LOST シーズン1第16話 前回までのあらすじ
ある晩、イーサンに誘拐されたクレアがキャンプに現れますが、クレアは島での記憶を無くしていました。
翌日、チャーリーがジンスーと森を歩いていると、突然イーサンが現れてチャーリーを締め上げ、クレアをここに連れて来ないと毎日1人ずつ遭難者を殺害すると脅迫します。
それを聞いたジャックは警戒を強めますが、翌日1人の男がイーサンに殺害されます。
自分のせいで男が殺害されたことを知ったクレアは、自分を囮にしてイーサンを捕まえる作戦に賛成して、イーサンが指定した場所へ向かいます。
イーサンが現れてクレアに襲い掛かりますが、ジャックが応戦してイーサンを生け捕りすることに成功しますが、突如現れたチャーリーがイーサンに銃弾を撃ち込み、イーサンは死亡してしまいます。
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LOST シーズン1第16話のあらすじ
母親が寝ていた少年を起こし、ベッドの下に隠れるように促します。
部屋のドアを激しく叩き、ドアを開けるように叫ぶ男の元へ行った母親は、警察を呼ぶと言いますが、男は騒ぎを止めません。
その直後、銃声が聞こえて男のみが部屋へ入ってきて、少年が隠れているベッドに腰かけて男は銃で自殺を図ります。
うなされていたソーヤーは目を覚まし、また自分の少年時代の夢を見ていたことを自覚します。
その時物音に気が付いたソーヤーはイノシシが自分のテントを荒らしていることに気が付き、逃げって行ったイノシシを追います。
イノシシには逃げられてしまいますが、森の中でソーヤーは不気味な囁きを耳にします。
（ソーヤーのフラッシュバック）詐欺のカモを見付けたソーヤーは、その女とホテルの一室へ入ります。
ホテルの暗闇の中で1人の男が椅子に座っており、それに気が付いたソーヤーは女にホテルのバーで待っていてくれと言い、女を部屋の外に追い出します。
ソーヤーはその男ヒッブスに殴りかかりますが、ヒッブスはソーヤーの両親を自殺に追い込んだ詐欺師ソーヤーの居場所が分かったことを告げます。
本物のソーヤーは詐欺師を引退して、シドニー近郊の屋台でエビを売っていることを説明します。
（現在）ジャックからソーヤーが銃を返さないことを聞いたケイトは、自分がソーヤーから拳銃を取り上げると言い、森に消えて行きました。
ソーヤーはまたしてもイノシシに襲われたため、拳銃でイノシシを仕留めようと森の中を彷徨っていました。
ケイトはソーヤーを見付けてイノシシ狩りに付き合うと言いましたが、イノシシは見つからないまま夜を迎えます。
酒を飲んで眠りに落ちたソーヤーでしたが、またしてもイノシシに持ち物を漁られました。
傍にいたケイトの荷物は無事で、イノシシはソーヤーの荷物だけを狙っているかのようでした。
その時、茂みからロックが現れてイノシシの話を聞くと、自分の妹が7歳の時に死んだ話を始めます。
妹の死に責任を感じ精神的に参っていた母親の元に、ある日犬が現れて母親の顔をじっと見ていたとロックは語ります。
その犬は妹の生まれ変わりだと信じた母親はその犬を飼いますが、5年後母親が死ぬと、その犬は何処かへ行ってしまったと言います。
ソーヤーを執拗に追うイノシシはソーヤーに何かを伝えに来たのかもしれないと、ロックはソーヤーを諭します。
（ソーヤーのフラッシュバック）オーストラリアに到着したソーヤーは銃を入手して、本物のソーヤーに会いに行きます。
エビを買いに来たフリをしたソーヤーは片手に銃を握っていましたが、本物のソーヤーを殺害することは出来ませんでした。
苦痛な表情でバーで酒を煽るソーヤーに声を掛ける初老の男が居ました。
クリスチャン・シェパードと名乗る男はジャックの父親で、息子との関係に悩んでいることを打ちあけます。
そして自分のように後悔したくなければ、自分のやるべきことをやるべきだと、ソーヤーにアドバイスを送ります。
それを聞いたソーヤーは本物のソーヤーを狙撃しますが、息を引き取る前に自分は本物のソーヤーでないと言い、ソーヤーも何時か報いを受けると言い残して息を引き取ります。
その男はヒッブスに金を借りていて、ヒッブスがソーヤーを利用して男を殺害させたのでした。
（現在）イノシシを見付けたソーヤーは銃をイノシシに向けますが、ロックの言葉を思い出して銃を降ろします。
そして銃をジャックに返しに行き、ジャックとの会話からバーであった男がジャックの父親であることを確信しますが、ジャックには何も言わずにその場を去ります。
LOST シーズン1第16話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ジャックの父親クリスチャンとソーヤーが遭遇する場面です。
このドラマでは一見、遭難者に接点が無いように見えますが、端々に繋がっている過去が見え隠れします。
今回ははっきりとジャックとソーヤーが間接的に繋がっていることが明らかになる点は、今後のストーリーに大きな影響を与えると思われます。
しかも一度は本物のソーヤーを殺害することを諦めたソーヤーに対し、ジャックの父親クリスチャンがソーヤーの背中を押す言葉を投げかけます。
クリスチャンの言葉で本物のソーヤーを射殺しますが、その男が本物のソーヤーでなかったことから、クリスチャンの言葉は結果的に罪深いものになってしまったと思います。
ジャックがソーヤーの行動に間接的に影響を与えて、2人はこの島で一緒に生活することになったようですが、その他の人々の過去の繋がりも非常に気になります。
読み終わったら