前回までのあらすじ
エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)の誕生日を週末に控えたピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、続行中の担当事件をニール・キャフリー (マット・ボマー)
に任せます。
この事件はニールの元恋人サラ・エリス(ヒラリー・バートン)からの依頼で、バイオリンの名器ストラディバリウス盗難の事件でした。
サラは自分の上司で元婚約者マッケンジーが事件に関与していると感じ、ニールを伴ってマッケンジーの自宅に侵入し、ビデオテープと演奏会のチケットを発見します。
マッケンジーが出向いた演奏会で楽団の管理者が殺害される事件が起こり、クリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)が過去の犯罪を調べると、マッケンジーの狙いがストラディバリウスに隠した最先端技術の素材であることを知ります。
犯行を自白させようとするサラを殺害しようとするマッケンジーを、ニールが逮捕します。
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ホワイトカラー シーズン3第15話のあらすじ
伝説の詐欺師テイラーがニューヨークに現れ、ピーターはテイラーの犯罪を阻止するため操作を開始します。
モジー(ウィリー・ガーソン)はテイラーに詐欺に誘われたことを嬉しそうにニールに伝えますが、減刑の諮問会を控えたニールはその話には乗れないと答えます。
しかし詐欺師の世界ではテイラーと仕事が出来ることはステータスなので、モジーは仕事を既に引き受けた後でした。
ニールは事情をピーターに話し、モジーと自分を侵入捜査させて欲しいと頼み、それをピーターは了承します。
モジーがテイラーから聞き出した内容では、テイラーの計画ではヤンキースタジアムから何かを盗む計画のようです。
以前プロからドラフトされた経験を持つピーターは、ヤンキースタジアムでの捜査に胸を躍らせます。
テイラーに気に入られて詐欺のチームに侵入したニールは、テイラーの狙いがヤンキースタジアムの博物館に展示されているベーブルースの記念ボールであることを知ります。
テイラーの周辺を調べいたピーターは、ホテル王ウィスラーが今回の盗みをテイラーに頼んだことも掴みます。
テイラーの作戦会議に参加したニールは、仲間の1人が展示品のケースを破壊して逃げ、その隙に警備員に化けたニールがボールをすり替えるという作戦でした。
ニールはそのことをピーターに伝えようとしますが、持っていた携帯や通信機を預けなければいけなくそれが出来ません。
すり替えるボールをモジーが偽造する際、ピーターへのメッセージをボールの中へ書き込み、それをピーターが見つけてくれることをニール達は願います。
テイラーの詐欺団が犯行を実行し、見事な手際で本物のボールを手にします。
一味が立ち去った直後、展示場に置かれているボールが偽物と見抜いたピーターがボールの皮を剥くと、そこにはある場所と時間が掛かれていました。
その場所でテイラーがウィスラーにボールを渡すことになっており、ピーター達はその場所へ急行します。
引き渡し現場にはテイラーと思われる人物がウィスラーへボールを渡そうとしていましたが、その瞬間をFBIが現場に踏み込んで全員を逮捕します。
しかしテイラーと思われた人物は他人で、テイラーはその様子を近くのビルの屋上から見ていました。
テイラーの人柄に魅了されたモジーが、テイラーを逃がしたのでした。
事件は解決しますが、ニールの減刑の諮問会が控える中、クレイマー捜査官がニューヨークへ再度現れます。
クレイマーはニールの過去の犯罪ファイルを丹念に調べ、ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)とクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)にニールの働きぶりを聞きます。
クレイマーはピーターに何も伝えませんでしたが、過去ニールが犯した犯罪で使った暗号文を部下に読解させようとしていました。
また暗にダイアナへニールの減刑を認めないような発言をします。
ホワイトカラー シーズン3第15話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールの減刑諮問会を控え、登場したクレイマーの行動です。
ピーターの師匠で何時もピーターのことを親身に心配するクレイマーでしたが、今回ニールを調べていることを一切ピーターに言いません。
不審に思ったピーターはダイアナから情報を仕入れますが、クレイマーはニールの減刑を阻止しようとしているようです。
表面上はニールの捜査を高く評価してニールをベタ褒めするクレイマーですが、実際は何を狙っているのか謎です。
クレイマーの狸おやじぶりは見応えがあり、クレイマーが一流の捜査官であることが至るシーンで伝わってきます。
次回のエピソードでニールの減刑が認められるかが決まりそうですが、どのようなドラマが待っているのか非常に楽しみになるストーリー展開です。
読み終わったら