前回までのあらすじ
ヘシントン石油のエヴァ・ヘシントン社長が収賄で告訴された案件で、ハーヴィーはキャメロン検事から収賄の証拠ビデオを渡されます。
そこにはエヴァとその右腕ニックが、アフリカの要人に賄賂を渡している姿が映されていました。
更にニックがエヴァを裏切り検察側の証人になります。ニックは賄賂を渡したことを認めますが、ビデオにはニックが要人に金を渡している姿しかないので、ニックの単独犯だとハーヴィーは主張します。
検察側はハーヴィー達の提案する罰金刑の和解案を承諾するしかありませんでした。
一方、ハーヴィーから三行半を突きつけられたマイクに、ルイスは専属アソシエイツにならないかと誘います。
一度は承諾したマイクでしたが、ドナに説得されたハーヴィーは、マイクに戻ってこいと言います。マイクはハーヴィーのもとに戻ることにします。
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スーツ(SUITS) シーズン3第3話のあらすじ
ヘシントン石油の収賄事件で、社長のエヴァ・ヘシントンは収監されずにすみました。
しかしハーヴィーは、ヘシントン石油の株式を買い占めた投資家ジアナポロス対策をする必要があります。ハーヴィーは経済案件に詳しいルイスに任せることにします。
ハーヴィーがエヴァと今後の対策について打ち合わせをしていると、検事キャメロンが現れます。キャメロンは殺人の共犯でエヴァを逮捕します。
訳が分からないハーヴィーに対し、エヴァがアフリカの軍人マリガ大佐に払った金で、マリガ大佐が6名の油田開発反対派を殺害したことに対する容疑だとキャメロンは説明します。
拘留されたエヴァをハーヴィーとマイクは面会に訪れます。キャメロンの取り調べに耐えられるように、マイクが尋問の予行練習を行います。
しかしエヴァは非常に不機嫌で、早く保釈されるように手続きを行えと怒鳴ります。
保釈申請を行ったハーヴィーですが、海外への高跳びを理由にキャメロンは争う姿勢です。
ハーヴィーの機転を利かせた応対で、裁判官は僅か1ドルの保釈金でエヴァの仮保釈を認めます。
しかし裁判になれば、マリガ大佐の殺人を証言する人間は沢山いると、キャメロンは主張します。
裁判になれば不利な状況のエヴァは、証人たちに賄賂を贈り証言させることを止めさせることを主張します。ハーヴィーは即座に反対しますが、エヴァはハーヴィーをクビにします。
一方、ヘシントン石油株の買い占め対策をしていたルイスのもとに、カトリーナが近づきます。
一緒に働かして欲しいというカトリーナに対し、マイクに裏切られたばかりのルイスは、カトリーナを相手にしません。
次にカトリーナはハーヴィーに近付こうとしますが、マイクとドナに阻止されます。逆恨みをしたカトリーナは、マイクを中傷する動画を作成して事務所全員に流します。
これに激怒したマイクは、レイチェルの手を借りて復讐をしようとします。
しかしそれを見ていたハーヴィーは、くだらないことは止めてエヴァの訴訟に注力しろと命じます。そしてカトリーナにマイクに嫌がらせをした場合、クビにすると通告します。
これを聞いたカトリーナは再度ルイスの部屋を訪れて、部下にして欲しいと頼み込みます。マイクとハーヴィーに対抗心を燃やすルイスは、カトリーナを受け入れることにします。
その頃、ハーヴィーのもとにはスティーブン・ハントリーという男が現れます。
ダービーが送り込んだスティーブンは、ハーヴィーの手助けをしに来たと言います。しかしハーヴィーは信用できないので、イギリスに帰れと突き放します。
エヴァを窮地から救い出す方法をマイクが考えます。マリガ大佐の殺人を見たと証言する人間に、見舞金という形で賠償金を出し証言を止めさせる内容でした。
これならば賄賂にあたらないとマイクは主張します。エヴァはこの案を受け入れて、ハーヴィーを顧問弁護士に雇いなおします。
スーツ(SUITS) シーズン3第3話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、スティーブンの登場だと思います。ダービーが送り込んだスティーブンは、如何にもイギリスの上流階級の出来る男です。
ハーヴィーは信頼できないとスティーブンを突き放しますが、ドナはスティーブンに惹かれます。
また濃いキャラクターの登場で、スティーブンがどのようにハーヴィー達と絡んでいくのか楽しみです。スティーブンがハーヴィーの味方なのか、それとも敵なのか。
そしてドナとの関係も気になります。ドナはスティーブンのことをかなり気にいっている様子です。2人の関係が親密になった場合、ハーヴィーは嫉妬しないか見物です。
さらにヘシントン石油の事件で、キャメロンがこのまま引き下がるとは思えなく、どのような手を使ってハーヴィー達を攻めてくるか、これも楽しみです。
またダービーがこれほどまでにエヴァのことを守ろうとする理由がわかりませんが、この謎もいずれ明らかになるのではないかと期待します。
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