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ニューブラッド 第3話のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

前回は、ラッシュ刑事がエスカレーターで突き落とされた女性教師の事件から捜査が進み、6人のインド治験者の生き残りのブルースを見つけて話を聞き、製薬会社のステファン捜査官が捜査対象にしているリース医師まで突き止めました。

一方のステファン捜査官は、捜査対象のリース医師に扮してパーティーに紛れ込み、クスリの入ったシャンペンを飲まされてトラックに跳ねられそうになり、リース医師を探しにホテルに来たラッシュ刑事に助けられました。

そしてラッシュ刑事がブルースの証言で治験者のもう一人の生き残りのヘンリーが捜査上に浮かび、家宅捜索しているときに、ステファン捜査官もヘンリーにたどり着き、ラッシュとステファンはヘンリーの家で会い、戻ってきたヘンリーを追いかけて捕まえました。

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ニューブラッド 第3話のあらすじ

ラッシュはステファンと朝ごはんを食べながら、なんであの家に来たんだと話しますが、捜査上のことを話すと上司に殺されると言い、ふたりだけの秘密だと、ようやく会話になりました。

製薬会社と殺人事件がつながったのでした。

しかし、ステファンの上司は警察が入ったら捜査は終わりと宣言し、ステファンたちは捜査から外されることになりました。
 

納得がいかないステファンは、ラッシュと会って捜査の話をしています。

ラッシュもヘンリーを取り調べたら、色々な状況証拠は出てきたが、ヘンリーの取り調べの様子からも、彼は殺してないと思うと確信をもって言います。

しかも、ブルースが6年も音沙汰なしなのに葬儀に来たのはおかしい、ヘンリーの情報をすらすら話したことにも疑問を持っているという、ラッシュはものすごい慧眼です。

なのに、上司に話しても無理だろうと、ステファンと一緒に翌日もう一度ブルースに会いに行くことになりました。
 

ステファンは尋問の経験がないというので、良い刑事悪い刑事で行こうとラッシュ刑事は提案します。

が、実際にブルースに会ってみると、ステファンはノリノリでラッシュ刑事の意見を自分の意見としてブルースに話し、脅しまでするのでラッシュは呆れてしまいました。

すっかりおびえ切ったブルースに、ラッシュは話したいことがあれば電話してと番号を渡していました。
 

ステファンはブルースの件がうまくいったので、自分の捜査対象のリースもとラッシュに提案します。

リースにはステファンの面が割れているので、ラッシュひとりが対応していました。

最後に従業員へのセクハラの訴えがあると釘をさしていました。
明らかにステファンの差し金です。

ところが、せっかくのラッシュとステファンの尋問ですが、勝手に動いたことで上司に製薬会社から苦情が行き、ふたりとも上司に呼び出されて叱られていました。
 

ラッシュは降格され、また巡査へ戻ります。

このとき、無能そうな相棒刑事のおっさんが黙って立っていたのですが、ラッシュが出て行った後、上司に「いいんですか、あいつはデキるやつですが」と言うところが泣かせます。

なんだかんだ言ってもラッシュの捜査能力を認めていたんでしょうか。
 

ラッシュは婦警さんとパトカーに乗ってパトロール中、拘束中のヘンリーの家へ行き、ヘンリーの母親にもう一度話を聞きます。

偽婦警が来たことも、スカイプの女性の話も聞き出しました。
そこへ話したいとブルースから電話がかかります。

ステファンもクビになったとふたりでやることもないしと、またブルースのホテルへラッシュと一緒に行きます。
 

ブルースはホテルの部屋で真実を話しますが、そこへベッドメイクと言ってメイドが入ってきました。

後でというと、ワゴンだけ置いて出て行きました。

ラッシュはワゴンをじっと見て、あのメイドの女性は前にも見たといい、慌ててみんなを部屋から出すと、ワゴンが爆発、危機一髪かと思いきや、廊下でさっきのメイドに化けた女性がマシンガンで襲ってきました。

3人並んで立っていた真ん中のブルースだけが集中砲火を浴びて倒れました。

ラッシュとステファンは階段に逃げましたが、もう一人の偽メイドがマシンガンで攻撃してきたので、屋上を目指し、ついに屋上からプールへ飛び下りて助かりました。

事件は急転直下解決しましたが、ふたりの謎の女性は謎のままでした。

ヘンリーは釈放され、ラッシュとステファンのふたりも復職となりました。

二人は名コンビだなと、ルームメイトになるべく一緒に住む家を探しに行くのでした。

ニューブラッド 第3話を見た感想

上司に言うと殺されるから二人だけの秘密に、と言って捜査状況の話をするところが笑えます。

ポンポンとテンポよく製薬会社や治験の話がおもしろいようにかみ合ったら、ステファンは同じ調子で最後にラッシュの妹のことを聞き、思わず答えそうになって怒るラッシュ、ちゃっかりしているステファンに笑えます。

人が良くて優しそうなラッシュ刑事と、要領良さそうなステファンが兄弟のようでなかなか良いコンビになってきました。
 

ちなみに、ブルースに話を聞くときの、「良い刑事悪い刑事」作戦というのは、ふたりのうち、一人が悪役になって、ものすごく強気で相手に怒鳴りつけんばかり、殴り掛からんばかりにどやしつけて話を聞き出そうとする。相手ビビる。

そこへ、もう一人の刑事が悪役刑事を追い出すか叱りつけて、相手に優しく気遣いを示し、あくまで優しくして、ほろっとなってしゃべりやすくさせて話を聞き出そうとするという、定番の取り調べ方法です。

今では魂胆がすっかり相手にばれている古典ですが。

それにしても、謎の女性にマシンガンで襲われるシーンは、3人並んで狭い廊下に立っているのに、真ん中のブルースだけ殺されて両端の二人が無傷でした。

あれだけ撃っておいて、ふたりを無傷にする方がむしろ射撃が難しいのではと思います。

イギリスでは警官は銃を携帯しない代わりに警官を殺害すると死刑確定なので、彼らを襲わないのかなと一瞬考えましたが、この女たちは、その後も階段で二人を撃ち殺そうと襲ってきたくらいなのですからね。

そして追い詰められたラッシュとステファンは、10階くらいの高さのビルからプールに飛び込んで助かりました。

こういう飛び込みシーンをよく見ますが、本当に大丈夫なのでしょうか?

高ければ高いほど、プールに深さがないとプールの底に激突するはずですし、水面に当たる衝撃も大きいので、無傷で済むとは思えません。

無事で済んでよかったです。
 

-ニューブラッド

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