチェルに弁護士は向いていないので、違う道を見付けてはどうかと提案します。

それに怒ったレイチェルは、ランチも途中で席を立ちます。

事務所に戻ってきたレイチェルは、マイクにフォルサム食品訴訟の仕事をさせて欲しいと唐突に依頼します。

レイチェルの父親が著名な弁護士ロバートであることを知ったマイクは、驚きながらもハーヴィーに掛け合います。

ロバートが来社して、ハーヴィーと交渉が始まりました。デレクとは1000万ドルで和解することを合意していたハーヴィーでしたが、ロバートは200万ドルで和解したいといいます。

ハーヴィーは即座に却下しますが、会議が終了した後、ロバートはジェシカを訪ねます。

お家騒動で弱っているピアソン・ハードマン法律事務所は、業界の目もあるので裁判に負けられないはずなので、200万ドルで合意したほうが良いのではないかと、ロバートは足元を見ます。ジェシカはその提案を相手にしません。

裁判に向けて証言録取が始まります。ハーヴィーの依頼人はフォルサム食品の元従業員で、女性であるから昇進出来ないと会社を訴えていました。

しかしロバートは昇進出来ないのは、個人の能力のなさであると元従業員を追い詰めます。同席したレイチェルを慮って、マイクは証言録取を早々に切り上げます。

証言録取で傷ついたのは元従業員も同じでした。元従業員は200万ドルでの和解を望みますが、ロバートは和解も拒否して裁判にしようとします。

その頃、ピアソン・ハードマン法律事務所に転職してきたカトリーナに対し、ルイスが嫌がらせを始めます。アソシエイツのボスである自分に、挨拶がないことが気に食わないようです。

カトリーナも負けておらず、元検事の力を見せて、裁判所の職員を取り込んでルイスを牢屋に入れてしまいます。

一方ハーヴィーに命じられ、フォルサム食品を調べていたマイクは、重要なことを発見します。フォルサム食品は同じ理由で複数の女性従業員に対し、昇進をさせていませんでした。

これを理由にハーヴィーは原告を集め、フォルサム食品に対し2憶ドルの訴訟を起こします。これを聞いたロバートは、ジェシカに事務所合併の提案を行いますが、ハーヴィーが強硬に反対します。

父親との関係をマイクに窘められたレイチェルは、父親との関係を修復するように努力します。

これに気が付いたロバートは、娘と訴訟案件で対峙するのは避けるため、フォルサム食品訴訟を外部弁護士に委託します。その委託先はハードマンでした。

スーツ(SUITS) シーズン2第13を見た感想

今回のエピソードの見どころは、レイチェルの父親ロバート・ゼインの登場です。
レイチェルの父親が、ハーバード卒の著名弁護士であるロバートであることは全くの予想外でした。

レイチェルと違い、ロバートは相手を追い込む天才で、そこには何の躊躇も見せません。
常に父親に対する劣等感を持っているレイチェルの言動が、今回のエピソードをより楽しいものにしています。

ロバートの口の悪さはハーヴィー以上で、彼の一語一句はストーリーを盛り上げます。
しかし娘レイチェルのことは非常に心配していることが、言葉の端々から伺えます。

もう1つ楽しみなのは、カトリーナの登場です。ピアソン・ハードマン法律事務所に転職するなり、すぐにルイスと揉めます。

非常に気が強いカトリーナが、ルイスを遣り込めるシーンは見ていて楽しいものです。よく観察すると、2人は共通点もあり、カトリーナは女ルイスに思えるほどです。

今後、益々エスカレートしていくと思われるルイス対カトリーナの攻防にも目が離せません。
 

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