前回までのあらすじ
民間傭兵会社バレットダン社で働くクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)の旧友ジミーから、内部告発の手紙がジョーンズに届きます。
その手紙を盗みにバレットダン社幹部バンホーンはジョーンズの自宅に侵入しますが、ジョーンズはバンホーンを取り逃がしてしまします。
ピーター・バーク(ティム・ディケイ)の捜査の結果、バレットダン社は脱税をしていることが発覚し、それをジミーは告発しようとしていました。
ニール・キャフリー (マット・ボマー)が海軍将校に変装してバレットダン社に忍び込みますが、バンホーンに殺害される寸前まで追い込まれます。
そこにジョーンズが現れてニールを救い出し、バンホーンはFBIに逮捕されます。
その頃、ニールはサラ・エリス(ヒラリー・バートン)から別れを告げられます。
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ホワイトカラー シーズン3第9話のあらすじ
新聞を片手に持ったモジー(ウィリー・ガーソン)はニールの部屋に入ってくるなり、ニール達が持っている財宝の情報が世間に漏れていることを伝えます。
新聞の一面を飾る財宝の記事にナーバスになったモジーは、すぐにドガの絵を売って逃亡資金を作ろうと主張しますが、ニールに危険だと窘められます。
ニールは財宝の存在を知っているサラ・エリス(ヒラリー・バートン)を待ち伏せして、財宝のことを口外したかを確認しますが、サラは口外していないと怒り出します。
そこへピーターが現れ、ニールを敵対視するケラーがニューヨークに現れたことを伝えます。
ケラーはエジプトで美術品を盗み出し、それをニューヨークにいる考古学者ラロークに送ったことをFBIは掴みます。
モジーの旧知の故買屋ヘイルに連絡を取りラロークを紹介してもらったニールは、ラロークとの待ち合わせ場所に向かいますが、居るはずのヘイルはそこに居ませんでした。
ラロークと話をしているとピーター達が近寄ってきますが、ニールはラロークを逮捕させないために騒ぎを起こしてその場から逃げ出します。
ヘイルが待ち合わせ場所に来なかったことを不審に思ったニールはモジーに連絡を取りますが、ヘイルはケラーに殺害されていました。
その頃、街を歩いているサラにインターポールの捜査員に扮したケラーが声を掛け、ニールが持っている財宝のことを聞きます。
ニールを逮捕すると脅すケラーに対し、サラは財宝がある倉庫の監視カメラのIPアドレスを教えてしまいます。
ニールはラロークの研究所を訪ね、ケラーが送った美術品を修復するとラロークに申し出ますが、そこにケラーが現れ拳銃を片手に財宝の在りかをニールに聞きます。
ケラーに追い詰められたニールでしたが、ピーターが研究所に駆け付けて難を逃れますが、ケラーも逃走します。
また一瞬の隙を見てラロークも逃げ出しますが、ケラーのクビに600万ドルの懸賞金がかかっていることを知り、ケラーを殺害することを計画します。
ピーター達がケラーを追うどさくさに紛れて、ニールは1人でケラーを誘き出すためにパレスという廃墟に向かいます。
ニールの計画通りケラーは現れ、一緒に財宝をニューヨークから持ち出し山分けしようと提案しますが、駆け付けたピーター達に逮捕されます。
手錠を掛けられる直前、何者かがケラーに発砲しますが弾は外れてしまいます。
その混乱に乗じてケラーは逃走し、懸賞金目的にケラーを殺害しようとしたラロークは逮捕されます。
事件が解決した後、ケラーに懸賞金を掛けたのがモジーだと判明し、モジーは金を工面するためにドガの絵を売ったことをニールに告げます。
ニールはドガの絵がFBIの持っている目録に記載されていることをモジーに言いますが、モジーはニールが目録を隠していたことを責めます。
ホワイトカラー シーズン3第9話を見た感想
今回のエピソードのみどころは、モジーとニールの関係が悪化する場面だと思います。
ニールのことを心配し、且つ旧知の故買屋ヘイルを殺されたことから、モジーは600万ドルという途方もない金額を払い、ケラーを殺害しようとします。
その気持ちも知らずにニールはFBIが持っている財宝の目録の存在を隠していました。
それを聞いたモジーは唖然としてニールに裏切られたと言いますが、その時のモジーの表情は必見です。
どちらかと言うと人嫌いなモジーが、今まで一番信頼を置いて行動を共にしていたニールに裏切られるとは思っても居なかったという表情をしていました。
ニールの心がピーターやニューヨークの方へ移ってしまったことに気が付いたモジーが、これからニールに対しどのように接するのか楽しみになります。
また一度は別れたニールとサラでしたが、2人共未練があることが今回のエピソードから伝わって来ます。
この2人の関係にも目が離せません。
読み終わったら