LOST シーズン6第6話 前回までのあらすじ
ジャックを連れて目的地まで行くようにとジェイコブから指示を受けたハーリーは、ジャックにそのことを告げますが、ジャックは興味を示しません。
このような場合、“物事を受け入れる資質の問題だ”と言えばよいとジェイコブから聞かれていたハーリーは、そのままの言葉をジャックに投げかけると、ジャックはジェイコブに会いに行こうとハーリーの後に続きます。
森の中を進んだ2人は灯台にたどり着き、その最上部へ上ると、そこに何枚もの鏡で出来ている装置を発見します。
ハーリーはジェイコブからの指示通り、その装置を108度に合わせようとすると、ジャックが壁に刻まれた呪われた数字と島に連れてこられた人々の名前を発見します。
自分の名前と23の番号の位置へ装置を合わせると、鏡の中にはジャックが幼少期に暮らしていた家が現れ、自分たちはジェイコブに監視されていたことを知ったジャックはその装置を大破させます。
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LOST シーズン6第6話のあらすじ
(FSW) 旅行の荷物を抱えたサイードは、住宅街にある一軒の家のベルを鳴らします。
ドアを開けたのはナディアで、サイードの姿を見て満面の笑みを見せると、その後ろから子供たちが駆け寄り、“サイードおじさん”と声をかけます。
室内に入ったサイードを兄オマールが出迎えますが、ナディアの表情はなぜか曇ります。
夜になり眠っていたサイードの部屋にオマールが訪れ、相談があると話しかけます。
経営しているクリーニング屋の2号店をオープンするときに、怪しい人間に開店資金を借りたところ、法外な要求をされていて困っているとオマールは話を始め、サイードに何とかしてほしいと頼みます。
困った表情を浮かべるサイードに対し、お前が大切にしているナディアを守ることにもなると言うオマールでしたが、サイードは以前の仕事からは足を洗ったと断ります。
(島)道厳が自分を毒殺しようとしたことをジャックから聞かされたサイードは、道厳の部屋を訪れて、自分を殺そうとした理由を聞きます。
道厳は拷問器具を指さして、人間の体内には悪と善が同居していてどちらかにバランスが偏るが、この器具でサイードを調べたところ悪に振れていたので、毒殺しようとしたと言います。
それを聞いたサイードは道厳に襲い掛かりますが、道厳はサイードを床に説き伏せてナイフで刺そうとします。
その時、テーブルの上から野球のボールが落ちてきて、それを見た道厳はサイードを離して、テンプルから出て行って2度と戻るなと唸ります。
サイードがテンプルから出て行こうとすると、それとは入れ違いでクレアがテンプルの中へと入ってきて、道厳に向かって“彼が話たがっている”と告げます。
道厳は出て行ったらば殺されると言い、クレアの申し出を断ると、手下にクレアを監獄へ入れるように指示します。
そしてジャックがテンプル内に居ないことを知ると、サイードに待てと言います。
自分の部屋にサイードを招き入れた道厳は、クレアが偽ロックに操られて邪悪になったことを説明し、サイードに短剣を渡して偽ロックを殺して欲しいと言います。
偽ロックに会ったらば、言葉を交わさずに短剣を胸に突き刺せと言う道厳に対し、サイードはなぜ言う事聞かなければいけないのかと憮然と質問します。
まだ善の部分がサイードの体内に残っているならば、偽ロックを倒せと道厳は畳み掛けます。
(FSW)兄オマールが急襲されて病院へ担ぎ込まれたと聞いたサイードは病院へ急行すると、ベッドには借金取りから痛めつけられたオマールが横たわっていました。
それを見たサイードは外へ飛び出して行こうとしますが、ナディアは変なことを考えないようにとサイードを止めます。
(島)テンプルから出て行こうとするサイードは、ケイトと出くわします。
傍に居たマイルズからクレアがテンプル内に居ることを聞いたケイトは、クレアを探すと言ってテンプル内へ入っていきます。
その様子に興味を示さないサイードは森を進むと、偽ロックを見つけて、いきなり短剣を胸に突き刺します。
全く表情を変えずダメージを受けていない様子の偽ロックは、哀れだとサイードに言うと、自分を殺せないことを道厳は知っていて、サイードが返り討ちにあうことを期待して、サイードに自分を殺害させようとしたと言います。
偽ロックは自分の頼みを聞いてくれれば何でも実現させると言い、死んだ人間を生き返らせることが出来るとサイードに告げます。
テンプルへへ引き返したサイードは、テンプル内の住人達に“ジェイコブは死んだので、皆も島から出ていけばよい。(彼も)島から出ていくので、島から出たい人は(彼に)続けばよい。“と言います。
そしてテンプルに残れば、それは死を意味すると最後に付け加えると、住人の多くはテンプルから逃げ出しました。
次にサイードは道厳の部屋へ訪れると、なぜ他人に自分を殺させようとするのかを尋ねます。
この島に来る前、大阪で銀行員をしていた自分は、昇進祝いでを飲んだ帰り、野球の練習を終えた息子を車で迎えに行った、と話を始めます。
交通事故を起こして自分は助かったが息子は亡くなってしまい、その時ジェイコブが島で働けば、息子と再会出来ると言う話を持ち掛けてきて、この島に来たと続けます。
そして偽ロックも同じような取引をサイードに提案したのだろうと言うと、サイードは道厳を連れて泉に飛び込み、道厳を溺死させます。
(FSW)サイードのもとを金貸しが訪れ、オマールが金を返せなくなったので、代わりにサイードが後処理をしろと法外な要求をします。
サイードに銃を向けたのは何とキーミーでしたが、サイードは落ち着いて銃を奪い、躊躇いもなくキーミーに弾を撃ち込みます。
その時、奥の荷物部屋から物音がしたのを聞いたサイードは、慎重に荷物部屋のドアを開けると、そこには椅子に縛られたジンスーが監禁されていました。
(島)道厳が死んだことでテンプルを取り巻く結界が解けてしまい、黒い煙がテンプル内を襲います。
テンプル内の住人達は虐殺されていきますが、ケイトはクレアを助けに行くと言ってマイルズと別れます。
その直後、マイルズの前にイラーナが現れ、逃げ道を知っているので後に続くように指示を出します。
一方で泉に取り残されたサイードはベンに連れられて出口に向かうと、クレアを救出したケイトと落ち合います。
LOST シーズン6第6話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、道厳が死んでしまう場面です。
真田広之の英語が意外と上手いことに関心しながら、今後の活躍を楽しみにしていましたが、思いのほか早く姿を消したのは残念でした。
道厳の悲しい過去を聞かされて、同じような過去を持つサイードと手を組むのかと期待したものの、次の瞬間にサイードに殺害されてしまいます。
偽ロックから持ちかけられた“何でも願いを叶える”と言う言葉を信じるサイードに、泣き所のナディアを餌にするところは、流石に邪悪な偽ロックだと思います。
本当にナディアを生き返らすことが出来るのか、今後に注目したいと思います。
FSWではキーミーが借金取り役で出てきたのは意表を突かれましたが、島でのキーミーとは違いあっさりとサイードにやられてしまうのでは、少し拍子抜けです。
サイードとナディアはこの後幸せになれるのかも気になるところです。
読み終わったら