パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第20話 前回までのあらすじ
マシーンが打ち出したレオナ・ウェインライトという連邦人事管理局の人間を見張っていたリースでしたが、目の前でビジュラスの刺客に殺害されてしまいます。
レオナは個人情報を管理する仕事をしていたので、ビジュラスに狙われたと考えたフィンチは、ワシントンにあるレオナのオフィスへファスコ刑事と向かいます。
オフィスに到着したフィンチはレオナのオフィスにあるものが、既に何者かによって持ち出されていたことに知りますが、頑丈な金庫は無事でした。
IT技術を駆使して金庫を開けたフィンチでしたが、その背後からビジュラスのリーダー・コリアが襲い掛かり、金庫の中にあった政府の秘密文書を奪われてしまいます。
その書類には国民の監視システムであるマシーンの存在が書かれていて、コリアはその内容をメディアに暴露します。
書類に名前があったギャリソン議員は追いつめられ、マシーンの稼働を辞めることを決断します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第20話のあらすじ
フィンチから連絡を貰ったリースは、首都ワシントンへ向かいます。
マシーンは下院議員ロジャー・マコートの番号を、有用番号としてルートへ、無用番号としてフィンチへ同時に送信していたのでした。
マコートの後を尾行したリースは、マコートが老練した議員で、問題が起こりそうに気配を微塵も感じないとフィンチへ報告します。
支援団体からの陳情を上手くかわした様子を見て、リースは自分から仕掛けないことにはマコートに近づけないと感じます。
リースは物陰からマコートの自動車目掛けて、銃弾を発射します。
リースの狙い通り、身の危険を感じたマコートはシークレット・サービスの手配を行い、リースは実在のシークレット・サービスに成りすまして、マコートの護衛を担当します。
その頃、同じワシントンでグリアは、国民監視システム疑惑でやり玉に挙がったギャリソン議員と密会をしていました。
情報をリークしたのがビジュラスであることを伝えたグリアは、マシーンに変わるサマリタンを提供すると申し出ますが、ギャリソンは首を縦に振りません。
メディアの注目が集まっている中、他の議員も賛成しないとギャリソンは言いますが、グリアは障害を取り除くと断言します。
一方、マコートの警護についていたリースは、マコートがホームレスを支援する現場にいましたが、そこで不審な車を見つけます。
その車の中からマコートの動向を見ていた人間に近づこうとするリースでしたが、その車はその場から立ち去ります。
リースはナンバープレートの番号をフィンチに送り、持ち主を調べるように依頼します。
車はレンタカーでしたが、借り主はデジマの関連会社でした。
その後、護衛を続けるリースは、マコートの不倫現場にも遭遇しますが、その時にデジマの一味が現れて、マコートの秘書にリースが偽物であることを伝えます。
秘書デュランはリースに掴みかかりますが、リースに一撃を食らいます。
それを見ていたデジマは、リース目掛けて銃を乱射すると、リースはマコートを守るために、マコートを拉致して車を走り出させます。
リースはフィンチと合流してマコートに自分達は味方だと言いますが、マコートは信じません。
そこへデジマが現れてリース達は襲撃を受けますが、リースがデジマを撃退して難を逃れます。
マコートの持っていたバッジにGPSが仕掛けられていたことから、デジマが自分達の居場所を知ることが出来たことを知ります。
リースはバッジを粉々にして、近くにあった留守宅に侵入します。
家の中でマコートにデジマとの関係を聞くリース達でしたが、マコートは知らないとシラ
を切ります。
フィンチがハッキングで、マコートが投資している株が異常な値上がりをしていることを調べ上げて、マコートに迫ります。
マコートはデジマとの関係を認め、サマリタンをマシーンの代わりにする後押しをすることを、デジマと約束したことを認めます。
これを聞いたフィンチは、マシーンはマコートを自分達に殺させようとしたと考えます。
リースとショウはマコートを殺そうとしますが、フィンチはそれを止めます。
その時、SWATが家に到着し、リースはマコートを殺すことはせずに、フィンチ達とその場から逃走します。
マコートが保護された後、グリアはサマリタンの必要性をギャリソンに再度説明し、テストでサマリタンを稼働させる約束を取り付けます。
テストはニューヨークで行われ、24時間以内にテロリストを1人探し出すという物でした。
グリアは満足そうな表情をして、その後、部下にフィンチを探し出すように命令をします。
パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第20話を見た感想
シーズン3のエンディングに近づく内容となった今回のエピソードは、ストーリーが大きく動きます。
デジマの狙いがマシーンの代わりに、サマリタンを政府に使わせて国民の監視をすることであることが判明します。
それに加担するギャリソンとマコートの両議員を巻き込んだ今回のエピソードは、マシーンが自分達を守るために、マコートを殺害するように指令を出したのは、非常に驚きの内容でした。
人助けのために作られたマシーンのはずが、自分の意志で人を殺そうとするのは、フィンチが人間の心をマシーンに移植した結果であるのは皮肉な内容です。
マシーンに従ってマコートを処分しようとしたリース達でしたが、フィンチがそれを止めさせたのはフィンチらしいと思います。
サマリタンが稼働を開始することが決まり、この後フィンチ達を待ち受ける事態が非常に気になります。