パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第4話 前回までのあらすじ
マシーンがはじき出した社会保障番号は外国人向けの短期のもので、その持ち主はブラジル大使の娘ソフィアでした。
  
 ソフィアのボディーガードの面接に合格したリースは、わがまま放題のソフィアに振り回されますが、ソフィアにジャックというアメリカ人の恋人がいることを知ります。
  
 その晩、クラブで怪しい男がソフィアに近づくのを目撃したリースは、その男を撃退しようとしますが、その男はソフィアに向けて発砲します。
  
 狙われる理由についてソフィアに尋ねると、数日前にクラブで知り合ったポールと言う男の自宅へギャビーと行った後、ギャビーと連絡が取れなくなっていると言い、その時のムービー動画をリースに見せました。
  
 この動画にはポールの他に、ソフィアに発砲した男モンティが写っており、さらに動画の解析を行うとジャックも写っていました。
  
 麻薬の密売の取り分で揉めたポールをモンティが殺害して、その晩に現場にいたソフィアを始末するために、ジャックに金を渡してソフィアをおびき出しました、間一髪でリースに助けられます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第4話のあらすじ
新聞記者マキシン・アンジェリスはホテルの一室へ入ると、そこに居た男に向かって話を始めます。
  
 その男ヒックスはニューヨーク市長選に立候補しているグリフィン陣営の幹部で、グリフィンが不正献金を得ているとの情報を入手したマキシンがヒックスを突撃取材したのでした。
  
 ヒックスがこの部屋で売春婦を待っていることを知っていたマキシンは、それを暴露されたくなければ、不正献金を告白するように迫ります。
  
 ヒックスが不正資金について語ったため、マキシンはスクープを書くことが出来ました。
   
  
 ホテルでの様子を隣のビルから見ていたリースは、フィンチに状況を説明します。
  
 今回マシーンが打ち出したのがマキシンでしたが、フィンチがマキシンを調べると、過去に腐敗政治家にとどまらず、HR、イライアスなどタブー視されていた人物たちもマキシンは取材対象としていました。
  
 マキシンを狙う動機を持つ人間は何人も居ると、リースは考えます。
    
  
 新聞社に戻ったマキシンは、上司から汚職警官組織HRに関係した警官をFBIが逮捕していることを聞かされます。
  
 この記事を書くように命じられたマキシンですが、FBIはHRのボスを捕まえていないことが気になります。
    
  
 その頃、警察署でカーター刑事がファスコ刑事と談笑をしています。
  
 HRの関係者75人が逮捕されたのはファスコの情報のお陰だと、カーター刑事はファスコ刑事を褒めます。
  
 そこへFBIのドネリー刑事が通りかかり、カーター刑事が今回のHR一掃劇について感謝しますが、ドネリー刑事は歯切れの悪い返事しかしません。
  
 このドネリー刑事の表情を見たファスコ刑事は、FBIはHRの黒幕を捕まえていないと感じます。
    
  
 ファスコ刑事が息子を迎えに行くために車に乗り込むと、HRの幹部シモンズが後部座席から身を乗り出します。
  
 シモンズは今回のHR一掃劇はファスコ刑事の密告が原因だと怪しんでいることを伝え、密告していないならば、FBIがHR黒幕を逮捕する証拠品を持っているはずなので、それを奪って来いと命令します。
  
 それを断るファスコ刑事でしたが、シモンズはファスコ刑事の息子が危険に晒されるぞと、ファスコ刑事を脅します。
    
  
 その頃、新聞社に居たマキシンは特命のタレこみ電話を受けます。
  
 HRの黒幕は、マフィアのボスの息子ザンブラーノであると聞いたマキシンは、貸しのあるFBI捜査官に連絡を入れて真偽を確かめようとすると、ドネリー刑事がザンブラーノに接触していることを知ります。
  
 マキシンは真っ当な貿易会社を営んでいるザンブラーノに取材しますが、自分が関係ないとザンブラーノは関与を否定します。
  
 しかしマキシンはザンブラーノが怪しいと確信し、ザンブラーノが間もなく逮捕されると言う記事を書いてしまいます。
    
  
 マキシンが“謎のスーツの男(リースのこと)”も追っていることを知ったフィンチは、リースをそのままマキシンに近づけられないと感じ、マキシンが利用している出会い系   サイトでリースをマッチングします。
  
 マキシン好みのエリート銀行家に仕立て上げられたリースは、マキシンとデートします。
  
 その時、マキシンにザンブラーノがHRの黒幕でなかったとの連絡が入り、急遽マキシンはザンブラーノに会いに行きますが、ザンブラーノは倉庫で遺体として発見されます。
    
  
 自分の記事が誤報であったことにショックを受けるマキシンでしたが、警察に呼び出されます。
  
 警察署でドネリー刑事は、マキシンは黒幕に上手く使われて、誤報を書いたことでザンブラーノの命が奪われたとマキシンを責めます。
  
 ザンブラーノの父がHRの黒幕との連絡係りで、父が使っている証拠が書かれているノートをザンブラーノが発見し、FBIに通報してきた経緯をドネリー刑事は怒りながらマキシンに伝えます。
    
  
 その後、路上でマキシンは銃撃を受けますが、リースがマキシンを助け、2人はリースの家へ避難します。
  
 襲撃事件を映した防犯カメラから、フィンチは襲撃犯がマキシンに恨みを持つ元FBI捜査官ボーグルとピットであることを突き止めます。
    
  
 ザンブラーノの遺品からノートが遊園地のメリーゴーランドに隠されていると感じたマキシンは遊園地へ向かいます。
  
 木馬の中からノートを発見し喜ぶマキシンでしたが、2人を尾行していたボーグルとピットに捕まってしまいます。
  
 リースは自分の正体が“謎のスーツの男”であることが発覚するのを恐れて、ボーグルとピットに殴られ続けます。
  
 そこへカーター刑事とファスコ刑事が現れて、2人を救助してボーグルとピットを逮捕します。
    
  
 ノートを押収したファスコ刑事は、自分とシモンズにも金が渡っていたことが書かれているページを破り取ります。
  
 翌日、ファスコはシモンズにそのページを渡します。
    
  
 そのノートからグリフィンの対抗馬であるウォーカーに不正の金が流れていることが発覚して、ウォーカーは逮捕されます。
  
 数日後、市長選挙ではグリフィンが圧勝しますが、その様子をテレビで見ていたシモンズはHRの黒幕に語りかけます。
  
 黒幕は選挙でだれが勝っても、我々は生き残ると言います。
  
 その黒幕はグリフィンの選挙本部長クインでした。
パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第4話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ついにHRの黒幕が明らかになる場面です。
  
 今までHRはシモンズが主導で動かしているように思えましたが、その組織のボスは意外にもクインという人物でした。
  
 普段のクインは紳士的な感じの男ですが、裏の顔はなかなかの悪党のようです。
  
 ファスコ刑事の密告でHRは大量の逮捕者を出して、壊滅的な状況に思えますが、クインとシモンズを見ていると、一筋縄ではいかず、直ぐに息を吹き返すように思えます。
  
 ファスコ刑事はHRから足抜けが出来ず、今後、どのようにHRの一員として活動していくのか非常に気になります。