前回のあらすじ
ピアソン・ハードマン法律事務所では、毎年恒例のアソシエイツによる模擬裁判大会が開催されます。マイクは強敵カイルとの対戦となりました。ハーヴィーのアドバイスでマイクは和解案を提案しますが、カイルの裏切りに会い窮地に立たされます。
模擬裁判でカイルは被告役にレイチェルを指名します。原告側の弁護士役のマイクは、レイチェルへ尋問を行います。しかしその内容がレイチェルを傷つけてしまうことになり、マイクは尋問を躊躇して模擬裁判に敗訴してしまします。
一方ハーヴィーはクライアントのホテル会社社長ジョーンズから、他社との合併について相談を受けます。
合併相手の顧問弁護士はハーバードの同期スコッティでした。ライバルで元恋人のスコッティと上手く合併案を練り上げたハーヴィーでしたが、スコッティはハーヴィーを出し抜こうとします。
ハーヴィーは打開策を提案し、それが両社から受け入れられます。暴走したスコッティは顧問弁護士をクビになります。
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スーツ(SUITS)シーズン1第7話のあらすじ
ハーヴィーとジェシカは慈善事業家のルシールを訪問します。
慈善事業に使う金をマズロという男に騙し取られたルシールと、どのように金を取り戻すかの打ち合わせを行います。
慈善事業を続けるために、ハーヴィーはつなぎ融資をルシールに橋渡しします。
金利が高いことに驚くルシールでしたが、午後にはマズロの部下パーキンスを尋問することを聞いたルシールは、つなぎ融資を受けることを決断します。
事務所に戻ったハーヴィーは、他の案件でジェンセンの訪問を受けます。
パーキンスも来社したことをルイスが伝えに来ます。
パーキンスを待たせるようにと、ハーヴィーは伝えますが、ルイスは不満そうです。
ジェンセンはビジネスの話ではなく、娘のローラの素行についての相談でした。
ローラが偽造IDを作っていることを知ったジェンセンは、ハーヴィーにローラが犯罪に巻き込まれていないか調べて欲しいと依頼します。
ハーヴィーはマイクに調査を行うように指示を出します。
ジェンセンが去った後、パーキンスが待つ部屋へ向かったハーヴィーは、パーキンスが心臓マッサージを受けている姿を見ます。
驚くハーヴィーでしたが、ルイスが勝手に尋問を始め、パーキンスを追い詰めた結果、パーキンスは心臓発作を起こしてしまいます。
病院に運ばれたパーキンスは、間もなく死亡します。
重要な証人を亡くしたハーヴィーは、ルイスに怒り狂います。
しかしルイスは言い訳を並べて、自分は悪くないと反論します。
その場に居たジェシカはルイスに部屋から出ていくように命令します。
その頃、マイクはコロンビア大学に居ました。
ローラを見つけたマイクは、事前に調べていた事実をローラに突き付けます。
偽造IDを使って、父親ジェンセンの会社から200万ドルを盗んだのは、なぜだと質問します。
ローラは父親の会社が環境汚染をしていると言い、200万ドルは返さないと言います。
これを聞いたマイクは、ジェンセンとローラを引き合わせます。
しかし2人は口論をしてしまい、逆に親子の溝は広がるばかりです。
一方、ハーヴィーは予想外の人物の訪問を受けます。
マズロは社内報告書をハーヴィーに渡します。
ルシールの慈善事業資金をパーキンスが勝手に横領したという内容でした。
そしてマズロは和解金として、横領した金の10%である1500万ドルを払うと言います。
ハーヴィーはそれを拒否してマズロを追い出します。
しかしそれを聞いたルシールは、少額でも金が戻ってくるならば良いと言い、和解に応じようとします。
ハーヴィーは金を取り戻すので和解しないようにと、ルシールを説得します。
ルイスはマズロの社内報告書を調べたり、マズロの秘書イネスに不正を告白させようとしますが上手く行きません。
イネスはルイスに買収されて証言をしたと言い、ハーヴィー達は窮地に陥ります。
その晩、ローラがマイクの自宅を訪れます。
驚くマイクに対し、ハーバードのコンピューターシステムにハッキングした結果、マイクがハーバードを卒業していないことがわかったと、ローラは言います。
そしてこの件に関わるなと警告して、その場を去ります。
悩んだマイクではあることを思いつきます。
ローラを訪問し、ルシールの慈善事業が危機にあることを説明します。
そしてローラのハッキングの力を借りて、マズロの不正を暴いて欲しいと懇願します。
困惑するローラでしたが、人助けをしたいと思いマイクの話に乗ります。
マズロの口座情報をハッキングしたローラでしたが、経済的な知識がありません。
それを見たハーヴィーはルイスを呼び、ルイスの経済的知識とローラがハッキングした情報を組み合わせて、マズロの不正を見つけ出します。
マズロは返金に応じるしか術はありませんでした。
訴訟は解決しましたが、マイクは今日も残業をしています。
そこへローラが大きな荷物を持って現れます。
それはハーバードの卒業証書で、マイクの名前が記載されていました。
ローラはハーバードのシステムにハッキングして、マイクの名前を卒業生リストに加えておいたと言います。
そして父親と仲直りすることもマイクに告げ、その場を後にします。
スーツ(SUITS)シーズン1第9話の感想
今回のエピソードの一番の見どころは、最後に訪れます。全ての案件が終わり、1人事務所に残り残業しているマイク。
そこへ現れたローラは、全く予想もしないプレゼントを持っていました。
ローラが手にしていたのは、マイクが日々怯えながらピアソン・ハードマン法律事務所で仕事をしている理由を一発で解決してくれるハーバード大学の卒業証書でした。
自分の偽経歴が何時バレるかビクビクしていたマイクには、最大の贈り物だと思います。
さらにローラはハッキングをして、ハーバードのデータベース上でもマイクは卒業生として記録されることになります。
2人きりの事務所で、ローラとマイクのやり取りは良いシーンです。
ハーバード卒の肩書を得たマイクの今後に注目です。
読み終わったら