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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第11話<忘却>のあらすじと感想

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第11話 前回までのあらすじ

カーターがシモンズの銃弾に倒れた後、重傷を負いながらもリースは病院を抜け出して、シモンズを追います。

同じくショウもやり方を選ばない方法で、シモンズの関係者を拷問にかけますが、フィンチに諭されます。

シモンズの居場所を知るクインが拘束されている場所を聞き出したリースは、保安官たちが警備をしているビルへ向かいます。

保安官を倒しクインが居る場所へ到着したリースは、シモンズの居場所を吐かせて殺害しようとしますが、駆け付けたフィンチ達に止められます。

その後、ファスコ刑事がシモンズを逮捕しますが、シモンズは輸送された警察病院でイライアスによって殺害されます。

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第11話のあらすじ

ベアーを散歩に連れて街を歩くフィンチにショウから電話が入り、リースが病院から姿を消したとの連絡が入ります。
 
直ぐに電話を切ったフィンチでしたが、近くの公衆電話が鳴り響きますが、一切無視をしてアジトへと歩を進めます。
  
 
人助けの活動を行うことを止めたフィンチに対し、マシーンはアーサー・クレイプールという人物の名前をはじき出したとルートは言いますが、フィンチは興味を示しません。
 
アーサーの顔写真と履歴を見たフィンチは一瞬驚いた顔をしますが、積極的に行動しようとしません。
 
フィンチの態度に苛立っていたショウは、アーサーが入院している病院へ医師に扮して侵入します。
 
廊下の椅子に座っているアーサーを見付けたショウが話しかけると、アーサーは脳の病気で過去の記憶が消える病気であることが判明します。
   
 
アーサーの状況を聞きこんでいるショウでしたが、体格の良い男が“見ない顔の医師だが、名前は?“と話しかけ、アーサーを病室へ連れて行ってしまいます。
 
3人の男に警備されながら病室へ連れて行かれるアーサーを見たショウは、そのカードの仕方から、3人の男は政府機関のシークレット・サービスであると確信します。
   
 
やがてアーサーの妻ダイアンが見舞いに来ますが、アーサーはダイアンなど知らないと騒ぎだし、そこへショウが駆けつけます。
 
アーサーは“サマリタンをもう少しで開発出来る。私が実行しなければ”と、訳の分からないことを言い出します。
   
 
アーサーが落ち着いた後、ショウはダイアンを別室へ連れて行き、なぜ3人もの警備が付いているのかを聞きます。
 
アーサーは長年NSA(国家安全保障局)に勤めていたからだと言いますが、アーサーの仕事の内容については知らないと答えます。
 
更に数年前からアーサーの様子がおかしいと感じていたが、最近では自分のことも思い出せない時があると嘆きます。
   
 
この情報をショウがフィンチに報告すると、フィンチはサマリタンという名前に聞き覚えがあると言い、詳細を調べます。
 
サマリタンは2005年に政府が打ち切ったプロジェクトでしたが、第二のマシーンを作ろうとするものでした。
 
そしてアーサーはサマリタンのプロジェクト・リーダーで、各国の情報機関がアーサーの頭脳を欲しがっていると推測します。
 
フィンチはショウにアーサーを保護するように命令します。
   
 
その頃、リースはコロラドの寂れたバーで、1人で飲んだくれていました。
 
そこへファスコ刑事が現れて話しかけますが、リースはファスコ刑事へ帰れと言います。
 
バーに飾られている写真などから、このバーはリースの父親が経営していたバーであることをファスコ刑事は知ります。
 
リースは父親の人生を語りながら、自分の人生も意味のないものだと言いますが、ファスコ刑事は多くの人々を助けた良い人生だと反論すると、2人は殴り合いの喧嘩を始めます。
   
 
一方で、アーサーが検査室へ移されたことを聞いたショウは、アーサーの後を追うと、アーサーが自白剤を打たれたことを発見します。
 
アーサーを追いかけて一室に忍び込むと、そこへシークレット・サービスの男が現れ、“どこの情報機関の人間で、何が狙いだ”とショウに問い詰めます。
 
ショウを軟禁したシークレット・サービスの男は、持ってきた食べ物を食べながらショウに質問をしますが、急に胸を押さえて倒れ込みます。
 
ショウが慌てて駆け寄ると、シークレット・サービスの男は食事に毒を盛られていました。
   
 
この状況を電話で知ったフィンチは、病院の防犯カメラやシステムから、アーサーはビジュラスに狙われていることに気付き、それをショウに告げると、間もなく武装したコリア―達が病院へ現れると言います。
 
ショウが部屋を抜け出すと、3人居たシークレット・サービスは全員が殺害されており、ショウがアーサーの病室へ駆けつけます。
 
そこにはダイアンが居て、ショウが2人を病室から逃がそうとしますが、アーサーは行きたくないと駄々をこねます。
 
そこへフィンチが現れると、アーサーは“MITで同級生であったフィンチか?“と驚きの声をあげます。
 
フィンチは身の危険が迫っていると言い、アーサーは納得して病院を出ます。
 
病院の駐車場に止めていた車に乗り込もうとするフィンチたちに、病院へ到着したコリア―達が発砲しますが、間一髪で逃走することに成功します。
   
 
ホテルの一室に逃げ込んだアーサー夫妻は、フィンチから他人のIDを貰い、カナダに逃げる計画を聞きます。
 
それを聞いたアーサーは、“自分は何も思い出せない。唯一思い出せるのはフィンチだけだ”と嘆きます。
 
そして次の瞬間、顔色を変えたアーサーは、ダイアンは2年前に亡くなったことを思い出したとフィンチに告げます。
   
 
それを傍で聞いていたダイアンは、銃を片手に持つと、部屋にはハーシュ達がなだれ込んできてショウたちを捕まえます。
 
ダイアンを騙っていた女はハーシュのボス・コントロールで、サマリタンの情報をアーサーから得ようとしていたのでした。
 
サマリタンの情報を白状するように迫られたアーサーでしたが、それには答えようとしませんでした。
 

パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第11話を見た感想

カーターの死を乗り越えられないリースが人助けから遠ざかり、同じ気持ちのフィンチは学生時代の仲間が窮地に陥り、人助けを再開する今回のエピソードでした。
 
自棄になったリースを説得しに行くのがファスコ刑事で、今まではコミカルなキャラクターであったファスコ刑事が、最近はシリアスで格好良い役回りになってきた点がストーリーを盛り上げます。
 
リースとファスコ刑事が殴り合う場面は、ファスコ刑事の熱い想いが伝わってくる良いシーンです。
 
一方で、HRを倒したのもつかの間で、今度は政府機関のコントロールと、反政府組織のビジュラスがフィンチの前に現れて、息を飲むストーリー展開となります。
 
コントロールの見かけが少し想像と違い、何処にでもいるおばさんである風貌は拍子抜けしますが、フィンチたちがどのようにこの危機を脱出するのかが楽しみです。
 

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