前回までのあらすじ
ルイスはフォースマンとの違法取引を、ハーヴィーとジェシカに打ち明けます。
事態の打開策をマイクが考えます。悪意追訴を訴え、ケイヒルとウッドオールを証言録取へ呼びます。
ウッドオールの過去の悪事をマローンから聞いていたハーヴィー達は、優位に証言録取を進めます。
しかし裁判では、ジェシカとマローンが恋人同士で、不正に証拠を得たことを指摘され、悪意追訴は認められませんでした。
追い詰められたルイスは自ら証券取引委員会へ出向き、フォースマンとの違法契約を自白します。
しかし対応にあたったウッドオールは、フォースマンの名前を聞くとルイスをそのまま自宅へ帰します。
経緯を聞いたマイクは、ウッドオールとフォースマンの関係を疑います。
ウッドオールがフォースマンから金を受け取っていると主張するハーヴィーに対し、ケイヒルはウッドオールに疑いを抱きます。
その後、ルイスはジェシカからクビを言い渡される前に、辞表を置いてピアソン・スペクター法律事務所を辞めます。
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スーツ(SUITS) シーズン4第10話のあらすじ
ボクシングジムで汗を流すハーヴィーのもとへルイスが現れます。
ピアソン・スペクター法律事務所を辞めたルイスは、就職活動をしていましたが苦戦しているようです。
どの法律事務所も顧客を持っていない弁護士は相手にしません。
ルイスはピアソン・スペクター法律事務所で自分が担当していた顧客の内、3社を欲しいと懇願します。
ルイスの頼みでハーヴィーはジェシカに話をしますが、ジェシカはにべもなく却下します。
ルイスとの契約上、ルイスは顧客を他の事務所へ引き連れていくことは出来ません。
ジェシカに頼んでも無理だと思ったハーヴィーは、大手企業P&Gの法務部長の職をルイスに紹介します。
しかしP&Gがシンシナティに拠点を構えることから、田舎には行きたくないとルイスは拒否します。
頭にきたハーヴィーでしたが、ドナがハーヴィーを諫めます。
シーラが居るボストンでの職を紹介すれば上手く行くと言うドナに従い、ハーヴィーはボストンでの職をルイスに紹介します。
喜んだルイスは面接の前にシーラに会いに行きます。
ボストンで職を見つけ、関係を修復したいと言うルイスに対し、シーラはピアソン・スペクター法律事務所を辞めたからボストンへ来る気になったのではないかと疑います。
そしてシーラはルイスとは復縁出来ないと言います。
それを聞いたルイスは落ち込み、自宅へ引きこもります。
マイクが慰めにルイスの自宅を訪れます。
ルイスの自宅にあった鍵を見て、マイクは何の鍵かを尋ねます。
その問いに驚くルイスでしたが、マイクが冗談を言っていると受け流します。
ルイス邸を去ったマイクは、レイチェルの父ロバーツを訪ねます。
ロバーツにルイスを雇って欲しいお願いをして、面接の約束を取り付けます。
ルイスが面接を受けると、ピアソン・スペクター法律事務所の顧客を奪えば雇うとロバートはルイスを嗾けます。
自分の元顧客を訪問したルイスの前に、カトリーナが立ちはだかります。
ルイスが元顧客を奪いに来ると読んでいたのでした。
懇願するルイスに対し、カトリーナはピアソン・スペクター法律事務所の内部情報を漏らします。
ハーヴィーの顧客ヴァーサライフ社の秘密を得たルイスは、ヴァーサライフ社を顧客にします。
ジェシカはマイクが情報を漏らしたと疑いますが、マイクはヴァーサライフ社を取り戻すアイデアを考えだし、ピアソン・スペクター法律事務所は顧客を奪い返します。
カトリーナは情報漏洩がバレて、ピアソン・スペクター法律事務所をクビになります。
結局、ルイスの転職話は白紙になり、マイクはルイスを慰めに行きます。
そこでマイクは鍵の話をしてしまいます。
マイクの言葉であることに気が付いたルイスは、ピアソン・スペクター法律事務所に向かいます。
ハーヴィーが不在でドナが応対をしますが、ルイスは興奮しながらドナに詰め寄ります。
マイクが話題にした鍵はハーバードの優等生に贈られるもので、マイクが鍵を知らないということは、マイクがハーバードを卒業していない証拠だと叫びます。
ドナは泣き崩れてしまいますが、ルイスはジェシカにも詰め寄ります。
ジェシカはマイクの偽経歴を認めるしかありませんでした。
ルイスはピアソン・スペクター法律事務所の共同代表の地位を求めました。
スーツ(SUITS) シーズン4第10話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、何と言ってもマイクの偽経歴がルイスにバレてしまう場面です。
マイクは事務所復帰が出来たのはルイスのお陰だと考え、事務所を辞めたルイスを親身になって助けようとします。
しかしそれが逆に災いしてしまいます。
ルイスの家で見た鍵がハーバードの優等生に贈られるものとは知らず、それをルイスに見破られてしまいます。
鍵のことからマイクの素性を見破るルイスの嗅覚は流石です。
再就職も儘ならず、シーラとの復縁も断られ、ルイスは人生最大のピンチに陥ります。
追い詰められた状況の中、マイクの偽経歴に気付くルイスの生命力は凄いものがあります。
マイクの偽経歴を知らなかったのは自分だけだと叫び、ジェシカやドナに自分を馬鹿にしたことに対し謝罪を求める姿は、怖いものがありました。
ルイスを演じるリック・ホフマンの迫真の演技は見応えがあります。
ピアソン・スペクター法律事務所の共同代表の地位を求めるルイスに対し、ハーヴィーとジェシカがどのように対応するか、今後の展開が楽しみです。
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