前回までのあらすじ
美術館からセイヤーの絵画が盗まれますが、犯人の手口が過去のニール・キャフリー (マット・ボマー)の犯罪手口に酷似していることから、ニールが捜査に加わります。
ニールはセイヤーの絵画の贋作を7点作成したジャスティンという美大生を見付け、依頼主であるヴェロニカという学生に会いに犯罪学の授業を受けに行くと、担当教授オズワルドと数名の学生が怪しいと感じます。
アレックス・ハンター(グロリア・ヴォトシス)がラッセルという運び屋に命を狙われていることを知ったニールは、ラッセルを使ってオズワルド教授を逮捕しようと考えます。
ラッセルの持っている金貨を盗む計画を学生達に吹き込み、学生達は金貨を強奪させ、オズワルド教授に渡すところを逮捕する予定でしたが、教授は金貨を持ち去ります。
その後、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)がマフィアに扮してオズワルド教授を脅し、セイヤーの絵画を換金しようとしたオズワルド教授を逮捕します。
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ホワイトカラー シーズン2第4話のあらすじ
頻繁に通うレストランのウエイトレス・ジーナに好意を持つモジー(ウィリー・ガーソン)
は、ある朝ジーナが人相の悪い男たちに店から連れ出されるのを目撃します。
モジーはニールにFBIを使ってジーナを助けるように依頼しますが、事件なのかもわからない状況なので、ニールはモジーを連れてジーナの自宅へ行きます。
ジーナの自宅は荒らされた形跡があり、“サルザ”というメッセージが書かれており、ニールとモジーはシガーバー“サルサ”へ向かいます。
その頃、エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)と食事をしていたピーターの元へ、部下の捜査官から電話が入ります。
捜査官はジーナという人物をニールに調べて欲しいと言われたと告げ、ジーナのことをピーターに報告します。
ニールが何かを企んでいるとピーターは察します。
FBIに戻ったピーターはジーナをさらに調べると、ジーナの恋人トミーは前科があり、ナバロというギャングの運転手をしていました。
ナバロは危険な人物としてFBIがマークしている人物で、サルザを拠点としていることからピーターはサルザに急行します。
何も知らないニールとモジーはサルザに忍び込もうとしてナバロに見つかってしまい、ナバロに捕まる寸前にピーターが登場して2人を助けだします。
ピーターは激怒しながら2人をFBIに連れて帰り、2人に捜査に関わるなと厳しく指導しますが、2人は独自の動きをします。
クリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)捜査官の協力を得てトミーを見つけ出すと、トミーはナバロから10万ドルを奪って逃げている最中でした。
ピーターはトミーに金を返すと言ってナバロに接触させ、ジーナを助けようとしますが、土壇場でトミーはナバロに怯えて逃げ出そうとします。
それを見たモジーは、ジーナを救うために単身でナバロに会いに行きます。
自らを仲介人と名乗り、FBIの捜査網からナバロを逃げさせ、翌日に安全な場所で金とジーナを交換しようと申し出ます。
ナバロはそれに同意してモジーを連れてアジトへ移動し、そのアジトには人質になっているジーナも居ました。
モジーの作戦はニールが把握しており、その作戦通りFBIも動き、上手く金と人質を交換出来ると思った矢先、ニールがあることに気が付きます。
人質ジーナは開放されはずですが、仲買人モジーは交換に関係無いのでナバロに殺害されると考えます。
モジーを助けに外へ出ようとするニールを制して、ピーターが単身ナバロのアジトに突入し、モジーを救出してナバロを逮捕します。
ホワイトカラー シーズン2第4話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、モジーがジーナ救出で活躍する場面です。
モジーは自分の危険を顧みず、ジーナのために行動します。
あれほど嫌っていたFBIの事務所に行き、ジーナ救出をピーター達に訴える姿は健気に思えますが、それほどジーナのことを大切にしていると言うことが分かるシーンでした。
更にジーナの恋人トミーの恐怖感を煽り、トミーを逃げ出させるように仕向けさせますが、これはモジーらしい行動に思えましたが、驚いたのは次の一手です。
FBIも一目置く危険人物ナバロが待つ場所へ単身乗り込みます。
危険を回避するいつものモジーの行動からは考えられないアクションですが、ナバロを説得して、自らが人質になります。
この行動には驚きましたが、さらに意表を突いたのはピーターの行動です。
用済みになったモジーをナバロが殺害することに気が付いたニールを制して、ピーターが危険を顧みず単身でナバロのアジトに突入するシーンは意外でした。
ピーターが体を張ってモジーを助ける姿は感動するシーンです。
読み終わったら