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ホワイトカラー シーズン2第11話<深夜の告白>あらすじと感想

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前回までのあらすじ

ラーセンに撃たれたモジー(ウィリー・ガーソン)は手術を受けて一命を取り留めます。

ピーター・バーク(ティム・ディケイ)はラーセンの偽造IDを使えなくして、ラーセンを逮捕しますが、ラーセンの自宅から押収した銃にはピーターの指紋が付着しており、ピーターは捜査が終わるまで停職になります。

ピーターが自宅でラーセンを調べた結果、ナイジェリアのビラル王子がラーセンの密輸を手伝っていることを突き止め、ニール・キャフリー (マット・ボマー)やサラ・エリス(ヒラリー・バートン)の協力を得てビラル王子を拘束したピーターは、ラーセンを密輸のアジトに誘き出します。

ラーセンは密かに採取していたピーターの指紋を、密輸品に付着させようとしているところをFBIに逮捕され、事件の黒幕はニールを一人前の詐欺師に育成したアドラーであることを自白します。

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ホワイトカラー シーズン2第11話のあらすじ

FBI事務所でピーターはアドラーの資料を見ていると、アドラーの写真の背景にニールが写っているものを見付けます。

その写真を持ってニールの自宅を訪ねたピーターは、ニールにアドラーとの関係について教えて欲しいと言います。

ニールは長い話になると言い、ワインを口に運びます。
 

アドラーの話をするには、まずはモジーとの出会いについて話す必要があるとニールは過去を振り返ります。

8年前、ニューヨークに出てきたニールは、街角でイカサマ賭け事をしていたモジーから500ドルの大金をせしめます。

ニールに詐欺師としての才能を感じたモジーは、ニールの後をつけて大口の詐欺話を持ち掛けます。
 

モジーの狙いはアドラーの金でした。

投資会社を経営しているアドラーは多額の資金を投資家から集め、投資会社は成功を収めていました。

芸術品の収集家でもあるアドラーに取り入るために、ニールは芸術品の知識を覚えてアドラーに近づこうとします。
 

アドラーが主催するパーティーに参加するには5000ドルもの金が必要でしたが、ニールは以前偽造したアトランティック社の社債を現金化しますが、この偽造社債の犯人を追っていたのがピーターでした。
 

無事、アドラー主催のパーティーに潜り込んだニールはアドラーに近づきますが、相手にされません。

アドラーの関心を引くためにモジーが仕入れて来た経済情報をアドラーに伝え、それで儲けたアドラーはニールを雇います。

アドラーの秘書をしていたケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)に出会ったニールはケイトに惹かれますが、ケイトには恋人が居てシカゴへ引っ越す予定になっていました。
 

ニールは仕事に奮闘してアドラーの信頼を徐々に得ます。

ある時、アドラーが集めている美術品を買い漁っている人物を見つけ出し、アドラーに引き合わせますが、アドラーは手を引くようにその女を脅します。

その女がアレックス・ハンター(グロリア・ヴォトシス)で、ニールと深い仲になります。

アレックスはニールが詐欺師であることを見抜き、自分が追っているオルゴールを一緒に盗まないかと誘いますが、ニールはその申し出を断ります。
 

モジーから早くアドラーの秘密口座とパスワードを盗み出せと言われていたニールでしたが、丁度その時にアドラーから秘密口座に異変が無いか調べろとパスワードを渡されます。

しかしアドラーはニールの真意はお見通しで、すでに口座に金は1ドルしかなく、アドラーは金と共に姿を消します。

アドラーがニールに渡したパスワードは暗号で、“ニール頑張ったね”というメッセージでした。

ニールの勤務していた投資会社は破綻しましたが、ケイトはニールを選び、その後モジーと3人で詐欺を繰り返していました。
 

ある時、オルゴールを盗む件で、ケイトと口論になったニールはオルゴールを盗みにヨーロッパに1人で渡りますが、帰国するとケイトは姿を消していました。

社債偽造でニールを追っていたピーターは、ケイトとニールが別れたという情報を得て、ケイトを餌にニールを誘き出してニールを逮捕します。
 

これが話の全てだと言うニールに対し、ピーターは“今日、アレックスが家に来ただろう”とニールを問い詰めます。

ニールはアドラーの居場所のヒントが見つかったと言い、フラクテルのアンテナをピーターに見せます。

実際にこのアンテナを作り、周波数をあわせると緊急信号が発せられ、アドラーが探しているお宝に近づけるとニールは説明します。

ホワイトカラー シーズン2第11話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ニールの過去が全てわかるシーンです。

今まで謎だったモジー、ケイト、アレックス達との出会いが分かるばかりでなく、ピーターがなぜニールを追っていたのかも分かります。

今までニールとその周囲の人間の関係が不透明でモヤモヤ感がありましたが、今回のエピソードですっきりした気分になれました。
 

ケイトがアドラーの秘書をしていて、当時の恋人をふってニールと付き合った場面がありますが、ケイトはニールより金が目当てだと思えるシーンがあります。

以前ピーターがケイトに対し、ニールを本当に愛しているかと聞いた時のケイトの反応が思い出されます。

またアレックスとの微妙な関係も今回のエピソードを見ると納得できます。
 

モジーが昔はかつらを被っていて今とは全く雰囲気が違うことや、ピーターが口髭を生やしていたことなど、微笑ましいシーンも盛りだくさんです。

今回のエピソードは一寸たりとも目が離せない濃い内容です。
 

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