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ホワイトカラー シーズン4第10話<近くて遠い2人>あらすじと感想

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前回までのあらすじ

ヘレンから送られて来たビデオには、ニール・キャフリー (マット・ボマー)の父親は汚職警官たちに嵌められて殺人の罪を着せられたが、無実だと確信しているとヘレンが語る姿が映されていました。

ピーター・バーク(ティム・ディケイ)はインサイダー取引の首謀者ダナンを追っていましたが、ニールがダナンと過去に接触していたことから、ニールはダナンが経営する投資会社へ侵入捜査をすることになります。

ダナンが不正にインサイダー情報を入手していることをニールは知りますが、この情報を得るにはダナンが主催するボクシングに試合に勝つ必要がありました。

投資家に扮したピーターもダナンに接近して、ニール対ピーターのボクシングの試合が開催され、ピーターが試合に勝ちます。

勝者ピーターにインサイダー情報を伝えたダナンをFBIが逮捕しますが、ピーターがニールとの約束を破りサムに会いに行ったことから、サムは姿をくらましました。

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ホワイトカラー シーズン4第10話のあらすじ

ピーターの勝手な行動でサムが逃亡してしまったことから、ニールはピーターに素っ気ない態度を取ります。

2人の関係が冷める中、FBIの研修会に2人は“理想の捜査官と情報提供者の良い例”として呼ばれます。

壇上に登場した2人は、司会者からどうすれば捜査官と情報提供者が良い関係を築けるのかと聞かれますが、ニールは皮肉やとげのある言葉を並べます。

2人のスピーチが続く中、セキュリーティーに問題が発生し、研修会は一時中断になります。
 

自宅に戻ったニールをサムとモジー(ウィリー・ガーソン)が待っていました。

逃走したと思われたサムでしたが、身を隠すところがないためニールを頼ってきたのでした。

サムはヘレンを殺害した人間を探して、その背後にいるニールの父親を嵌めた汚職警官を突き止めると言いますが、ニールは危険なので自分達に任せろとサムに告げ、サムを安全な秘密のアジトへ連れて行きます。
 

翌日、FBIの研修会に部外者が侵入していたことが判明しますが、それが誰だか分からずに困っていました。

そこで研修に参加した人間を集め、壇上に上がったニールが“この中の誰かのIDカードを盗んだ”と唐突に発表します。

それを聞いた参加者は自分達のポケットに手をやりIDカードを確認しますが、数名はIDカードの確認をしていませんでした。

この様子をビデオに収めていたクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)は、その中からアンダーソンという部外者が研修に参加していることを発見します。

アンダーソンは元傭兵で現在は企業スパイ集団に所属していることが判明し、アンダーソンの狙いは研修会でお披露目される最新型の防弾チョッキだとピーターは推測します。
 

一方でサムの素性に疑いを持っているピーターは、研修会でFBIに長年勤務している捜査官にサムのことを調べてもらう約束をします。

調査の結果、サムは既に引退しており、フロリダで隠居生活を送っていることが判明しますが、ピーターがフロリダに電話をするとサムは3年前に亡くなっていることを知ります。

ニールの前に現れたサムは偽物であることをニールに伝えると、ニールは酷く動揺します。
 

翌日、防弾チョッキにお披露目会があり、開発者であるドリュゴフ博士がプレゼンを始めると、非常階段で何かを取り付けているアンダーソンの姿が防犯カメラに映ります。

それを見たピーターは研修の参加者にビルから退出するように言いますが、防弾チョッキが置かれている会議室へアンダーソンは現れません。
 

アンダーソンの狙いがドリュゴフ博士であることに気が付いたニールは、ドリュゴフ博士を追いますが、駐車場では既にアンダーソンが銃を乱射してドリュゴフ博士を拉致しようとしていました。

防弾チョッキを着たニールが身を挺してアンダーソンの気をひき、その間にピーター達がアンダーソンを逮捕します。
 

事件は一段落しますが、サムが何者かに連れ去られたという情報が入り、ニール達が現場に急行します。

そこでは椅子に固定されたサムが痛めつけられていましたが、ピーターとニールがサムを救出します。

その際、サムの血の付いたタオルをニールは持ち帰り、ピーターにDNA鑑定を依頼します。

DNA鑑定の結果、サムはニールの父親であることが判明します。

ホワイトカラー シーズン4第10話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、サムがニールの父親であることが判明したシーンです。

これは予想外の展開でしたが、言われてみればこれまでサムがニールのことを非常に気遣っていた場面があったことを思い出しました。

ニールの父親の友人といっていたサムでしたが、以前ニールの幼少期の様子を語っていた時に見せた表情は父親そのものでした。

しかしなぜサムは自分が父親と名乗らないのか、そしてなぜ今ニールに近づいてきたのかその背景が良くわかりません。

次回以降のエピソードでサムの過去や狙いが徐々に明らかになると思いますが、サムがどのような秘密を持っているのか非常に気になります。
 

一方、関係が悪化していたニールとピーターでしたが、今回の事件を通して徐々に関係が回復しているように見えます。

サムが自分の父親であることを知ったニールがどのような行動に出るのか、そしてそれをピーターやモジーがどのようにサポートしていくのか楽しみなストーリー展開になってきました。
 

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