前回までのあらすじ
ドナはドナの秘書を辞めて、ルイスの秘書になることを決意します。
ルイスと喧嘩をしてすぐに戻ってくると考えていたハーヴィーは、ドナに素っ気ない態度を取ります。
しかしドナが本気であることを知り、急に嘔吐する体の変化が生じます。
ドナの代わりの秘書を雇わないことから、担当する案件でミスを犯したハーヴィーは、顧客の会社を倒産させてしまいます。
マイクにドナのことを直視するように言われたハーヴィーは、ドナが帰ってこない現実を受け入れようとします。
しかし嘔吐の回数が増え、精神科医のセラピーを受けると、パニック症と診断されます。
精神科医アガードはドナを失ったことが原因であると言いますが、ハーヴィーはそれを認めようとしません。
心の中にある全てを話すように促すアガードでしたが、ハーヴィーは核心については口を閉ざします。
スポンサーリンク
スーツ(SUITS) シーズン5第2話のあらすじ
レイチェルは父親ロバートと食事をしますが、話題は主にマイクとの結婚に集中します。
ロバートは婚前契約書を取り出し、マイクにサインさせるように告げます。
レイチェルは婚前契約書を結ぶことを嫌がりますが、ロバートはレイチェルのためだと言い書類を渡します。
自宅に帰り婚前契約書を読んでいたレイチェルでしたが、その姿をマイクに見つかります。
マイクはサインすることに同意しますが、レイチェルは絆が弱まると言い婚前契約書を結ぶことを躊躇します。
翌朝、ピアソン・スペクター・リット法律事務所のシニアパートナー・ジャックが、ルイスの部屋を訪問します。
ソロフはパートナーの給与規定を変更したいので、ルイスの協力を得たいと言います。
今までは成功報酬が重く給与に反映されていましたが、ビラボル(顧客から得る時間給)の比率を上げる内容です。
大口案件を多数持ち、成功報酬が圧倒的に多いハーヴィーを狙った改正であることに気が付いたルイスは、この案件をハーヴィーとの関係改善に利用しようと考えます。
パートナー会議が始まり、ソロフが給与規定の改定を主張します。
これにルイスは反対しますが、ハーヴィーは“こんなくだらない議題を提案させるな”とルイスを叱責します。
部屋に戻ったハーヴィーはドナに代わる秘書の面接を開始します。
美女揃いの面接者の中から、太った中年女性グレッチェンを呼びます。
グレッチェンが24年間のキャリアがあることを確認し、ハーヴィーは直ぐにグレッチェンを秘書として雇います。
その頃、マイクは旧友ジミーから集団訴訟を引き受けてくれるように依頼されます。
生命保険会社が加入者を病院から強制退院させた結果、患者が亡くなった案件です。
早速、原告団の1人を訪ねると、胸の苦しみを訴えた夫が病院に入院したが、保険会社がこれ以上入院費を払えないと言い、病院を強制退院させられ、その晩に夫は亡くなったと原告の未亡人が事件を説明します。
同じようなケースが200件もあることを聞いたマイクは、訴訟を引き受けることを決意しますが、儲からない可能性があるためジェシカから弁護をするなと命令を受けます。
どうしても人助けがしたいマイクはロバートを訪ね、訴訟を引き受けて欲しいと依頼します。
ロバートはマイクと共同で裁判を担当しようと提案します。
一方、ハーヴィーに怒鳴られてイライラしていたルイスは、ドナの給与の一部をハーヴィーが払っていたことを知ります。
ルイスがドナを秘書にするには、ルイスが身銭を切る必要があります。
ルイスはソロフが提案した給与改定を行えば自分の給与が上がり、ドナに給与を払えると考えます。
ソロフの部屋を訪ねたルイスは、給与改定の議案を再度パートナー会議で提案して欲しいと依頼します。
訝るソロフでしたが、他のパートナー達が賛成しないと言います。
しかしルイスはハーヴィーの給与額を知ったらば、他のパートナー達も賛成するはずだと言います。
ルイスは間違えたフリをして、ハーヴィーの給与明細をコピー機の上に置きます。
ハーヴィーの給与額は事務所全員が知ることになります。
それを知らないハーヴィーはルイスに会議で怒鳴ったことを謝罪し、友人として関係を改善したいと申し出ます。
しかし給与明細をコピー機の上に置いたのがルイスと分かり、激怒します。翌日、パートナー会議が行われて、給与規定は改定されます。
スーツ(SUITS) シーズン5第2話を見た感想
今回のエピソードのみどころは、マイクが人助けをしたいと思い、ロバートと共同で訴訟を受ける場面です。
ハーヴィーの顧客の友人が若くしてなくなり、事業を売却する場面があります。
その顧客が人生は短いので自分のやりたいことをやりたいと言うのを聞いたマイクは、偽経歴のためいつまで弁護士を出来るのか分からないので、人助けをしたいと考えます。
マイクらしい判断だと思いますが、抜け目ないロバートと一緒に仕事をすることで、また一波乱あるのではないかと心配になります。
強引なロバートのやり方をマイクはわかっているはずですが、義理の父になるロバートの前で弱者を助けるところを見せて、レイチェルの財産を狙うような男ではないと言いたい気持ちが見え隠れします。
今後、ロバートとマイクの関係が良くなるのか、悪くなるのか見物です。
またドナに代わる秘書グレッチェンが良い味を出しています。
スマートなエリート揃いのピアソン・スペクター・リット法律事務所には似つかわしく無い見てくれですが、その能力はドナにも負けないようです。
グレッチェンの活躍も今後、楽しみです。
読み終わったら