~前回までのあらすじ~
・「スノウ」は北の『壁』に到着。ナイツ・ウォッチの生活がこれから始まる。
・<ターガリエン家>の「デナーリス」は「カール王」との結婚生活が始まり、苦労しながらも馴染めるよう努力していた。「ロバート王」は「デナーリス」と「カール王」の婚姻を知り、苛立ちを隠せない。
・ウィンターフェルでは二男の「ブラン・スターク」暗殺事件が起こり、母「キャトリン」は王都に向けて出発。
・「ネッド」は娘2人を連れ、王都に向かった。次女の「アリア」は、王の息子「ジョフリー・バラシオン」に怪我をさせてしまった。
・ダイアウルフの処分で解決する事になり「ネッド」自ら始末したその時、ウィンターフェルにいる二男の「ブラン」が目を覚ました。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第3話<冥夜の守人>のあらすじ
王「ロバート」達と「ネッド・スターク」一行は、王都キングス・ランディングに無事到着した。
狂王の殺害
「ネッド」は『王の手』として小評議会に向かう途中、鎧を着た「ジェイミー・ラニスター」と出くわす。
「ジェイミー」は「ネッド」の父と兄の話しを持ち出し、自分は正義の為に前王ターガリエン2世(狂王)「エイリス・ターガリエン」を殺害したと言った。
「ジェイミー」は、狂王を背後から刺し殺害したのだ。
「ネッド」は“父と兄の復讐と称して正当化するのか”と尋ね、“全盛期の狂王に保身で仕えていたくせに”吐き捨て、その場を去った。
国費の無駄遣いと借金
小評議会に行くと、参謀達が待っていた。
蔵相で娼館の主「ピーター・ベイリッシュ」(リトルフィンガー・通称)、密告者の長「ヴァリス」(スパイダー・通称)、「パイセル」(上級学匠のグランドメイスター)だ。
王の弟「レンリー・バラシオン」も参加している。
「ベイリッシュ」は妻「キャトリン」をかけて「ネッド」の兄と戦っていて、知り合いだったようだ。
『王の手』の任命祝いに武芸競技会を催す事になるが、国庫で賄えないため、<ラニスター家>に借金をすると言う。武芸競技会は国費の無駄遣いだと「ネッド」が言うが、以前よりラニスターに借金をしているから問題ないと開き直っている。
「ブラン・スターク」の目覚めと「アリア・スターク」の怒り
「ブラン」は目を覚まし、一命を取り留めるが足が動かない。部屋に長男「ロブ・スターク」が来て、塔から落ちた事を聞くが「ブラン」は記憶がないと答える。
「ブラン」は「ロブ」から自分の足は治らないと聞かされ、死んだ方がましだと嘆く。
一方王都では、「アリア」が「スノウ」からプレゼントされた剣を父に見られ、女の子が持つものではないと言われる。
「アリア」は友達の死で王家の者を憎み、姉の「サンサ」も嘘つきだと怒る。
「ネッド」は身内で争っている場合ではないし、互いを大事にし<家>を守れと説き伏せる。
笑いながら“剣で姉を刺すな、扱いを学べ”と部屋を後にした。
短剣の持ち主
ネッドの妻「キャトリン(キャット・愛称)」は王都に到着。早々に娼館に連れて行かれた。
館では「ヴァリス」の情報網により王都に来ている事を知った「ベイリッシュ」と「ヴァリス」が待っていた。
「キャット」は「ベイリッシュ」の古くから友人。館に連れて来た事をひどく怒る。
短剣の話しを「ヴァリス」に振られ「ブラン」を殺害しようとした短剣は「ティリオン(インプ)」の物だと判明した。
「ベイリッシュ」は「ネッド」に「キャット」が王都に来ていると知らせ、娼館に連れ出した。
「キャット」は「ブラン」の件を「ネッド」に話し、「ベイリッシュ」が事件の究明を手伝ってくれると話した。「ネッド」はウィンターフェルに早く帰るよう「キャット」を促す。
『壁』での出来事
北の『壁』では「アリザー・ソーン」(武術指南役)の指示で「スノウ」が手荒い歓迎の試合を行っていた。
武術に長ける「スノウ」は逆にやり返し反感を買う。
「スノウ」は「ブラン」が目覚めた事を「ティリオン」から教えてもらい、叔父「ベンジェン」の元へ。
「ベンジェン」はファーストレンジャー、気がかりな報告があるので明朝に『壁』の向こうに出発すると話す。
「ティリオン」は「ヨーレン(ナイツ・ウォッチ勧誘役)」と一緒に王都へ戻ろうと話しをしていた。すると「ベンジェン」がやって来てレンジャーの話しを始める。
『ホワイト・ウィーカー』は迷信だと言う「ティリオン」に絡み、“知った口を聞くな!”と言い怒って出て行った。
次に「ティリオン」はメイスターの「エイモン(盲目の学匠・狂王の兄)」と話しをする。
「エイモン」は<スターク家>の言う通り、もうすぐ冬が来る。
『壁』の状況も悪い上、『ホワイト・ウィーカー』の陰も見え始め、冬に備えないと悲劇が起こると語った。
デナーリスの懐妊
ナロー・シー(狭い海の向こう側)。 移動中「デナーリス」は、奴隷が殴られている所を見て、部族の隊を止めた。馬を降りその場を離れると、兄「ヴィセーリス」が突然“命令するなと”突っかかって来た。
護衛(ラカーロ)に止められ、殺されそうになる。
「デナーリス」は兄を助け、部族の隊に戻る。
野営のテントで待女に言葉を教えてもらっていた「デナーリス」は妊娠した事に気づく。
一方、狂王に仕えていたという「ジョラー・モーモント」は「カール王」の部下「ラカーロ」と身の上話しをしていた。
「モーモント」は奴隷商人で、父はナイツ・ウィッチの総帥「ジオー・モーモント」だ。話の最中に待女が「デナーリス」の懐妊を知らせに来た。後で追いつくと言い「モーモント」は野営場所を離れる。
「デナーリス」は「カール王」に妊娠を報告し、男の子だと告げた。
剣の練習
「アリア」に剣の先生(シリオ・フォレル)が就いた。「シリオ」は、剣さばきは“踊り”だと言い、「アリア」に教える。
その様子を見ていた「ネッド」は最初、楽しげな姿にほほ笑んでいたが、先の事を考えると心配になり顔をしかめた。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第3話を見た感想
第3話、登場人物が増えて訳が分からなくなってきました。
<スターク家>「スノウ」はこれから大変そうですね。落とし子とはいえ、名家のお坊ちゃんだから「ソーン」は気に食わないのでしょうか?叔父さんも『壁』の向こうに行ってしまうし…
「アリア」は剣の先生が就きました。「ネッド」の様子を見ると、女の子だけど1番期待しつつも1番心配な存在って所なのでしょうか?
「ブラン」も目を覚まし良かったと思ったけれど、死んだ方がまし、死にたいなんて…。心が痛みます。
『壁』では『ホワイト・ウォーカ』の話しが出始めました。悲劇とはどんな事なのか、興味深いですよね。1話目の冒頭で姿らしき物が登場したけれど、アレが襲ってくるのでしょうか?
<小評議会>の面々は、濃い人が揃っていました。参謀だからある程度偉い人と思いきや、娼館の主とかって… 凄い話しです。
<ラニスター家>の「ジェイミー」は狂王を殺害した人だった。彼は自分の利益になる事なら、人を殺すのは何てことないみたいですね。
「ブラン」暗殺事件で使われた短剣は「ティリオン」の物だと判明したけれど、これは「ジェイミー」の仕業? 弟を陥れるつもりでしょうか?
各地にいる人が何らかの形で繋がっているのも、面白い要素ですね。紙に書いておかないと分からなくなりそうです(笑)
第4話、次回も何が起こるのか楽しみです。