スーツ(SUITS)

スーツ(SUITS) シーズン5第15話<決断のとき>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

裁判が近づき、追い詰められたマイクは、自分で自分の弁護をすると言い出します。

大反対するハーヴィーでしたがマイクは譲りません。

模擬裁判で勝った方が弁護をすることになりましたが、最後はレイチェルがハーヴィーに弁護をして欲しいと頼みます。

裁判が始まり、ギブス検事はトレヴァーを証人に呼びます。

トレヴァーはマイクと同居していて、マイクはハーバードに通っていなかったと証言します。

ハーヴィーは反対尋問を行い、過去のトレヴァーの犯罪行為を言及して、今回も犯罪を見逃してもらうためにギブスと取引をして、嘘の証言をしていると反論します。

さらにはトレヴァーがマイクに嫉妬していることを認めさせ、裁判を有利に進めます。

追い込まれたギブスはルイスに近寄ります。

ルイスがマイクの偽経歴を使って代表に上り詰めたことを知っていると言い、刑務所に行きたくなければマイクの偽経歴を証言しろと迫ります。

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スーツ シーズン5第15話のあらすじ

陪審員の心を掴むために、マイクが自分で弁護をすることにハーヴィーは賛成します。

マイクは以前、冤罪で刑務所に入れられていたクリフォードの弁護をして無罪を勝ち取った過去があり、クリフォードを証人に呼ぼうとします。

クリフォードに自宅を訪ねると、クリフォードは3週間前に殺害されたと母グロリアがマイクに説明します。

驚くマイクでしたが、グロリアに出廷してもらうことを依頼します。

グロリアはクリフォードの人生は冤罪で大きく変わってしまい、マイクがそれを救ってくれたと証言します。

そしてマイクのような素晴らしい弁護士を冤罪で刑務所に入れてしまうのは、絶対に反対だと強く主張します。
 

反対尋問でギブスはマイクが偽弁護士であることを強調しますが、グロリアはそんなことは関係ないと言い、息子を救ってくれたのはマイクだと叫びます。

最終弁論の前夜、マイクはスピーチを書きますが上手く頭に入りません。

最終弁論を迎え、傍聴席にグロリアの姿を見たマイクは、スピーチノートを捨てます。
 

そして自分は今まで金持ちのために弁護士をして成功してきたが、困った人を助けるために弁護士になったことを忘れていた。

この裁判で勝った後、困った人を助けるために人生を捧げると言い、陪審員の心を掴みます。

ギブスも最終弁論で熱弁を奮います。

どちらが勝訴するか分からない中、陪審員が審議に入ります。
皆が法廷を後にする中、マイクはその場を離れることが出来ません。
 

マイクが法廷のベンチで座っていると、弁護士が出廷しない被告ディアスを検事が追い詰めていました。

マイクはその被告の弁護を買って出ます。
 

その頃、ルイスはギブスの部屋に居ました。

ルイスはハーヴィーを売りに来ましたが、証拠を持ってこいと言われてしまいます。
 

事務所に戻ったルイスは、ハーヴィーに掴みかかります。

ハーヴィーが無資格のマイクを雇うから皆が不幸になると捲し立てます。

そしてハーヴィーに自首しろと迫ります。
 

驚くハーヴィーは、ルイスこそマイクの秘密を知り、それを利用して事務所の共同代表になったので同罪だと言い返します。

ルイスはこの会話を録音していたのでした。
 

その足でルイスはジェシカに部屋へ向かいます。

ルイスはハーヴィーを売ろうとジェシカに言いますが、ジェシカは激怒してそれを拒否します。
 

自宅に戻ったマイクをギブスが訪ねます。

マイクが罪を認めれば2年の懲役で他の人間は無罪にするとギブスは言い残して部屋を後にします。

マイクが悩んでいる姿を見たレイチェルは、絶対に刑務所に自分から入るようなことはせず、判決を待とうと泣きながら説得します。
 

同じ頃、ハーヴィーはドナの自宅を訪れます。

ハーヴィーは自分が自首をして皆を救おうと考えていることをドナに話ますが、ドナはそれを直ぐに却下します。
 

翌朝ディアスの件で検事局に呼ばれたマイクは、ディアスが仲間を密告することで無罪になる司法取引を持ち掛けられます。

反対するマイクに対し、ディアスはその取引に応じます。

それを見たマイクはギブスの部屋へ向かい、取引に応じたいと申し出ます。

スーツ シーズン5第15話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、マイクとハーヴィーの心の葛藤です。

マイクは最終弁論で満点のスピーチをします。

しかしこれで勝てたわけではありませんし、仮に勝ってもピアソン・スペクター・リット法律事務所の面々が起訴される可能性はあります。

ハーヴィーも自分の責任を感じて、自首することを考え始めます。
 

2人とも周囲の人間を家族と思い、その人々に迷惑を掛けたくないという気持ちが強く現れます。

それを止めたのが、2人にとって一番大切なドナとレイチェルでした。

しかしマイクはそれでもギブスと取引に応じようとします。

このまま有罪になった場合、懲役7年ですが、取引した場合は懲役2年ですみます。
 

2人に対照的なのがルイスでした。

ギブスにハーヴィーを売ろうとしたばかりではなく、良心の呵責からジェシカにそれを認めて貰おうとします。

見ていて本当に情けなく思いましたが、刑務所に入りたくないというルイスの叫びは共感出来ます。

マイクはギブスにどのような形で取引に応じるのか非常に気になります。

本当に刑務所に2年間入るのか、それとも何らかの秘策があるのか非常に気になる展開です。
 

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