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スーツ(SUITS) シーズン4第16話<愛の示し方>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

リバティー鉄道社内に忍び込んだドナは、検事局に告発されます。

担当検事のウルフはドナを連邦犯罪で起訴すると息巻きます。

マイクが法の盲点を見付け起訴を阻止しようとしますが、ハーヴィーに敵対心を持つウルフは前例がない理由でドナを起訴します。

このことを聞いたルイスは、ハーヴィーが個人的に怨みを買っているので、自分がドナの弁護を引き受けると主張します。迷うドナの姿を見たハーヴィーは激怒します。

リバティー鉄道事故の関係者に対し、エヴァンが少額の和解金を払い、証言を拒ませていたことを見付けたマイクとハーヴィーは、リバティー鉄道のみならずエヴァンを訴えると脅します。

ドナの裁判で証言する予定のリバティー鉄道の職員に、エヴァンは証言を止めさせるようにするしかありませんでした。

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スーツ(SUITS) シーズン4第16話のあらすじ

深夜ハーヴィーが会社に向かうと、証券取引員会のケイヒルが待ち伏せをしていました。

フォースマンから不正に金を受け取った容疑で、ウッドオールを調べているケイヒルは証拠を見付けられないとハーヴィーに告げます。

ケイヒルはウッドオールの捜査が後5日で打ち切りになると説明し、ハーヴィーに協力を依頼します。

ハーヴィーはマイクの自宅を訪ね、ウッドオールの大切な人間に金が渡っているはずなので、調査するように指示を出します。

そしてハーヴィーは12年前を回想します。
 

(12年前)
ハーヴィーは裁判を勝訴したお祝いで、地方検事局の同僚とバーで酒を飲んでいました。

その時、ドナと名乗る女性がハーヴィーに話しかけます。

ドナは地方検事局で秘書として働いているが、ハーヴィーの担当になりたいと直訴します。
 

女優を目指しているドナは秘書の仕事はしっかり行うので、オーディションに自由に行けるようにして欲しいと言います。

返事に困るハーヴィーのもとへ高級ウイスキーが運ばれます。

注文していないと言うハーヴィーに対し、ウェイターは初老の男を指さし、その男からの贈り物だと告げます。

ハーヴィーはその男・フォースマンへ近づきます。

フォースマンは100万ドルの契約金でハーヴィーを雇いたいと言いますが、ハーヴィーはその申し出を断ります。
 

翌日、ハーヴィーは弟マーカスから呼び出されます。

ギャンブル依存症を克服したマーカスは、レストランを経営したいと言い、15万ドルを貸して欲しいとハーヴィーに頼みます。

金のないハーヴィーはジェシカに金を借りようとしますが、断られてしまいます。

悩んだハーヴィーはフォースマンの転職話を受ける決意をします。
 

フォースマン邸を訪れたハーヴィーに対し、フォースマンはなぜ気が変わったのかを問いただします。

マーカスの件を聞いたフォースマンは納得します。

そしてハーヴィーの最近の仕事の話を聞き、デュポン社に近々捜査が入ることを知ります。
 

数日後、デュポン社の株価が暴落します。
フォースマンが大量の株を売却したのでした。

これに激怒したハーヴィーは転職話を断ります。

しかしフォースマンは金をマーカスに渡していました。

これでハーヴィーはインサイダー取引の片棒を担いだことになりました。
 

(現在)
ドナはルイスの部屋に呼ばれます。

ルイスの秘書ノーマが急逝し、葬儀などはルイスに任せるという遺言を見付けたとルイスが説明します。

生前ノーマと仲が余り良くなかったルイスは、異常にイライラしていました。

それを見たドナは葬儀などの手続きは自分に任せるようにと言います。

葬儀の準備をしていたルイスはノーマのことを大切に思っていたことに気が付き、お別れ会をすることを決意します。
 

ウッドオールの大切な人を探していたマイクは、レイチェルの助けもあり、ウッドオールの元妻メリーアンを見付けます。

メリーアンは重度のアルツハイマーでしたが、1年前に設備の整った病院へ移送されていました。

この金を払っているのがフォースマンだとハーヴィーは確信します。

ハーヴィーはウッドオールに会い、フォースマンを売れば取引をすると言います。

反発するウッドオールに、自分も弟をネタにフォースマンに脅された過去があることを説明します。
 

事務所に戻ったハーヴィーをフォースマンが急襲します。

フォースマンはウッドオールが自分を売れば、12年前の出来事を自白してハーヴィーとマーカスを道連れにすると脅します。

ハーヴィーはフォースマンの罠だと主張しますが、フォースマンは誰も証明しないと勝ち誇ります。

突然、ケイヒルが部屋に入ってきて、フォースマンを逮捕します。

ハーヴィーは録音マイクを隠し持っていたのでした。

事件が解決後、自宅に戻ったマイクはレイチェルにプロポーズします。

その一方で、ドナはハーヴィーに別れを告げ、ルイスの秘書になることを決意します。

スーツ(SUITS) シーズン4第15話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ハーヴィーとフォースマンの最後の対決の場面です。

12年前の回想で、ハーヴィーがフォースマンにどのように弱みを握られたかが判明します。

同じことをウッドオールにしていると、ハーヴィーが直感したのは流石です。

メリーアンを探し当てられたウッドオールは逆上しますが、ハーヴィーが自分の同じ被害者だと説明するシーンは迫力満点です。

そしてフォースマンがハーヴィーの部屋を訪ね、12年前のことを勝ち誇ったように説明しますが、ハーヴィーはその会話を録音しています。

これは映画ウォールストリートで、富豪ゲッコーが不正を自白して捕まる場面と同じ状況です。

スーツ(SUITS)では有名な映画のセリフをハーヴィーとマイクが引用する場面が良くありますが、他の映画の場面と同じ手法を取るのは珍しいです。
 

一方でルイスの秘書ノーマが亡くなってしまいます。
事務所に30年以上も勤務するノーマでしたが、一度もその姿を見せることなく居なくなってしまいます。

会話の端々で登場していたノーマはかなりの変わり者だったようですが、結局見ることが出来ず少し残念な終わり方でした。

フォースマンとの対決が終わりシーズン4は幕を閉じましたが、シーズン5が待ち遠しいストーリー展開です。
 

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