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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第12話<尋問>のあらすじと感想

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第12話 前回までのあらすじ

今回マシーンがはじき出したのはケイレブ・フィップスという高校生でしたが、FBIにリースが拘束されていたことから、フィンチが代理教師としてケイレブの高校へ侵入します。

ケイレブは平均的な成績の平凡な生徒のように見えましたが、フィンチがケイレブを調べると満点が取れるにも関わらず、わざと常にテストで50点を取っていることが分かります。

更にケイレブを調査すると、ケイレブは高度なシステム・コードを開発しており、それをIT講師のクリスが第三者に売り渡そうとしていました。

ケイレブは2年前に兄を鉄道事故で亡くしていましたが、本当は不良2人組が兄を線路に突き落として殺害したと主張していましたが、それを否定されて事故として処理されていました。

ケイレブは2人組に復讐をして自殺しようとしましたが、フィンチに諭されて自殺を思い留まりました。

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第12話のあらすじ

リースを含む拘束された4人の容疑者は、ドネリー捜査官の独断で国家に対する脅威と位置付けられて引き続き拘留されます。
 
イラクでの尋問経験を持つカーター刑事に、ドネリー捜査官は4人を厳しく尋問するように指示します。
 
カーター刑事は渋々それに従い、国家に対する脅威でないと容疑者が証明されるまでは、無期限で拘留出来る旨をリース達4人に説明します。
  
 
その頃、フィンチはファスコ刑事に電話をして、マシーンが打ち出したカロリナ・ウルコヴァという若い女性を救うように依頼します。
 
リースのことを心配するファスコ刑事は、そんなことはしていられないと言いますが、美人なカロリナの写真が送られてくると、フィンチの申し出を快諾します。
   
 
カーター刑事が4人の尋問を開始しますが、リース以外の3人はチャップルの手下ですが、事もなげに嘘の履歴を述べて自分は一般市民だと主張します。
 
尋問がリースの番になると、自分はジョン・ウォーレンという投資銀行に勤務する人間で、顧客とのアポイントメントの約束があり、銀行に居たと主張します。
 
自分は軍隊での経験があるので、銀行で爆発音が聞こえた地下室へ向かったところを、警察に拘束されたと主張します。
   
 
ドネリーは最初からリースが怪しいとにらんでいましたが、リースが“スーツの男”である証拠もなく、且つカーター刑事が過去のリースの指紋記録を改ざんしたことから、
リースを捕まえられないでいました。
 
ドネリーはリースが勤務する投資銀行へ出向いて確かめると言い、その場を後にします。
 
これを見たカーター刑事はフィンチに連絡しますが、フィンチは用意してあるから安心するようにとカーターに伝えます。
 
その後、ドネリーはリースが勤務していることになっている投資銀行へ出向くと、2年前から勤務しているとリースの机に秘書がドネリーを案内します。
   
 
その頃、スーツの男を含む4人が拘束された情報が、黒幕とハーシュの元に入ります。
 
ハーシュは4人共殺害すれば良いと黒幕に告げて部屋を後にすると、道端に出て銃を空に向かって発砲します。
 
警官に取り押さえられたハーシュは、リースが拘留されているレイカース刑務所へ輸送されます。
   
 
レイカース刑務所では休憩の時間に入り、リース達は運動場へ連れて行かれます。
 
その時、1人の囚人がリースに絡んできますが、それを諌めたのは同じく収監されていたイライアスでした。
 
イライアスはリースに以前助けてくれた礼を言い、今度は自分がリースを助けたいと申し出ます。
   
 
休憩時間が終わり、カーター刑事はドネリー捜査官の指示でマカヴォイという男の尋問を開始します。
 
マカヴォイは全て話すので無罪放免にしてほしいと取引を持ちかけると、それを部屋の外で聞いていたドネリー捜査官が部屋に入ってきます。
 
マカヴォイの申し出に快諾したドネリー捜査官は、リース達の写真をマカヴォイに突きつけて、誰がスーツの男かと迫ります。
 
その時、館内に非常サイレンが鳴り響き、全員が建物の外へと避難します。
 
これは館内の会話をハッキングして聞いていたフィンチがシステムを使って鳴らしたもので、フィンチはこのドサクサに紛れてマカヴォイのポケットに携帯を入れるようにカーター刑事に指示します。
 
やがてマカヴォイはポケットの中で見知らぬ携帯が鳴っていることに気が付き、不思議に思いながらも応答します。
 
電話の声の主はフィンチで、マカヴォイが海外で不正蓄財している金をバラされたくなければ、リースではない男をスーツの男であるとドネリー捜査官に告げるように指示をしました。
   
 
マカヴォイの前に2枚の写真を置くドネリー捜査官に対し、マカヴォイはケリーという男の写真を指さします。
 
そこへドネリー捜査官の部下が近づき、ケリーが独房で首を吊ったことを報告します。
 
ドネリー捜査官は、マカヴォイは嘘を言っていると感じて、リースにもう1つの試験を行うと言います。
   
 
囚人の1人にリースを襲わせてリースの戦闘能力を試しますが、リースは耐えます。
 
それを見ていたハーシュがパイプを持ってリースを襲おうとしますが、イライアスがハーシュを止めます。
 
ケリーを自殺に見せかけて殺害したのはハーシュでした。
   
 
ドネリー捜査官のやり方に憤慨したカーター刑事は、尋問はこれ以上行わないと言い、結局リースは証拠不十分で釈放されます。
 
釈放されたリースはカーター刑事に礼を言っていると、背後からドネリー捜査官が近づいてリースとカーター刑事を手錠でつなぎます。
 
2人を車に乗せたドネリー捜査官は、2人を司法省に差し出すと言い車を走り出しますが、突然現れたカーラに殺害されてしまいます。
 
カーラの攻撃に巻き込まれたリースは意識を取り戻しますが、カーラに睡眠注射を打たれて再び気を失います。

パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第12話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、長年リースを追い回していたドネリー捜査官の死と、カーラが久しぶりに登場する場面です。
 
執拗にスーツの男を追っていたドネリー捜査官は、リースがスーツの男であると確信しながら、証拠を掴めずにリースを釈放することになります。
 
リースは何度も絶体絶命のピンチに陥りますが、その度にフィンチやカーター刑事の絶妙な作戦で難を逃れます。
 
特に投資銀行に手を廻して、ドネリー捜査官が投資銀行を訪れた際にも、リースが勤務していたこと証明できるようにしていたのは秀逸でした。
 
そのドネリー捜査官を倒したのは、皮肉にもリースを追うカーラでした。
 
CIAの元同僚のカーラがなぜリースを連れ去ったのか、これからのストーリーに注目です。
 

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