マスケティアーズ

マスケティアーズ シーズン2第3話のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

国王は息抜きがしたいと、庶民の服を着て酒場で楽しく過ごします。しかし、暴漢に襲われダルタニアンと共に誘拐されてしまいました。

銃士達は、国王達がセバスチャン・ルメートルに誘拐されてスペインに奴隷として売られようとしていることを突き止め救出に向かいます。

ルメートルの一味に加わっていたミレディが国王達に気付き、彼らを逃がしました。

救出に来た銃士達はミレディがいる事に驚きますが、国王は命の恩人だと言うのでした。

国王は、ダルタニアンにブルーノの処刑を命じましたが、辞退したダルタニアンに代わり、ロシュフォールが手を下します。

国王は、命を危険にさらされて、命令も聞かないと銃士達を責めるのでした。

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マスケティアーズ シーズン2 第3話のあらすじ

雨の降る夜、銃士隊の兵舎にスペイン軍の元将軍のタリク・アラマンが侵入し、トレヴィル隊長にナイフを突き付け国王に謁見させるように要求しました。

タリクは、国王に少量でスペイン船を沈められる程の強力な火薬の威力を見せると、作り方を教える代わりにパリで監禁されている娘の救出を願います。

火薬の製造方法が暗号化された紙を国王に見せると、娘を救出してくれれば暗号解読に必要な道具サイファーを渡すと約束します。

タリクは、スペインで迫害を受け、娘のサマラを連れフランスに逃げて来たのでしたが、スペイン軍に娘を誘拐されたのでした。

戦争で勝敗を決する重要な武器となる火薬の製造方法を知る為に、スペインも暗号解読器を手に入れようと、監禁しているサマラとサイファーを交換する取引に応じます。

取引場所の市場にサマラを連れ現れたスペインのバルタサール一行をアラミスが狙撃するはずでしたが、赤子の泣き声に気を取られ失敗してしまいます。

賑わっていた市場は乱戦になり、ボーガンで足を撃たれたポルトスとサマラが連れ去られてしまいました。

そんな中、王太子が高熱を出しルメー医師が治療を行います。しかし、最新の治療も効果がありませんでした。

コンスタンスは王太子を助けようと、蒸気が立ち込める洗濯場へ内緒で連れ出してしまいます。王太子がいなくなったことで、王宮は大騒ぎになります。

王太子の誘拐の罪で絞首刑にされそうになるコンスタンスでしたが、蒸気のおかげで王太子の熱が下がり絞首刑を免れるのでした。

サマラの救出に失敗した銃士隊は、タリクを引き渡す代わりにポルトスとサマラを返すようにスペインへ要求し、サイファーにも関与しないと約束します。

引き渡したタリクを護送する馬車を尾行したダルタニアンはバルタサールの隠れ家を突き止めました。

バルタサールは隠れ家でサマラを人質にタリクからサイファーの在り処を聞き出します。それは、サマラの持っている本の中に隠されていました。

乗り込んできた銃士隊によってポルトスとサマラは救出されましたが、タリクとサイファーはスペインの手に落ちてしまいました。

建物を取り囲んだ銃士隊はサイファーの引き渡しを要求します。その時、突然建物が爆発しました。タリクが持っていた火薬を暖炉に投げ込んだのです。

サイファーは破壊され、タリクも死に、火薬の製法はわからなくなりました。強力な火薬を作りたかった国王は、手に入れられなかった銃士隊を責めるのでした。

マスケティアーズ シーズン2 第3話を見た感想

今回のマスケティアーズは、一歩間違えばフランスとスペインの戦争へ発展しかねない物語でした。

強力な火薬の製法を巡っての両国の対立でしたが、最後はタリクと共に封印されてしまいどちらの手にも入らなかったのは良かったと思いました。

もしかしたらサイファーを持っていたサマラが、製法を知っているのかもしれないと考えたのは私だけでしょうか。

フランスとスペインの対立は、より一層深まっているような気がします。戦争になるのは時間の問題なのでしょうか。ロシュフォールとペラレス大使がその鍵を握っていそうです。

そして王太子の病気で、金属元素を混ぜた水を投与する治療が17世紀に存在していたことには驚きです。

結果としては効果がなく、蒸気による療養が効いたところは庶民の知恵の勝利といったところですが、王太子の病気が治り一安心です。

そして、やはり気になるのはポルトスの秘密です。1話の終盤で触れましたがまだ明かされておらず、何話目で明かされるのか待ち遠しいです。
 

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