前回までのあらすじ
・「ジョン・スノウ」は＜ウォーグ（狼潜り）＞の「オレル」（野人）に捕まえた老人を殺せと言われるが、殺せなかった。「スノウ」は「オレル」を殺し、野人たちの元から逃げ出した。
・「ブラン・スターク」たちが雨宿りしている塔の下に野人たちが集まって来た。「ブラン」は「ジョジェン・リード」に野人たちに見つかると言われ、サマーに潜り、野人たちを攻撃した。
・次子の指揮官「ダーリオ・ナハーリス」の作戦でユンカイ制圧に成功した「デナーリス・ターガリエン」。
・「ロブ・スターク、キャトリン・スターク」と＜スターク家＞の家臣たちは双子城で「エドミュア・タリー」の婚礼の最中に旗主の「ウォルダー・フレイ」と「ルース・ボルトン」に裏切られ殺された。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン３第１０話＜次なる戦いへ＞のあらすじ
アリア、兵士を殺す
「アリア・スターク」と「ハウンド」（サンダー・クレゲイン）は＜フレイ家＞の兵士たちが、ロブのダイアフルフ（グレイウィンド）の頭に兄「ロブ」の斬首死体をつけ、行進している所を見てしまう。
そして２人は何とか双子城＜フレイ家＞脱出に成功し、「アリア」は「ロブ」が死を確信した。
森まで来た「アリア」と「ハウンド」は＜フレイ家＞の兵士４人が＜スターク家＞について話をしていた。
「アリア」は馬を降り、「ロブ」を侮辱していた１人の兵士に近づき、剣（ニードル）で刺し殺し、残りの３人は「ハウンド」が殺した。
北部の総督は…
王の手「タイウィン・ラニスター」に呼ばれ、「ティリオン・ラニスター」は小評議会に来た。そして「ウォルダー」から小評議会宛に、「ロブ、キャトリン」の死を知らせる手紙が届いていた。
「ジョフリー・バラシオン」はその手紙に喜び、「ロブ」の首を送るよう＜フレイ家＞に手紙を送れと「パイセル」（グランドメイスター）に言った。
そして自分の結婚式で「ロブ」の首を「サンサ・スターク」に渡すと言い出す。
太后「サーセイ・バラシオン」は冗談だと言うが、「ジョフリー」は本気だと言った。
「サンサ」は、もうお前のオモチャではないと「ティリオン」は言い、王と名乗っている者たちは今、ハエのように死んでいると「ジョフリー」に話した。
「ジョフリー」は自分が王だと怒った。
「タイウィン」は自ら王だと主張する者は、真の王ではないと話し「サーセイ」に「ジョフリー」を部屋に連れて行くよう言った。
小評議会が終了したが、「ティリオン」に残るよう指示した「タイウィン」は、北部の総督は「ティリオン」と「サンサ」の子が成人するまで「ルース」＜ボルトン家＞に任せると話した。
婚礼の翌朝に裏切り者の２人は…
「ウォルダー」と「ルース」は前夜に起こった出来事について話しをしていた。「ウォルダー」はリヴァーランの城主だと上機嫌だ。
「ブラック・フィッシュ」（ブリンデン・タリー）は逃亡し、「エドミュア・タリー」は牢に捕らえていた。
「ウォルダー」は＜スターク家＞も消えて「ルース」が北部の総督だなと話し、ウィンターフェルに移るのかと尋ねた。
「ルース」は、いずれは移ると答え、今のウィンターフェルは廃虚だと言った。
廃墟の理由を「ウォルダー」が尋ねると、＜グレイジョイ家＞から城を奪還するため、自分（ルース）の落とし子「ラムジー・スノウ」を送ったと話した。
「ロブ」が「シオン・グレイジョイ」の引き渡しを条件に鉄の民は許すと言ったので、彼らは「シオン」を裏切り「ラムジー」に引き渡した。
その後「ラムジー」は引渡しの条件を破り、鉄の民を生きたまま皮を剥いでいた。
お前の名前は「リーク」（シオン）だ！
「シオン」を傷めつけているのは「ルース」の落とし子「ラムジー」。
「シオン」の性器を切り落とした「ラムジー」は宦官の話しを「シオン」に聞かせた。
「ラムジー」は「シオン」に殺せと言われるが、生かしておくと話し、＜グレイジョイ家＞の「シオン」には見えないと言った。
そして「シオン」に、お前の名前は「リーク」（意味：くさや）だと言い、「シオン」が自分の名前を「リーク」と言うまで殴った。
ブラン、サムに出会う
夜の砦と呼ばれる城に泊まった「ブラン」たち。「ブラン」は何かを感じ「ホーダー」を起こす。
すると「サム・ターリー」がクラスターの娘「ジリ」を連れて現れた。「サム」は、自分はナイツ・ウォッチで黒の城に向かっていると話し、ブランのダイアウルフ（サマー）を見て「スノウ」の弟かと尋ねた。
「ブラン」は違うと言うが、自分（サム）は「スノウ」に助けられたと話し、彼の弟なら自分の弟と同じだと言った。
それを聞いた「ブラン」は『壁』の北へ行きたいと話すと、「サム」は「スノウ」が生きていれば黒の城に戻ると話し、黒の城は安全だと言った。
「ジョジェン」は安全な場所はないと言い、『ホワイト・ウォーカー』は誰にも止められないと話した。
「サム」は「ブラン」に『ホワイト・ウォーカー』を止めるのかと聞くと、「ブラン」は北に行かなくてはいけないと答えた。
ヤーラ、シオン救出を決意する
シオンの父「ベイロン・グレイジョイ」の元に「ラムジー」から手紙が届いた。
次の満月までに鉄の民を北部から全員撤退させろと書いてあり、「シオン」の性器を送りつけてきた。
そして撤退しなければ「シオン」の一部をまた送るとも書いてあった。
しかし「ベイロン」は奪った土地や砦は返さないと姉「ヤーラ・グレイジョイ」に話し、もう＜グレイジョイ＞の血筋は残せないと言った。
「ヤーラ」は「シオン」は息子で＜グレイジョイ＞だと言い、最強の戦士50名を連れ１番速い船を出すと「ベイロン」に話した。
ドラゴングラスの短剣を受け取ったブラン
「サム」は「ブラン」に神々の拳で見つけた、＜ドラゴングラス（黒曜石）＞の短剣を見せた。
短剣は『ホワイト・ウォーカー』を殺すために使うと話し、「ブラン」とリード兄弟に渡した。
「サム」は『ホワイト・ウォーカー』１体ごとに何体もの亡者（ワイト）がついていると「ブラン」に教えて、短剣を受け取った「ブラン」たち４人は『壁の』北へ出発した。
タヴォス、ジェンドリーを逃がす
「タヴォス・シーワース」と「ジェンドリー」（ロバートの落とし子）は、お互いの生い立ちを地下牢で話した。
その後「タヴォス」は字を読む練習のため、スタニスの娘「シリーン」の部屋に行き、「スタニス・バラシオン」に「エイモン」（黒の城のメイスター）から届いた手紙を読んだ。
「スタニス」は「ロブ」が死んだことを「タヴォス」に伝えると、「ロブ」が魔術で死んだか分からないが、『七王国』を血の魔術で結びつけるのは邪悪だと言った。
「スタニス」は昔「エイゴン・ターガリエン」が『ドラゴン』を使って『七王国』を征服したのは『ドラゴン』が魔法だからだと話し、若者の犠牲は不要だと言う「タヴォス」に「ジェンドリー」は死ぬ運命だと言った。
その夜「タヴォス」は「ジェンドリー」を小船で逃がした。
ヴァリスの頼みとサーセイの生きる理由
参謀「ヴァリス」はサンサの待女「シェイ」に、この状況（ティリオンとサンサの結婚）は辛いだろうと話しをした。
そして「ヴァリス」は「シェイ」にダイヤモンドを渡し、エッソス大陸へ行くよう言い、「シェイ」が王都にいると「ティリオン」が危険になると話した。
しかし「シェイ」はダイヤモンドを投げつけ、申し出を断った。
「ティリオン」の部屋に「サーセイ」がやって来て、「サンサ・スターク」に子供産ませろと言い、子供を持てば少しは幸せになれると話した。
「ティリオン」は子供を持つ「サーセイ」は幸せか？と聞くと「サーセイ」はあまり幸せではないと答えた。
しかし子供たちがいなければ、赤の城の窓から身を投げていたと話し、子供は生きる理由だと話した。
スノウとサム、黒の城へ戻る
逃げ出した「スノウ」は野人の女「イグリット」に見つかり、もう戻らないと伝えた。
「イグリット」は泣きながら「スノウ」に矢を放つと肩や足に当たった。
「スノウ」は傷を負いながらもその場から逃げ出した。
黒の城に「サム」が「ジリ」と赤ん坊を連れて戻って来た。
「エイモン」は当面「ジリ」は我々の客だから壁の向こうへ送り帰すことは出来ないと言った。
しばらくして「スノウ」は死にそうになりながら、黒の城にたどり着き「サム」たちに運ばれた。
北での出来事を知るスタニス
「ジェンドリー」を逃がしたことを「スタニス」に知られた「タヴォス」。
「スタニス」は「タヴォス」を処刑すると言い連行させが「タヴォス」は王の手としてこれから自分が必要になると話した。
なぜかと「スタニス」が尋ねると「タヴォス」は「エイモン」から来た手紙を渡し、北であった出来事が皆にもやって来ると話した。
女祭司「メリサンドル」は、“五王の戦い”は無意味で真の戦いは北にあると話し、死を止められるのは「スタニス」だけだと言い、それには「タヴォス」が必要だと話した。
デナーリス、奴隷民の解放成功
「デナーリス・ターガリエン」はユンカイの奴隷民を解放するために城門の外で待っていた。
しばらくすると彼らが外に出て来て「デナーリス」をミサ（母）と呼んだ。
「デナーリス」は『ドラゴン』を空に飛ばし、奴隷民たちの間を歩き出した。
奴隷民たちにかかげ上げられ「デナーリス」は受け入れられた。
「ジェイミー・ラニスター」は「ブライエニー」と「クァイバーン」と共に王都へ戻ってきた。
「ジェイミー」は早速、「サーセイ」に会いに行った。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン３第１０話を見た感想
第１０話。第三章の最終エピソードです。
＜スターク家＞の「アリア」は＜フレイ家＞の兵士を殺しました。本当スマートな殺し方でしたね。頭が良いのが分かります。
「ブラン」は「サム」に会いました。何だか登場人物たちが交わりはじめましたね。
「スノウ」も黒の城に戻ったし、これからどうなるのか楽しみです。
＜ラニスター家＞の「ティリオン」と「サーセイ」は何だか深い話しをしていましたね。
「タイウィン」は「ロブ」を裏切った「ルース」を北部の総督にしちゃいましたね…。「ロブ」を殺した見返りは凄いですね。
＜バラシオン家＞の「スタニス」は北の状況を把握したようです。彼はどうするつもりなのか気になりますね。
＜ターガリエン家＞の「デナーリス」は奴隷民に受け入れられて、嬉しそうでしたね。
さて次回は第４章の始まりです。『壁』の北側がそろそろ動きだしそうですね。