パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第22話 前回までのあらすじ
サマリタンがテスト稼働を開始したため、ニューヨーク中がデジマの監視下に置かれ、フィンチは何処かへと身を隠します。
  
 フィンチとコンタクトを取ろうとするリースの元に、マシーンがフィンチの元婚約者グレースの番号をはじき出します。
  
 グレースを保護したリースでしたが、そのことをデジマに知られてしまい、グレースはデジマに連れ去られてしまいます。
  
 ルートの協力を得てデジマのアジトを掴んだリースでしたが、グリアはグレースを連れてその場から立ち去った後で、フィンチとグレースを交換すると伝言を残します。
  
 フィンチを見つけたリースは事情を話すと、フィンチは人質の交換を承諾して、自らグリアの元へ向かい、デジマに囚われてしまいます。
  
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第22話のあらすじ
フィンチがデジマに連れ去られたため、リース達はデジマの一味を見つけ出しては、フィンチの居場所を吐かせようとしますが、皆口を割らずに自決します。
  
 不思議に思うリースに対し、ルートがデジマの仕組みを説明します。
  
 デジマに加入する際、人々は契約を交わしますが、敵に捕まった場合は一円ももらえませんが、事故死した場合は多額の金が遺族に支払われる仕組みになっているようです。
  
 これではデジマ配下の人間を捕まえても口を割るはずもなく、リースはため息を漏らします。
   
  
 その頃、デジマに囚われたフィンチは、グリアに対してサマリタンを稼働させないように熱弁をふるっていました。
  
 しかしグリアは、サマリタンが世界に秩序をもたらすと言い、フィンチの役目はそれを見届けることだと返答します。
  
 フィンチはマシーンの例を挙げて、マシーンも自分の意思を持ったようにサマリタンもいずれコントロールが利かなくなると危険性を指摘しますが、グリアは聞く耳を持ちません。
   
  
 一方でルートは自決したデジマの手下の所有物を足掛かりに、フィンチの居場所を特定しようとします。
  
 以前ルートに協力した若者たちをリースが手配したアジトに連れて行き、フィンチの居場所を調べるように指示を出します。
   
  
 その後、リースを建物の外へ連れて行くと、近くの公衆電話が鳴り、マシーンが5人の番号をはじき出します。
  
 1人目はコントロールで、それを聞いたルートは、ショウにカールトンホテルへ向かうように指示を出します。
  
 カールトンホテルに到着したショウはルートの指示通りある部屋へ向かうと、そこには数人のシークレットサービスがいて、ホテルの外を映し出すモニターを見ていました。
  
 ショウは反撃してきたシークレットサービスを返り討ちにして、モニターを眺めます。
そこにはコントロールに続いて、ギャリソン議員、NSA長官のホルコム将軍、リヴェラ大統領顧問が次々とホテルに入ってくる姿が写っていました。
  
 マシーンがはじき出した2人目がギャリソン、3人目がホルコム、4人目がリヴェラでした。
   
  
 ショウがクローゼットの中に隠れると、コントロール達が部屋に入ってきます。
  
 コントロールはデジマの資料を見せて、サマリタンの有用性をホルコム達に説明しますが、その時、ビジュラス達が部屋になだれ込んできます。
  
 ショウは姿を現してコントロール達を守ろうとしますが、コントロール達はビジュラスに捕まってしまい、ホテルの外へと連れて行かれます。
  
 それとは入れ違いでハーシュが部屋に現れ、ショウはコントロール達を守ろうとしていたことを伝えますが、ハーシュはそれを信じません。
  
 その直後、リースも部屋に駆けつけ同じことをハーシュに言いますが、ハーシュは半信半疑な様子です。
   
  
 (過去)優秀な学生のコリア―は、兄が冤罪で捕まってしまったことに抗議するために検事や政府機関を訪れます。
  
 しかし検事や政府機関の人間はまともにコリア―の主張を聞かず、コリア―を追いはらってしまいます。
  
 その後、無実の罪を着せられたコリア―の兄は自殺してしまい、コリア―は政府関係者に猛烈に抗議を行います。
  
 それでも相手にされないコリア―は、政府関係者に対しての復讐を誓います。
   
  
 (現在)ハーシュとにらみ合っていたショウの元に、ルートから連絡が入ります。
  
 マシーンがはじき出した5人目が誰であるか分かったと、ルートは話し始めます。
  
 5人目は何と、元英国諜報機関MI6の諜報員であるグリアだとルートは告げます。
  
 ビジュラスがグリアを狙っていて、グリアは危機にあるとルートは言い、グリアの命が危ういということは一緒に居るフィンチも危険だと説明します。
  
 グリアの居場所はハーシュが知っているとルートは告げ、電話は切れます。
   
  
 その頃、ルートは手下の若者と共に、郊外の小高い丘に居ました。
  
 眼下に広がる大きな建物の中に、サマリタンが格納されていることをルートは掴んでいました。
  
 ルートはここからは危険が増すので、自分1人でサマリタン稼働を阻止すると言い、若者たちに別れを告げます。
   
  
 一方、リースはハーシュからグリアの居場所を聞き出し、その場所へ向かいます。
  
 しかしすでにグリアとフィンチはビジュラスに連れ去られた後で、その建物の中はもぬけの殻でした。
  
 そこには一台のテレビがあり、そこには薄暗い法廷のような場所が映し出されていました。
  
 その法廷の被告席には、デジマに連れ去られたコントロールやフィンチたちが被告席に座らされていて、裁判が始まろうとしていました。
パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第22話を見た感想
 本シーズンのエンディングが近づいてきて、ストーリーが一気に動き出した今回のエピソードでした。
  
 まず長年の謎であったコリア―が、なぜ政府に深い恨みを持っていたかが明らかになります。
  
 内容は少し陳腐なものですが、これが明らかになり胸のつかえがとれた感じがします。
  
 更に、サマリタンを巡るビジュラス、デジマ、コントロール達の争いも理由が分かり、すっきりした感じがします。
  
 これまでは物事を有利に進めていたと思えたデジマでしたが、グリアがビジュラスに捕まってしまったことから形勢が逆転したように思えます。
  
 ビジュラスが裁く法廷で、何が行われるのか最終回が非常に楽しみになってきます。