前回までのあらすじ
スコッティと真剣に付き合うことを決めたハーヴィーは、スコッティをピアソン・スペクター法律事務所に誘います。不安はあるもののスコッティもそれに応じて、移籍を決断します。
一方マイクは、医療機器の訴訟を担当します。相手側の弁護士が自分の両親の交通事故で相手側の弁護をしたリナルディであったため、マイクはリナルディを執拗に追い込みます。
自分のしていることが、今回の医療機器訴訟の遺族を追い詰めていることに気が付いたマイクは、リナルディを追い込むこと止めます。そして妙案を考えて、遺族が補償金を得れる策をリナルディに伝授します。
そのマイクに危機が迫ります。マイクの経歴に疑いを持ったルイスは、マイクの卒業証明書をハーバードから取り寄せます。
絶対にA+の成績を与えないジェラード教授の授業で、マイクはA+を取っていました。
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スーツ(SUITS) シーズン3第12話のあらすじ
ルイスがマイクに近づきます。ルイスはハーバードのジェラード教授のことを知っているかと、マイクに訪ねます。マイクはジェラード教授の特徴を説明しますが、ルイスは成績について聞きます。
マイクがA+と答えると、ルイスは即座にそれは嘘だと言います。ジェラード教授は絶対にA+を与えないと言い、マイクはハーバードを卒業していないと怒鳴ります。
マイクは自分が特別な生徒だったと返答しますが、それならばジェラードはマイクのことを覚えているはずだとルイスは断言します。
そしてジェラード教授が金曜日に事務所を来訪して講演を行うので、その時にジェラード教授がマイクを覚えていなければ、マイクはハーバードを卒業していないと見なすと告げます。
マイクはジェラード教授の件でハーヴィーに相談します。ハーヴィーは何とかするので、マイクは何もするなと指示を出します。そしてジェシカに相談すると言い、部屋を後にします。
ジェシカの部屋を訪れたハーヴィーでしたが、ジェシカの様子が変です。
元夫サインツが亡くなったことを告げたジェシカは、サインツが遺言執行人にジェシカとハーヴィーを任命したことを説明します。
ハーヴィーとジェシカはサインツの現在の妻リサと会います。リサはサインツが経営していた会社を同業者に売却しようとしていました。それを聞いたジェシカは感情的になり、売却に反対します。ハーヴィーは私情を挟まず、売却を検討したほうが良いとジェシカを諭します。
怒りが収まらないジェシカは売却を妨害しようとします。それを聞いたリサの代理人は、サインツの病気が進行し適切な判断が出来ない時にジェシカが遺産執行人に任命されたと主張し、ジェシカの遺産執行人は無効であると告げます。
ジェシカはリサと真摯に話し合いを行います。そしてサインツの夢を叶えるには、会社を売却した方が良いということで合意します。さらに遺産執行人の地位も回復し、ジェシカは会社を売却します。
一方、窮地に追い込まれたマイクは、成績を改ざんしてA+を取ったとルイスに打ちあけます。そしてハーバードを卒業したことだけは、信用して欲しいと懇願します。
ルイスはマイクを信じませんでしたが、レイチェルがルイスを説得します。ルイスはジェラード教授に謝罪して、許されたらば不問とすると言います。
ジェラード教授にマイクが会えば、マイクの正体がバレてしまいます。ハーヴィーはボストンへ飛び、ジェラード教授を脅します。しかしジェラード教授はハーヴィーの申し出を拒否します。
金曜日になり、ハーヴィーがマイクを許すようにルイスにお願いをします。強要するなというルイスでしたが、最後はマイクを許します。
スーツ(SUITS) シーズン3第12話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、最後の場面です。覚悟を決めたマイクは、ジェラード教授に近づきます。
ジェラード教授に話しかければ、マイクの偽経歴が明らかになります。ハーヴィーが止めますが、マイクの決心は変わりません。
このシーンを見ていて、遂にマイクの正体がバレてしまうと思いました。しかし最後の瞬間、ルイスがマイクを止めてジェラード教授と話しをさせませんでした。
この展開は意外感があり、ハラハラドキドキする内容で、非常に見応えがありました。ルイスの心変わりは、やはりハーヴィーの説得が大きく影響したのだと思います。
誠心誠意ルイスにお願いをするハーヴィーでしたが、マイクを思う気持ちが強く伝わってくる場面でした。ルイスを友達だと言い、以前自分がピンチに陥った時にはルイスが許してくれたと、過去のエピソードを持ち出します。そして友達のマイクも許して欲しいというシーンは、真摯な態度のハーヴィーが見れます。
今回は偽経歴がバレなかったマイクですが、また近い将来、窮地に立たされることは間違いなさそうです。その時にどのようにマイクが乗り切るか楽しみです。
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