前回までのあらすじ
ヘイガンから美術館に展示されているモスコーニ写本の第13章を盗むように強要されたニール・キャフリー (マット・ボマー)は、ゼブという泥棒に美術館へ盗みに入るように誘導して、その騒ぎの隙にモスコーニ写本を偽物とすり替える作戦を立てます。
美術館が狙われている情報をシーゲルに伝え、シーゲルにゼブを追わせている間にモジー（ウィリー・ガーソン）の協力を得て、モスコーニ写本をすり替えることに成功します。
シーゲルはゼブを逃してしまい、ピーター・バーク（ティム・ディケイ）が捜査に加わって、FBIはセブを逮捕します。
モスコーニ写本を盗み出したニールはこれをヘイガンへ渡すのはマズイと考え、ヘイガンに渡す前にモスコーニ写本の謎を突き止めようと考えます。
ニールがヘイガンと密会している場面をシーゲルは遠くから見ていましたが、その後、シーゲルは路上で死体として発見されます。
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ホワイトカラー シーズン5第4話のあらすじ
シーガルが殺害され、監督官不在のニールは自宅待機を命じられていました。
監督官が見つからないことから、ピーターが現場復帰してニールと捜査を行うことになりました。
その直後、前科のあるグリフィスという男が警備会社から200万ドルを盗んだと自首してきますが、犯行時の記憶が定かではないと不審な自白をします。
グリフィスは金を駅のロッカーに隠し、それを取りに行こうとしたところを車に跳ねられて正気に戻ったが、それ以前の記憶が曖昧だと説明します。
グリフィスはサマーズ医師という精神科医に診療を受けていたことを知ったピーターは、グリフィスが犯人ではないかもしれないと感じます。
ピーターとニールが警備会社へ事情を聞きに行きますが、会社の評判を気にした警備会社は何も盗まれていないと言い張ります。
社員を騙してニールがパソコンの中を覗くと200万ドルは盗まれており、ジャコビーという男に容疑が掛かっていることを掴みます。
FBIがジャコビーを調べると、ジャコビーもグリフィスと同じくサマーズ医師の診療を受けていることから、ニールが患者としてサマーズ医師に近づきます。
サマーズ医師の診療を受けていたニールは気分がすぐれなくなり、薬品を盛られたことに気が付きますが、その直後に意識を失います。
意識を戻したニールは自宅へ戻りますが、何か重要なことを自白してしまったかもしれないと考え、モジーに相談します。
モジーは同じ薬物を再度飲めば何を話したのかが分かると言い、薬物を飲んだニールはFBIが事件の核心を掴んでいないことをサマーズ医師に自白していたことが判明します。
グリフィスにサマーズ医師のことを聞きに自宅へ向かったピーターとニールは、グリフィスに異変が生じていることに気が付きます。
ジャコビーがグリフィスの子供を人質に取り、警備会社から奪った金を持ってこいと脅していました。
ピーターがジャコビーを逮捕して、グリフィスの子供は無事解放されます。
事件の全貌が掴めたニールは、再度サマーズ医師の診療を受けに行き、隙をついて自白剤をサマーズ医師に飲ませます。
サマーズ医師はジャコビーとグリフィスを心理的に操り、警備会社から200万ドルを盗ませたのでした。
その自白を受けてFBIはサマーズ医師を逮捕しますが、なぜか200万ドルは発見できませんでした。
200万ドルはニールがサマーズ宅から盗み、モジーに渡していました。
ニールはこの資金を使ってヘイガンの脅迫から逃れる術を考えようとモジーに告げます。
ホワイトカラー シーズン5第4話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニールが薬物を飲まされて捜査状況をサマーズ医師に告白してしまう場面だと思います。
百戦錬磨のニールでしたが、薬物を飲まされてしまうのは意外に思えました。
そのピンチを救ったのはやはりモジーでした。
サマーズ医師が使った薬物を割り出し、自分でその薬物を再現してニールに飲ますことが出来るのはモジーだけだと思います。
モジーの狙いは当たり、ニールがサマーズに何を話したかを突き止めることが出来て、サマーズ逮捕に大きく貢献します。
モジーの活躍は何時も奇抜で軽視されがちですが、モジーが居なければ事件が解決されなかったり、ニールも無事でなかったケースは多々あったと思います。
モジーの更なる活躍が期待したくなる今回のエピソードです。
一方、シーゲルを殺害したのはヘイガンで間違いないと思いますが、FBIの捜査は難航しているようです。
シーゲル殺害の捜査を通じてヘイガンとニールの関係はいずれ明らかになると思いますが、その時にピーターがどのような態度を取るのかが楽しみです。
読み終わったら