前回までのあらすじ
ハードマンがピアソン・ハードマン法律事務所に復帰することになり、事務所のトップを決める必要が生じました。
パートナーの投票で事務所トップが決まることから、ジェシカは倒産部門トップのポールを味方に付けるように、ハーヴィーに命じます。
ハーヴィーはポールが苦戦する不動産会社の倒産案件を手伝うことにします。不動産会社トップのトムに会ったハーヴィーは、トムの事業を継続したいという情熱に共感します。
ポールの意向に反してハーヴィーは銀行と掛け合い、トムの負債返済期限の延長を勝ち取ります。トムの会社は倒産すること免れますが、ポールはその結果に激怒してジェシカの味方にならないと言います。
一方マイクは、レイチェルと付き合うことになります。
真剣に交際したいマイクは、自分の経歴詐称をレイチェルに告白することを決意しますが、ハーヴィーに交際自体を反対されレイチェルと別れます。
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スーツ(SUITS) シーズン2第3話のあらすじ
ハードマンの復帰をジェシカとパートナーが、表面上は温かく迎えます。
ハードマンは事務所のトップはジェシカで、自分はNo2だと言います。
パートナーの会議で議案に上がった看護婦組合が病院を訴えている訴訟について、ハードマンは自分が見つけてきたクライアントなので自分が担当したいと言います。
しかしジェシカは、その案件はハーヴィーが担当することになっていると言います。
会議が終わり、ハーヴィーはジェシカに抗議します。看護婦組合の訴訟など全く知らないのに、いつ自分が担当になったのかと問い質します。
ジェシカはハードマンに仕事をさせたくないだけだと、事も無げに言います。
ハーヴィーはマイクを伴い、看護婦組合長のラチェッド婦長に会います。
和解案を提示しますが、ラチェッド婦長は看護婦の待遇に不満があり和解案に賛成しません。
看護婦組合がストを行うと聞いたマイクは、スト延期の申し立てを裁判所に行おうと提案します。
しかしハーヴィーはスト禁止申し立てをを主張します。スト禁止の申し立てを行うために裁判所へ出向いたハーヴィーは、裁判官と親しげに話すハードマンの姿を見つけます。
ハードマンは勝手に申請の時間を早め、スト延期の申し立てをしていたのでした。
個人的に親しい裁判官は、ハードマンの申請を認めて48時間のスト延期を宣言します。
勝手な行動をとったハードマンに激怒するハーヴィーでしたが、共同代表である自分の判断だと、ハードマンは意に介しません。
その足でラチェッド婦長のもとへ向かったハーヴィーは、ストを続行しても良いと告げます。
そして和解が遅れれば遅れるほど、和解金は減ると通告します。
ハーヴィーは看護婦組合の資金が枯渇していることを知っていたのでした。
ハーヴィーの行動を知ったハードマンは、マイクを呼び出します。
マイクと自分はスト延期を考えた同志で、マイクのことを評価していると言います。
そしてラチェッド婦長を説得してきてくれと、マイクに依頼します。
マイクは病院へ向かうと、まずは自分の祖母が入院している病室を訪ねます。
そこへラチェッド婦長が訪れ、仕事の大変さをマイクに説明します。
看護婦達はタイムレコーダーに記載されている以外の時間も、サービス残業をしていると言います。
マイクは和解出来る金額を聞き出します。
その頃、ルイスのもとをジェシカが訪れます。
法律雑誌のアンケートで、ピアソン・ハードマン法律事務所は働きづらい事務所ワースト2になってしまいました。
ハーバードでは、卒業生をピアソン・ハードマン法律事務所に就職させないようにという声が上がっており、調査員を送り込むと言われているとジェシカは説明します。
この状況を何とかして欲しいと、ジェシカはルイスに依頼します。
ハーバードからシーラ調査員が来社します。ルイスが付きっきりで対応し、卒業生を継続して採用できることになりました。
しかしルイスがアソシエイツに嫌われていることを、シーラは見抜きます。
ショックを受けたルイスは、アソシエイツの雑用を徹夜して全て終わらせました。そしてアソシエイツには訴訟案件を担当させました。
マイクは和解金額についてハードマンに報告します。ハードマンはラチェッド婦長を呼んでいて、すぐに和解しようとします。
戸惑うマイクでしたが、そこへハーヴィーが現れ、違法であるサービス残業を行った看護婦達を解雇すると言います。
ラチェッド婦長はハーヴィーの言い値で和解するしかありませんでした。
訴訟が終わり家で寛ぐマイクでしたが、突然レイチェルが訪ねてきます。
自分のことを好きなのに、なぜ付き合えないのかとマイクを責めます。
マイクは自分には秘密があるが、それは誰にも言えないとレイチェルに告げます。
スーツ(SUITS) シーズン2第3話を見た感想
ついにハードマンとの対決が始まります。表面上ではジェシカが事務所トップと言いながらも、ハーヴィーには敵対心を剥き出しにします。
正攻法ではハーヴィーにはかなわないと感じたハードマンは、マイクを懐柔して自分のために使おうとします。
ハードマンの狡猾さが嫌というほど伝わってきて、そのシーンに見入ってしまいます。
今後、ハードマンがどのような手を使って、ジェシカとハーヴィーを追い詰めていくのか、楽しみでしょうがありません。
ハードマンの滑稽さも見応えがありますが、今回のエピソードで最大の見どころは、レイチェルがマイクに、なぜ付き合えないのかと迫るシーンだと思います。
マイクは自分の経歴詐称をレイチェルに告白してしまうのではないかとハラハラしながら見ていましたが、マイクは思いとどまります。
今後マイクがいつレイチェルに本当のことを言ってしまうのか、楽しみが1つ増えました。
読み終わったら