前回までのあらすじ
連邦捜査局に逮捕されたマイクは女検事ギブスの執拗な取り調べを受けます。
ハーヴィーがマイクの保釈申請をしますが、ギブスは認めません。
保釈審理が行われるとギブスは嘘の主張をしますが、マイクとハーヴィーがその嘘を証明して、マイクの保釈が認められます。
マイクを密告した人物を探すマイクとハーヴィーでしたが、誰が密告したか分かりません。
ギブスはジェシカやレイチェルなど、マイクの周辺の人々にも揺さぶりを掛けます。
ギブスがピアソン・スペクター・リット法律事務所ぐるみの犯罪と疑っていることに気が付いたハーヴィーは、事務所に復帰しようとします。
ハーヴィーが事務所に復帰したことをフォースマンが知れば、間違いなく事務所を攻撃するはずです。
刑務所にいるフォースマンにハーヴィー復帰を連絡しそうなジャックとダニエル・ハードマン(デヴィッド・コスタビル)を脅し、2人の口を封じます。
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スーツ シーズン5第12話のあらすじ
検事ギブスの追及はマイクの周辺の人々にも本格的に始まります。
ドナも検事局に呼ばれ、ギブスの尋問を受けます。
何も知らないというドナに対し、ギブスはあっさりとドナを帰宅させようとします。
取調室を出ると、向かい側の別室でドナの父親が取り調べを受けていました。
ドナの父親は不動産業を営んでいますが、以前事業に失敗した過去がありました。
ギブスは父親のことが心配ならば、ハーヴィー達を売れとドナに迫ります。
その頃、事務所ではハーヴィーとジェシカが打開策について、話し合っていました。
そこへマイクが現れ、検察にマイクの容疑の根拠を求めるべきであると主張します。
マイクとハーヴィーはギブスを裁判官のもとへ呼び、マイクを逮捕した根拠を求めます。
渋るギブスでしたが、裁判官から促されて一通のメールのコピーを差し出します。
それはハーバードから送られてきた匿名のメールで、マイクがハーバードに通っていなかったと記載されていました。
それを見た裁判官は差出人を特定しないと裁判にならないとギブスに釘を刺します。
ハーヴィーとマイクは匿名の主がジェラード教授だと考えます。
自分達がジェラード教授に接触するとマズイと考えたマイクは、ルイスに頼みます。
その匿名メールを見たルイスは、差出人は元恋人シーラだと確信します。
シーラを訪ねたルイスは、差出人として名乗り出ないように依頼します。
シーラは自分が密告したことを認め、自分の名誉のためにも名乗り出る気はないことをルイスに告げます。
翌日、ドナの父親が起訴されたとの情報が流れます。
ドナはハーヴィーを責めます。
周りの人間が不幸になるのを見て、マイクは罪を認めるべきかと迷います。
自首をハーヴィーから止められたマイクは、ジェラード教授に会いに行きます。
ジェラード教授にマイクがハーバードを卒業したことを証言してもらおうと依頼しますが、ジェラード教授は偽証することは出来ないと言います。
マイクは曖昧な表現で、マイクがハーバードに居たことを示唆する文章を作り、ジェラード教授にサインさせることに成功します。
この書類を使い、ハーヴィーはギブスと取引を行います。
その結果、ドナの父親は不起訴になります。
一安心したハーヴィーの元に、ギブスが現れます。
匿名の密告メールの送り主が名乗り出たとギブスは満面の笑みを浮かべます。
これで密告メールがマイク逮捕の根拠となります。
シーラが名乗り出たことを聞いたルイスはショックを受けます。
スーツ シーズン5第12話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ギブスがドナを脅す場面です。
ドナの父親は過去不動産事業で失敗した過去があり、一発逆転を狙って違法スレスレのことをやっていました。
ドナにも出資して欲しいという話を聞いたハーヴィーは、ドナに内緒でドナの父親に関わるなと脅した過去があります。
そのことを知ったドナはハーヴィーを酷く責めますが、ハーヴィーとマイクがドナの父親を救います。
その際、ギブスがドナ親子を巧妙に追い詰めて行くのですが、このやり方が非常に汚いやり方でした。
登場以来、ギブスの手口は犯罪並みの汚さです。
何があってもハーヴィーとマイクを塀の中へ葬り去りたいようですが、なぜそこまでやるのか不思議になるくらいです。
その一方で、シーラがマイクの偽経歴を密告していたのは意外でした。
まさかの人物の登場です。
シーラの思考はぶっ飛んでいて、予測不能です。
この後、シーラが何をやらかすのか非常に気になります。
そしてシーラが自分を裏切り名乗り出たことで、ルイスは酷く傷つきます。
ルイスが今後、どのようにシーラと関わって生きのかも見どころの1つだと思います。
読み終わったら