前回までのあらすじ
宝石を盗んで密売しようとした女性は最近養子を迎え入れますが、仲介人のドノヴァン弁護士から追加料金を要求されたため犯行に及んだと自白します。
それを聞いたピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、ドノヴァンが不正を働いて追加料金を搾取しているのではないかと疑います。
ドノヴァンは犯行を否定しますが、ドノヴァンがマフィアのアブラホムが経営するカジノに借金があることを知ったニールは、ポーカー大会に参加して金を巻き上げます。
アブラホムに借金が返せないドノヴァンは、養子を欲しがる夫婦を演じて囮捜査をしていたダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)に金を要求しますが、アブラホムの協力を得たピーターがドノヴァンを逮捕します。
事件が解決した後、サラはブラックボックスの音声記録が入ったUSBをニールに渡し、飛行機が爆発する前にケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)は、誰かに電話を掛けていたことをニールは知ります。
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ホワイトカラー シーズン2第7話のあらすじ
ピーターがFBIに出勤すると、FBI幹部のバンクロフトから呼ばれます。
バンクロフトの部屋へ入ると、そこには連邦保安官のデカードが居ました。
FBI捜査官のフランクリンは容疑を掛けられて逃走中であり、デカードがフランクリンを追っているとバンクロフトは説明します。
そしてデカードの捜査を助けるために、ピーターとニールに応援するように命令をしますが、デカードはピーター達の応援は迷惑だが上司の命令だから致し方ないと、ぶっきらぼうに答えます。
ピーターはニールを呼び寄せて、かつてフランクリンは同じ知的捜査班に在籍していた優秀な捜査員だったが、情報提供者と不適切な関係になって左遷された過去を説明します。
フランクリンが容疑を掛けられることが腑に落ちないピーターは、フランクリンの元情報提供者レベッカが働く中古車屋へ出向きます。
客を装いレベッカと車の試乗を行ったピーターは、車を停めてフランクリンの現状について質問します。
レベッカはフランクリンと今は関係ないと言い、教えることは何もないとピーターを冷たくあしらいます。
ピーターはフランクリンに会うことがあれば、話は聞くと伝えてくれとレベッカに言い残します。
その頃、ニールは新人セールスマンのフリをして、レベッカの情報をパソコンから盗み見ると、レベッカが不審な動きをしていることを掴んだニールは、そのことをピーターに伝えます。
FBI事務所に戻ったピーターに、ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)がフランクリンを調査したファイルを渡します。
フランクリンは失踪する前に、デカードの不正について調べていたようです。
FBI事務所ではデカードが居るので、自宅に戻ってファイルを見ていたピーターの元へ、フランクリンが現れます。
レベッカに残した伝言を聞いたフランクリンは、デカードはボルカー弁護士から金を貰い、裁判に出廷予定であった証人をひき逃げしたと主張します。
その証拠がボルカーの事務所にあると言い、フランクリンとピーターは事務所に忍び込みます。
フランクリンの行動を予想していたデカードはボルカーの事務所で待ち伏せしていて、フランクリンと銃撃戦になり、ピーターとフランクリンはボルカーの車で逃走し、モジー(ウィリー・ガーソン)の隠れ家に逃避します。
ニール達はデカードに罪を認めさせるために、ボルカーをレベッカが勤務する中古車屋へ呼び出します。
外から見えるガラス越しの席で、ダイアナは一枚の紙をボルカーにサインさせます。
これはピーターが盗んだ車を弁済する内容の書類でしたが、それを外から見ていたデカードは、ボルカーがFBIと司法取引をして自分を売ったと勘違いします。
逆上したデカードは、銃を持って中古車屋へ向かうところをFBIに逮捕されます。
ホワイトカラー シーズン2第7話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ピーターが追われる身になるシーンです。
いつもは犯人を追うピーターですが、今回はフランクリンの無実を証明するために一時的に逃走します。
ニールはシニカルにたまには追われる身になるのも良いと冷笑しますが、逃げることに慣れていないピーターを見ていてハラハラする内容でした。
自分が窮地に追い込まれてもフランクリンの無実を信じて行動するピーターを見て、部下がピーターについていく理由がわかった気分になりました。
最後はニールやダイアナの協力を得て、フランクリンの無実を証明するところは、ピーターの人柄が出ていると思います。
オルゴールの秘密についてはニールと敵対しているように感じる部分もありますが、ピーターの人柄を考えると、最後はニールを助ける行動をするのだろうと思わせる今回のエピソードでした。
読み終わったら