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ホワイトカラー シーズン4第15話<オリジナルの意味>あらすじと感想

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前回までのあらすじ

サラ・エリス(ヒラリー・バートン)が勤務するスターリング・ボッシュ社が主催する香水の展示会が開催されますが、男女2人組の強盗が押し入りマリー・アントワネットが使用していた香水が盗まれます。

強盗は逃走する際、展示会から帰宅するピーター・バーク(ティム・ディケイ)とエリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)を人質に取って逃走しますが、捜査関係者はそれに気が付きません。

現場からエリザベスのイアリングが発見され、ニール・キャフリー (マット・ボマー)はピーター達が強盗に誘拐された可能性について気が付きます。

強盗達が交わした手紙から次の狙いが“月の石”を盗むことにサラが気付き、ニールの活躍もあり強盗達はFBIに逮捕されます。

事件が解決した後、ピーターがわざとニールに見せたヘレンの経歴書から、ヘレンが汚職警官の証拠品をエンパイア・ステート・ビルの50階に隠したことにニールは気付きます。

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ホワイトカラー シーズン4第15話のあらすじ

汚職警官の証拠品が隠されたエンパイア・ステート・ビルの前で偵察をするモジー(ウィリー・ガーソン)に、ニールが状況を聞いているとピーターが近寄ってきます。

エリザベスの依頼を受けてこの件からピーターを外していたニールでしたが、ピーターがエリザベスと話をしたことを聞き、ニールは計画の全貌を話します。
 

FBIに戻ったニールとピーターは、ヒューズ局長の後任キャロウェイ捜査官が着任の挨拶を行っている場面に出くわします。

キャロウェイはピーターに効率的な捜査を命じ、今まで通りに勝手な捜査をしないように釘を刺してから、新たな捜査案件を渡します。

オークションにかけられたベルニーニの彫刻に偽造疑惑が生じ、それを調査するようにキャロウェイはピーター達に指示します。
 

彫刻が置かれているギャラリーを訪ねたニールは、ベルニーニの彫刻は本物だと鑑定しますが、隣に置かれているデュボアの彫刻が偽物だと告げます。

ギャラリーの係員はデュボアが作品の中に残す紙が彫刻の中に埋め込まれているので、これは本物であると主張しますが、ニールは自分の直感に間違えが無いと譲りません。
 

FBIに戻ったピーターはデュボアの彫刻を捜査したいとキャロウェイに頼みますが、キャロウェイは十分な証拠がないと言い、捜査がしたいならば勤務時間外に自己責任で行えと冷たくピーターをあしらいます。

ピーター達は勤務時間外にデュボアの彫刻の売り手ベルミエールを訪ねます。

デュボアの弟子であったベルミエールのアトリエで、製作途中の贋作を発見したニールは、ベルミエールが贋作を売ったことを確信します。
 

ニールは自分でデュボアの贋作を作成し、それを鑑定士に本物と鑑定させれば、自分の贋作が売れなくなるベルミエールが焦って罠に掛かると考えます。

この作戦にピーターも賛成しますが、デュボアの作品の中に埋め込まれている紙の存在を気にします。

ニールの贋作は本物と鑑定され、近寄ってきたベルミエールにニールは儲けを山分けする話を持ち掛け、ベルミエールはその話に乗ります。
 

ニールはベルミエールの贋作の中にも紙が埋められているはずで、その紙にベルミエールの指紋が付いていれば物的証拠になると考えます。

作品の中を確認するためピーターは最新技術のスキャナーをニールに渡します。
 

ちょうどその頃、モジーはヘレンが隠した汚職警官の証拠品が、エンパイア・ステート・ビルの50階の床の下に埋まっていることに気が付きます。

それを聞いたニールはベルミエールのアトリエへ侵入捜査した際、アトリエを抜け出してスキャナーをモジーに渡します。

モジーはそのスキャナーを床クリーニング装置に忍ばせて、50階のビルの床掃除を行い、
床の下をスキャンします。

ニールは50階の床のスキャンが完了するとスキャナーを持ってアトリエへ帰り、侵入捜査を続けます。

そしてわざとベルミエールを挑発して、ベルミエールがニールに殴りかかる際にベルミエールの贋作を破壊します。

贋作の中から出て来た紙にはベルミエールのサインが書いてあり、贋作製造の疑いでFBIがベルミエールを逮捕します。
 

事件が解決した後、キャロウェイはニールが使用したスキャナーを密かに解析させ、そのスキャナーがエンパイア・ステート・ビルの33-61階で使われたことを知ります。

その後、キャロウェイはプラッツ上院議員へ電話を掛けます。

ホワイトカラー シーズン4第15話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ヒューズ局長の後任として現れたキャロウェイ捜査官が登場する場面です。

ヒューズ局長とは対照的に比較的若い女性のキャロウェイは、如何にも上昇志向が強そうで嫌なタイプの人間です。

ニールも第一印象で好きになれないタイプと言っていましたが、まさにそのようなタイプです。

これまでの捜査経験などから不可解な人事だと感じたピーターは、キャロウェイはプラッツ上院議員の手下なのではないかと疑います。

通常捜査ではピーターの捜査方法にケチをつけて、ニールのことを信頼していないと公言するキャロウェイでしたが、ニール達が事件を解決したことで今後はピーターに自由に捜査をしても良いと言います。

しかし密かにニールの行動を調査し、エピソードの最後ではプラッツに電話を掛けるキャロウェイは間違いなくニール達の敵になりそうです。

プラッツだけでも十分手強いのに、キャロウェイの登場でニール達がどのように対抗していくのかが非常に気になります。
 

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