パーソンオブインタレスト

パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第11話<完全なる方程式>のあらすじと感想

更新日:

パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第11話 前回までのあらすじ

マシーンが今回はじき出したのは、アビー・モンローという帰還兵支援団体でボランティアをする都市計画局で働く若い女性でした。

アビーは都市計画局からウォール街にあるビルの図面を不正に盗んで姿を消していましたが、フィンチの調べでコールマンという帰還兵と爆弾テロを計画していることが判明します。

リースがアビーを調査すると、帰還兵支援団体の所長チャップルが、アビーは団体の金を横領したことを告白します。

リースがアビーを捕まえると、チャップルは団体の金を高利で帰還兵に融資して、帰還兵たちを破滅させていると言い、チャップルが金を預けている銀行から金を奪い返すことを説明します。

アビーを止められないと考えたリースは、アビーたちと銀行に侵入しますが、それを阻止しに来たチャップルの手下と共にFBIに捕まってしまいます。

スポンサーリンク

パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第11話のあらすじ

レイカース刑務所に収監されたリースは、DNA鑑定のために粘膜を採取されますが、それを隣の部屋からFBIドネリー刑事と一緒にカーター刑事も見ていました。

ドネリー刑事は刑務所所長に目の前にいる4人の中に、長年追っているスーツの男が居ると説明すると、所長は皆まともな銀行員にしか見えないと答えます。

ドネリー刑事は誰も4人には近づけるなと所長に命令すると、横からカーター刑事が4人を尋問するのかと問います。

ドネリー刑事は以前にカーターが採取したDNAや指紋があるので、すぐに誰がスーツの男か分かると答えます。

カーター刑事の携帯にフィンチから電話が掛かってきて、それをリースに渡すと、フィンチは72時間以内にその刑務所から出れるとリースに伝え、マシーンが新たな番号を打ち出したことも伝えます。
 

フィンチはある高校の教壇に立ち、自分は代理教員のスウィフト先生で、ベンサム先生の代理で今日の授業を受け持ったことを生徒に告げます。

生徒が話を聞いていないことを察知したフィンチは、ある生徒を指して1から100までを足すと幾らになるか、この式を知っているかと聞きますが、生徒は知らないと言います。

この生徒ケイレブ・フィップスが、今回マシーンが打ち出した人物で、フィンチはファスコ刑事に電話をしてケイレブの身元を調べて貰いました。

ケイレブは2年前に兄を鉄道事故で亡くしていたが、この件は急に捜査が打ち切りになり、不自然な形であったことを伝えます。
 

ケイレブの友達の携帯をペアリングしたフィンチは、ケイレブが麻薬売買に関わっているのではないかと感じます。

校長から代理教師らしく、余り余計なことはするなと注意されたフィンチを見て、同じ講師のクリスが気にするなと声を掛けます。

校長に不信感を感じたフィンチは校長のPCを盗み見ると、ケイレブはどのテストでも50点を取っており、その回答を見たフィンチはケイレブが全ての解答が分かっていながら、わざと50点を取っていることにフィンチは気付きます。

更にケイレブを調べると、ティエゴとロニーという麻薬の売人を使って麻薬を売らせて、その金を吸い上げていることを知ります。

しかもディエゴとロニーは、自分の元締めがケイレブであることを知らない様子です。
 

ケイレブを知らべていたフィンチの前にカーター刑事が現れると、警察に記録されていたリースの指紋を入れ替えておいたとフィンチに告げます。

しかしDNAのサンプルはFBIが厳重に警備しているので、今のところ手を出せないとカーター刑事が説明しますが、フィンチはカーター刑事ならば何とかしてくれると言います。
 

ケイレブのアクセスを調べていたフィンチは、ケイレブが高度なシステムコードを開発していることに驚きますが、コードを格納しているファイル17-6-21にクリスがアクセスしていることを知ります。

更にクリスはそのコードを、高値で売り飛ばそうとしていることも調べ上げます。
 

ケイレブの行動に2年前の兄の事故が関係していると考えたファスコ刑事は、当時の事故を担当した鉄道警察隊を尋ねます。

当時の捜査官は、ケイレブはディエゴとロニーが兄を殺害したと証言したが、証言があやふやだったので事故として処理したことを白状します。

ケイレブがディエゴとロニーに麻薬を売らせていたのは、復讐をしようとしていたからです。
 

その頃、フィンチはクリスを捕まえて、ケイレブのコードを横取りしたことを責めると、この話はケイレブから持ち込まれた話だと言います。

ケイレブは少額の旅費と交換にクリスにコードを渡す約束をしたと言います。
 

ケイレブを兄の事故現場で探しあてたフィンチは、今日ケイレブは兄が死んだ17歳6か月21日の年齢に達したので、自殺するつもりではないかと問い詰めます。

ケイレブは自分の証言で犯人を捕まえられなかったことに後悔して、真犯人に復讐した後、自殺するつもりだったと言い、自分の人生は“余分”なものだと嘆きます。

フィンチは余分なものなどないと諭し、ケイレブは自殺を思いとどまります。
 

一方で、リースのDNAもすり替えたカーターのお陰で、スーツの男のDNAと拘束されていた4人のものと合致しません。

4人は釈放されようとしますが、そこにドネリーが現れて、自分は非合法戦闘員に指名されたので、4人を再度取り調べると刑務所所長に告げます。

そしてカーター刑事にイラクで尋問を担当していたねと、訪ねます。

パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第11話を見た感想

前回からのエピソードから続いているストーリーが、今回のエピソードでも終わらず、決着が次回以降へと持ち越されたのは意外でした。

リースを逃がすために警察証拠品の改ざんまで手を染めたカーター刑事でしたが、そのカーター刑事が非合法的尋問を行うことになるのは皮肉な展開です。

リースを逃がしたいカーター刑事をドネリー刑事が疑っているとは思えませんが、警察内にリースの見方が居るとドネリー刑事は見破っているように思えます。

ドネリー刑事とリースに挟まれた形になったカーター刑事が、どのようなアクションを起こすのか今後のエピソードが楽しみです。
 

-パーソンオブインタレスト

Copyright© 海外ドラマで一息つこう! , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.