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スーツ(SUITS)シーズン2第14話<パートナーの逆襲>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

ハーヴィーが担当するフォルサム食品訴訟の相手側弁護士デレクが亡くなります。デレクの代わりに任命されたのは、著名な弁護士ロバート・ゼインでした。

ロバートの娘は、ピアソン・ハードマン法律事務所で働くレイチェルです。

元従業員が女性差別でフォルサム食品を訴えたこの訴訟は、和解でほぼ合意が取れていました。しかしロバートは弱体化しているピアソン・ハードマン法律事務所の足元を見て、和解金額を値切ってきました。

これに反発するハーヴィーはロバートの提案を断り、この訴訟は裁判へと向かいます。

マイクがフォルサム食品を調べると、同じ理由で昇進を却下された女性従業員が何人もいることが発覚します。

ハーヴィーは原告を集め、2憶ドルの訴訟を新たに起こします。

娘との関係を改善したいロバートは、裁判でレイチェルと対峙するのを避けるため、フォルサム訴訟を外部弁護士に委託します。委託したのはハードマンでした。

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スーツ(SUITS) シーズン2第14話のあらすじ

フォルサム食品の女性差別訴訟を引き継いだハードマンは、ピアソン・ハードマン法律事務所に乗り込みます。

原告代表の女性に対し、証言録取を開始します。ハードマンの質問が本筋から外れ、ピアソン・ハードマン法律事務所幹部の男女比に及びます。

ハーヴィーは本訴訟に関係ないと質問を遮りますが、ハードマンは違う訴訟案件と間違えたとわざとらしく言います。

ハードマンは昔の不倫相手モニカが、不当解雇でピアソン・ハードマン法律事務所とジェシカを訴えたことを伝えます。

それを聞いたハーヴィーは、一笑に付します。裁判所で証言すれば、ハードマンが事務所の金を横領してモニカとの不倫費用に充てていたことが露呈することになると告げます。

しかしハードマンは余裕の表情を浮かべます。ジェシカの部屋へ移動し、事の成り行きをジェシカに説明します。

ハードマンの横領を証言すれば裁判はすぐに終わると言うハーヴィーに対し、ジェシカは証言出来ないとハードマンは嬉しそうに言います。

ハードマンが事務所を追い出される際、秘密保持契約を結んでいたのでした。

それを聞いたハーヴィーは、なぜ黙ってそんなことをしたのかと、ジェシカを激しく責めます。事務所に関する全ての権利をハードマンから奪うには、秘密保持契約を結ぶしかなかったとジェシカは反論します。

モニカがピアソン・ハードマン法律事務所を訴えた訴状は、以前マイクが草案したものでした。責任を感じたマイクはモニカを訪ね、訴訟は考え直して欲しいと頼み込みます。

しかしモニカはジェシカのことを憎んでおり、マイクの依頼に耳を貸しません。

証言録取のためにハードマンが再度ピアソン・ハードマン法律事務所に訪れます。モニカを解雇にしたのは、ジェシカがモニカの美貌や若さに嫉妬したせいだと主張します。

ハードマンはジェシカを枯れた女と評して、個人攻撃を続けます。激怒したジェシカは和解を勧めるハーヴィーに対し、何があってもハードマンに勝ってみせると宣言します。

2回目の証言録取にはモニカも同席します。マイクの余計な一言がきっかけで、モニカは驚く主張をします。

在職中ルイスから執拗にセクハラを受けたと言います。

事務所の誰しもが、ルイスがモニカにアプローチをしていたのは知っており、ハーヴィーも何も言えませんでした。

責任を感じたマイクは再度モニカを訪問します。

ピアソン・ハードマン法律事務所が抱えているフォルサム食品訴訟は、女性差別を受けた従業員達のために戦っている裁判だが、その弁護を引き受けているピアソン・ハードマン法律事務所がセクハラの裁判で訴えられていることが公になれば、フォルサム食品裁判で不利になる。

セクハラで戦っている女性の味方になって欲しいと、マイクはモニカにお願いをします。

最初は自分には関係ないと言っていたモニカでしたが、マイクの説得に応じて妥当な金額で和解案にサインします。

一見落着した晩、ジェシカはロバートを訪ねます。以前申し入れがあった事務所合併を許諾すると言います。

しかしロバートは、弱っているピアソン・ハードマン法律事務所は潰れるだろうと言い、潰れたらば二束三文で手に入れるので合併はしないと返答します。

スーツ(SUITS) シーズン2第14見た感想

今回のエピソードの見どころは、ハードマンの再登場です。事務所を追放されたハードマンでしたが、簡単には死にません。

横領が公になり窮地に追い込まれますが、秘密保持契約を結んでいて一発逆転を狙っていました。

この狡猾なハードマンを支えるのが、レイチェルの父ロバートです。ジェシカがハードマンと組むのは危険だと忠告しますが、ロバートは学生時代からの付き合いだと相手にしません。

しかし最後のシーンで、ピアソン・ハードマン法律事務所との合併を断り、ピアソン・ハードマン法律事務所が自滅したらば二束三文で手に入れるというあたり、ハードマン以上のワルと思われます。

実際、ロバートのワルぶりが見て取れるシーンは、他にも多々あります。これらのシーンは必見です。

今回のエピソードではマイクの説得が功を奏して、モニカは和解をしました。ハードマンのシナリオ通りになりませんでしたが、これで諦めるハードマンではないと思います。

今後、ハードマンがどのような姑息な手を使って、ハーヴィー達を追い詰めて行くのか楽しみな展開です。
 

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